カテゴリー別アーカイブ: 話題のニュース

世界のテニス・日本のテニスについて

錦織圭 初戦はなんとか勝利

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テニス・ウィンブルドン選手権第2日(3日、英国・ウィンブルドン)男子単1回戦で、初の8強入りを目指す第24シード、世界ランキング28位の錦織圭(28)=日清食品=が、予選を勝ち上がった同198位のクリスチャン・ハリソン(24)=米国=と初対戦。錦織が6-2、4-6、7-6、6-2で下し、7年連続で初戦を突破した。


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 第1セットは互いにキープする展開が続いたが、第6ゲームに錦織がブレーク。続くゲームはジュースにもつれ込む展開も、錦織がサービスエースを決め、ブレークバックを逃れた。第8ゲームを錦織が連続ブレークし、第1セットを先取した。

 第2セットは、第5ゲームでハリソンにこの試合初めてブレークを許すと、2-4の第7ゲームにもブレークされる。続くゲームでは錦織がブレークバック。第10ゲームはジュースまで粘ったが、ハリソンにキープされ、第2セットを落とした。

 第3セットは第4ゲームで錦織がブレークに成功したが、第5ゲームはブレークバックを許す。その後は互いにキープを続ける展開となったが、第11ゲーム後にハリソンがメディカルタイムアウトを要求。第10ゲーム中に左脚の太ももを痛めたとみられ、再開後の第12ゲームをハリソンがキープしタイブレークに突入。7-3で錦織が制し、第3セットを奪取した。

 第4セットは第1ゲームから錦織がブレークすると、そのまま第4ゲームまで連取。第8ゲーム、40-15からセンターへのサービスで錦織がポイント。ハリソンを下し、2回戦進出を決めた。

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大金星ヴェキッチ 女子1回戦

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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は初日の2日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位のD・ヴェキッチ(クロアチア)が第4シードのS・スティーブンス(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで破る番狂わせを起こし、初戦突破を果たした。


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この日、ヴェキッチは今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾ったスティーブンスを1時間11分で振り切った。2回戦では、R・ピーターソン(スウェーデン)と対戦する。

同日の1回戦では、第5シードのE・スイトリナ(ウクライナ)、第16シードのC・バンデウェイ(アメリカ)、第19シードのM・リバリコワ(スロバキア)、第21シードのA・セバストバ(ラトビア)、第31シードのザン・シュアイ(中国)も初戦で姿を消した。

第2シードのC・ウォズニアッキ(デンマーク)、第25シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)らは2回戦へ駒を進めた。

3日の1回戦には日本勢で第18シードの大坂なおみがM・ニクルスク(ルーマニア)、奈良くるみは第1シードのS・ハレプ(ルーマニア)と顔を合わせる。

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フェデラー ウインブルドンでユニクロウェア

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「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)がドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-1 6-3 6-4で下し、センターコートのオープニングマッチを勝利で飾った。試合時間は1時間19分。


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 ウインブルドンに20年連続出場となるフェデラーは、最多記録となる8度の優勝(2003年~07年、09年、12年、17年)を誇っている。昨年は決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)を6-3 6-1 6-4で破り、5年ぶりの優勝を果たしていた。

 この結果でフェデラーは、ラヨビッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年の大会の2回戦で初対戦しており、フェデラーが7-6(0) 6-3 6-2で勝っていた。

 フェデラーは2回戦で、ルーカス・ラッコ(スロバキア)と予選を勝ち上がったバンジャマン・ボンジ(フランス)の勝者と対戦する。

ウインブルドン

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男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は24日、シングルス決勝が行われ、21歳のB・チョリッチ(クロアチア)が第1シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (8-6), 3-6, 6-2のフルセットで破り、大会初優勝を果たした。

決勝戦、チョリッチは過去2連敗していたフェデラーを相手にファイナルセットでは1度もブレークチャンスを与えず、2時間6分で勝利。昨年のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、 ATP250)に続きキャリア2勝目をあげた。

今大会好調のチョリッチは、初戦で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)にストレート勝ちしていた。

一方、フェデラーは惜しくも2連覇と10度目の優勝とはならなかった。

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テニスワールドカップ2020復活へ

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男子テニスのプロツアーを統括する男子プロテニス協会(ATP)は1日、2012年まで開催されていた国別団体戦のワールドチームカップ(ATP World Team Cup)が復活し、2020年1月に復活後の第1回大会を開催すると発表した。

 ワールドチームカップは1978年から2012年まで独デュッセルドルフ(Dusseldorf)で開催されていたが、廃止となっていた。新しい大会には24チームが参加し、2020年大会の賞金は1500万ドル(約17億円)、ツアーのランキングポイントも与えられる。

 ATPのクリス・カーモード(Chris Kermode)会長は「この結果に至ったことをうれしく思う。大会がATPツアーの在り方に変化をもたらすはずだ。これによって、シーズンを団体戦の一大イベントで始めることができ、現行のスケジュールへの影響も最小限にとどめられる」とコメントした。【翻訳編集】 AFPBB News

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ジョコビッチ、フェデラー共に決勝敗退

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男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は24日、シングルス決勝が行われ、元世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は第1シードのM・チリッチ(クロアチア)に7-5, 6-7 (4-7), 3-6の逆転で敗れ、惜しくも優勝とはならなかった。


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決勝戦、ジョコビッチはチリッチからマッチポイントを握り優勝まであと一歩だったが、2時間57分の激闘の末に力尽きた。

ジョコビッチは今大会の準々決勝で勝利した時点で、1968年のオープン化以降で史上10人目のシングルス通算勝利数800を達成していた。

一方、チリッチは2012年以来6年ぶり2度目の優勝を飾り、キャリア通算18勝目をあげた。

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男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は24日、シングルス決勝が行われ、21歳のB・チョリッチ(クロアチア)が第1シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (8-6), 3-6, 6-2のフルセットで破り、大会初優勝を果たした。

決勝戦、チョリッチは過去2連敗していたフェデラーを相手にファイナルセットでは1度もブレークチャンスを与えず、2時間6分で勝利。昨年のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、 ATP250)に続きキャリア2勝目をあげた。

今大会好調のチョリッチは、初戦で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)にストレート勝ちしていた。

一方、フェデラーは惜しくも2連覇と10度目の優勝とはならなかった。

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ウインブルドンビッグ4の15年間戦績

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■フェデラー:5連覇含む大会最多の8回優勝

今年も優勝候補の筆頭はフェデラーだろう。これまで2003年から2007年までの5連覇を含み、2009年、2012年、そして2017年と計8回の大会史上最多優勝を誇っている。36歳のベテランながら優勝候補の筆頭といわれる理由は、昨年と今年のずば抜けた成績だろう。昨年の「ウィンブルドン」では全7戦いずれも失セット0のストレート勝利で優勝を飾っており、今年も「全豪オープン」で優勝、2月には5年4ヶ月振りに世界ランキング1位に返り咲いている。そして昨年同様、「ウィンブルドン」に照準を合わせることも理由の一つとしてクレーコートシーズンの全てを休養に当てており、蓄積される疲労の心配は少ない。

現在グランドスラム優勝20回を誇るレジェンドが、今回更に記録を伸ばすか期待される。


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■ナダル:フェデラーとの伝説の優勝争い

クレーキングと呼ばれ、今年「全仏オープン」で11回目の優勝を果たしたナダルだが、「ウィンブルドン」でも2回優勝、3回準優勝を果たしている。特に2006年から3年連続となったフェデラーとの決勝は名勝負ともいわれる。2006年は0-6、6(5)-7、7-6(2)、3-6、2007年は6(7)-7、6-4、6(3)-7、6-2、2-6と2年連続で敗れるも、激戦を演じるとともにスコアでも徐々に肉薄した。そして2008年には6-4、6-4、6(5)-7、6(8)-7、9-7でついに初優勝を飾った。ナダルは2008年のほかにも2010年にも優勝を果たしている。

近年は怪我やクレーコートシーズンの疲れなどにより、「ウィンブルドン」では欠場や早期敗退となっていたが、「全仏オープン」と「全米オープン」を制し、3年2ヶ月振りに世界ランキング1位に返り咲いた昨年はベスト16に進出。今年もクレーコートで無類の強さを発揮したナダルが、今年は「ウィンブルドン」でもより上位に進出できるか期待される。

■ジョコビッチ:いつも自身の記録のそばにあった「ウィンブルドン」優勝

ジョコビッチはこれまでに3回の優勝と1回の準優勝を飾っている。初めて優勝したのは2011年。このとき世界ランキング1位だったナダルを6-4、6-1、1-6、6-3で破り優勝するとともに、自身初の世界ランキング1位に躍り出た。なおこの年にジョコビッチは「全仏オープン」を除く3つのグランドスラムで優勝する快挙を成し遂げている。

また2014年のときも「ウィンブルドン」優勝により、世界ランキング1位への復帰を果たしている。さらに2015年の優勝は、翌年の「全仏オープン」まで続く、4大会連続のグランドスラム優勝の最初の一歩となっており、いずれも他の記録に関係する優勝となっていた。

今年は怪我からの復帰後初、2年振りのグランドスラム優勝となるか注目だ。

■マレー:77年振りの快挙を達成した地元イギリスの星

長らく地元イギリスから優勝者が輩出されていなかった「ウィンブルドン」。海外勢が活躍し、地元勢が勝利できない様から「ウィンブルドン現象」という言葉も生まれるほどだった。その歴史を断ち切り、2013年にイギリス人男子選手として77年振りに優勝したのがマレーだ。「ウィンブルドン」で初めて決勝に進出した2012年は、フェデラーに6-4、5-7、3-6、4-6で敗れたが、翌年ジョコビッチに6-4、7-5、6-4でストレート勝利し、悲願の優勝を飾った。最後のゲームでは3度のチャンピオンシップポイントをものにすることができず、逆に3度のブレークのピンチを乗り越え4度目で優勝を決めた。そのときのことをマレーは「最後のゲームは、今までプレーした中でも最高にタフだった」と話している。

マレーはその後2016年にも優勝。2017年は準々決勝で敗退すると、その後故障に悩み復帰まで約1年かかった。イギリス国民の期待を背負うマレーが、今年はどこまで勝ち上がるか期待される。

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ジョコビッチ通算800勝、史上10人目

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男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、元世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク26位のA・マナリノ(フランス)を7-5, 6-1のストレートで下してベスト4進出を果たすと同時に、1968年のオープン化以降で史上10人目のシングルス通算勝利数800を達成した。


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この日ジョコビッチは好調で、ファーストサービスが入った時に83パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらに4度のブレークに成功し、1時間18分で今季2度目のツアー4強入りを決めた。

準決勝では、世界ランク61位のJ・シャルディ(フランス)と対戦する。シャルディは準々決勝で同62位のF・ティアフォー(アメリカ)をストレートで破っての勝ち上がり。

その他では第1シードのM・チリッチ(クロアチア)、世界ランク21位のN・キリオス(オーストラリア)も準決勝へ進出した。

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マレー復帰戦はキリオスに惜敗

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男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は19日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位のA・マレー(英国)は世界ランク21位のN・キリオス(オーストラリア)に6-2, 6-7 (4-7), 5-7の逆転で敗れ、復帰戦は黒星となった。


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昨年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約11カ月ぶりに公式戦の舞台に立ったマレーは、この日、前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)準決勝でR・フェデラー(スイス)と激闘演じたキリオスから第1セットを先取。

第2セットも先にブレークする好スタートを切ったが、タイブレークの末に落としセットカウント1-1に追いつかれる。ファイナルセットは第10ゲームでキリオスに握られた2本のマッチポイントをしのぐも、第12ゲームでは最後ダブルフォルトを犯し、2時間39分の死闘の末に力尽きた。

31歳のマレーは休養していたことで、現在の世界ランキングは156位まで落としている。

一方、勝利したキリオスは2回戦で、第7シードのK・エドモンド(英国)とR・ハリソン(アメリカ)の勝者と対戦する。

同日の1回戦では第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、N・ジョコビッチ(セルビア)、M・ラオニッチ(カナダ)らが2回戦へ進出。第3シードのK・アンダーソン(南アフリカ)、第4シードのD・ゴファン(ベルギー)、第8シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)は初戦で姿を消した。

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フェデラー芝シーズンV発進

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男子テニスのメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)は17日、シングルス決勝が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第7シードのM・ラオニッチ(カナダ)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下して大会初優勝を果たし、7月2日からのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)へ弾みをつけた。


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決勝戦、第1セットを先取したフェデラーは第2セットのタイブレークでダブルフォルトを犯すラオニッチからリードを奪い、今季3勝目、キャリア通算98勝目をあげた。

フェデラーは準決勝で第4シードのN・キリオス(オーストラリア)に勝利した時点で、18日に発表される世界ランキングで1位へ浮上することが決まっていた。

18日に開幕するゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)に第1シードで出場のフェデラーは、初戦でA・ベデネ(スロベニア)と対戦する。

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飯塚国際車いすで天皇、皇后杯

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5月19日、福岡県飯塚市で行われた飯塚国際車いすテニスで、男女シングルスの優勝者にそれぞれ天皇杯と皇后杯が贈られた。障害者スポーツの大会では初めてのことだ。
 スポーツの世界でおなじみの天皇杯、皇后杯はこれまで健常者の大会だけに贈られてきた。天皇杯は20大会、皇后杯は12大会。最も古いのは野球の東京六大学で、1946年11月に天皇杯が贈られた。これを含め天皇杯は昭和の時代に18大会へ授与され、平成は陸上と空手の2大会。皇后杯は昭和には5大会のみだったが、女子スポーツの隆盛にあわせるように、全日本女子サッカーなど7大会が平成に入って皇后杯を贈られた。


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 宮内庁は3月、飯塚国際を含む4つの障害者スポーツ大会に天皇杯、皇后杯を下賜すると発表した。天皇、皇后両陛下は皇太子ご夫妻時代から全国身体障害者スポーツ大会にほぼ毎年、20回以上出席なさるなど障害者スポーツを応援されてきた。リハビリを超えた競技性の高いスポーツとして発展してきた現状も踏まえ、天皇陛下の来年の退位を前に宮内庁が日本障がい者スポーツ協会(日障協)と協議して決めた。
 車いすテニスに加え、車いすバスケットボールの男女と車いす駅伝の大会が対象となった。ただ男子、女子という分け方になじまないものがあるのが障害者スポーツ。車いすテニスには障害が重い選手が男女混合で戦うクアードという種目があるが、今回、飯塚国際ではクアードの優勝者には何も授与されなかった。日障協は複数の天皇杯を打診したが、宮内庁から色よい返事はなかったという。障害者スポーツの魅力の1つはこうした多様性だ。今後の検討課題だろう。

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