グリンタ98ライト

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とりあえずテスト用にグリンタ98ライトを調達。

まあ・・・何ででしょうね(笑)

ピュエロで特に文句は無いんですけど・・・

とりあえず一発目は土曜日に久々のHDアスタポリ125を52P。

この前試打時に一番好印象だったのがグリンタ98ライト。普通の重さのは無かった。

試打のガットはスノワートのサニーコア、ポリとマルチフィラメントのコンポジット。

ポリの弾きとマルチのソフトさ、撓みとかがウリでしょうが、見た感じ外皮のポリの割合のがとても多そうだったので、自分が選んだのは弾き系のHDアスタポリ。

EXO3グラファイトに張った時はヒットすると弾いて快適にボールが走ったので、グリンタ98と相性が良いに違いない!

そう思って張ってみたら超硬くて飛ばず、使いこなせず・・・

軽く飛ばしてくれると思ったが間逆の結果。

いや、前に使っていた時とフィーリングが全然違うぞ・・・

EXO3グラファイトだけじゃなくてエスマッハツアー、プロゾーン2でも使ったんだけどなぁ・・・俺が使いこなせなくなったのか・・・?

グリンタ98のフレームもラウンド系だから元々弾き系ですが結構硬質的、そしてアスタポリも硬く、まるで反発力が機能せず。

思った以上にフレームにパワーアシストが無い・・・ストリングパターンが16x16だから割と飛ぶんじゃと試打の時に思ったが・・・それはサニーコアの反発力・・・?

 

 

 

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予想以上の硬質的だった原因の一つにこれもありそう。

入手してすぐに元グリをレザーに交換したのですが、元グリを何も考えず外すとこんな感じ。

青いフィルムがありますが、これはラケットの付属品か、元グリの一部か・・・

元グリの一部でした・・・台無しにしてしまった・・・。

エアーバブルグリップ、4層構造のグリップをスノワートのラケットは標準装備との事。

せっかくなので青い部分を残して上からレザー・・・なんてのも考えてみましたが、ピュアなフィーリングが欲しかったので(謎)普通にレザー巻きました。

スノワートが腕に優しい、というのはこのグリップもやはり一躍買っていたのかも。

試打した時は打球感はあったけど、腕に優しいって言われるだけあるような薄さ?はあったかもしれない。

レザーにするとやはりグリップにも硬さ、ハードさを感じる・・・そういうグリップだけど、グリップの感触もまた大きく変わってますます使いこなせず。

フィーリングを和らげる振動止めとかも、付けていると打球時の負担が減って心なしかスイングスピード上がる気がする、エアーバブルグリップもそういうところか。

 

 

 

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使いこなせないと分かったらさっさと切ってまた別のを本日張る。

弾きのフレームに弾きのガットを使いこなせなかった、であればカドを優しくするマイルド系?

次に合うと思ったのはポリジナモス。

でも初っ端からHDアスタポリを外したのでこの直感あてになるのか(笑)

しかしフレームのアシストが期待できないとなると、ジナモスさんは硬く張ると飛ばなくなるので緩くしておきたいところ。

でも緩いと打球時に暴れるんだよなぁ・・・じゃあプロフォーカスの方が?って思うんだけど。飛びもスピンも良いし。

でもプロフォーカスは食い付き過ぎて、喰い付き分の撓みが戻り切らなくて逆に飛ばなそうというか、フレームの正面厚の薄い弾きの打球感に対しシャープ過ぎて心細いというか・・・

どっちにするか迷いに迷い・・・まあ合わなかったらすぐ変えるけどすぐに正解欲しいしね。

ポリジナモスを47ポンドでセッティング。

この中途半端なセッティング・・・飛ばないし緩いってなったら嫌だなと思ったが良い結果に転がってOK。

そこそこ飛びが良くなった。懸念したコントロール性もそんな悪くない。

16x16で緩く張ったら大分緩くなるだろうけど今回はよく使えた。

とりあえず初日よりは使い易くなった。

テニスオフのシングルスでも久しぶりにテニスらしいテニスができて快勝。

最近はピュアアエロのパワーでひたすらかっ飛ばし、それだけで終わる淡々とした球打ちばかり。

まるでテニスと呼べる物ではなかった。

その前もプロゾーン2、最初はシンプルで使い易いと思っていたが真ん中に当たらなくなり、EXO3グラファイトに戻ってスイートスポットを広げてもどんどん当たらなくなり。

そしてすぐにミスる、粘ろうとしても全く入らない。

自分のイメージとの剥離が大きく、ここ最近、去年も、ずっと、まるで試合にならなかった。

ただ単に下手糞なだけでは・・・?って話ですが。

そこでグリンタ、この日のセッティングだと何と言うか、ミスの原因が分かり易く感じる。

トラックマンで計測した時に打球の打ち出し角度のバラ付きが少ないらしいってデータが出てたのですが、それが表す通りなのか、自分のイメージからズレる淡泊な凡ミスが少なかったように思える。

その要因は球持ちがある独自のフレーム設計か、高品質な素材か、レザーを巻いたのも良かったのか、打球時のフィーリングで、ちょっと無理して打っちゃったなとか、面で変なところに当たっちゃったしこんなものかなとか、妙に納得がいく。

まあピュアアエロから変えたら飛びが落ちるから必然的にボール収まるだろって話にもなりますが。

そして変な凡ミスよりも僕の動きの悪さが原因のミスが酷く目立つ(笑)

テニスをガチるのを随分とサボっていたか、そしてピュアアエロで楽をし過ぎていたか。

ボールの飛びが落ちる分、力押しは中々難しい。

トラックマンの数値上では球持ちの分パワーを伝え易いという事でスノワートのラケットのスピードのデータが目立っていたが、まあ流石にピュアアエロから98インチの薄ラケにいきなり変えると、飛びの分がね。

しかし久々にテニスらしいテニス、ラリーをするって事が成立するのでどんどん工夫をしたくなる。

 

不思議な事にボレーがやたらとし易い。

この前の今年最後の市民大会だったダブルス予選では、キープ合戦の最中、思いきって勝負を仕掛けてのボレー連続ミスによるブレイク失敗・・・海老名の悲劇を起こしてしまった訳ですが(笑)

グリンタはボールが飛ばないから?ボレー弱点の自分でもミスり難いのか?

とりあえず分かるのは操作性の高さ。

バランスポイントなんかチューンナップでどうにでも弄れると思ってるんですけどね・・・

290gの310mm、このトップライト、試打を握った時点で気に入りましたもん。

レザー巻いたらそのバランス崩れちゃうかなとも思ったけど、巻いて振ってもやはりバランス良し。うれしいね。

しかしこのぐらいの事で?こんな使い易くなるか?

うーん不思議ね・・・ってあれ?

今見直したらバランスポイント310じゃなくて330mmじゃん(ガチ)

まあそれはともかくとしてあとサーブ、ストロークでちょっとパワーダウンが不安だったけど、サーブの方がキレ良くて好印象。

軽くて振り抜き良いからなのかなぁ。

ただやっぱり使っていてもう少しくらい重さ欲しいねとは思う。

ある程度の重さは無いとちょっと不安よ。

ちょっと困り気味なのはバックハンド。

今まではグラファイトがフェイスに粘りがあって、バックハンドはそのフィーリングを頼りに打っていたところがある。

ピュアアエロでもそうだったんだけど、たわみが無く弾きが早いからバックがすぐ飛んでいって力を込められない?ってのがあった。

グリンタ98もまた、フレーム自体はかなり球持ちがあるらしいが、使用2回の感想だと弾くフレームで、しならない、そして軽くてカーンッとすっ飛ぶ。

いや、ちょっとこれはラケットのせいではなく自分のスキルの問題か。

グラファイトは変な打ち方でも粘りっ気で誤魔化せた。

グリンタ98は何が悪いのか教えてくれる気がする。俺がバック早打ちフルスイングばっかだからや・・・

はっきりしたフィーリングが良いなと思う反面、自分はやっぱしなるフレームが好きなのかなあと思う。

市販品ながら素材は高品質と謳っているスノワート。

高品質と聞いて思い浮かぶのは当然プロストック、プロストックと言えばよく聞くのがしなりですよね。

打った事のあるプロストック達と比べると、残念ながらグリンタ98はしならないし、爆発的なパワーも今のところは感じられない。

所詮市販品は市販品か?

と言ってもプロストック=しなるラケットという事ではなく、選手好みに自由自在という立場であり、硬質なプロストックだって存在すると聞く。

そうですね、赤ドネー。

あのラケットのフィーリングは、しなり求めるマンの僕には硬く弾く感覚だった一方で、使いこなせたら面白いだろうなって感想を抱いた。

面白いって何だ、威力もパワフルだって記憶もそんなに強くは無いが、良いボールが行っていた。

あのフィーリングならではの良いボールと言いますか。

硬く、弾く・・・スペックこそ諸々違えど、何故だか自分の中では赤ドネーとグリンタ98と被る部分がある気がする。

あ、赤ドネーと言えば、これによく似た打感をもう一つ知っている。

弟のシックスワンも硬質で、弾いて、しかし妙な安定感、使い易さ・・・こんな感じだったかな。

振動自体は市販品のシックスワンこそブルブルしていたが、それと比べると赤ドネーは綺麗だった。

グリンタ98ライトも、また・・・98インチに広がったフェイスとレザーに巻き替えた事が原因か最初は確かに硬さが気になった。

振動はまだビーンとしたものを割と感じるが、それは雑なノイズとも言い難い。

あるよね市販品だと、変なノイズが出るラケット。

グリンタはエアーバブルグリップ巻いてると結構緩和されて薄くシャープになるかもしれない、そこをレザーだとダイレクトさが増す、そこが結構良い感じ?

まあまだ使って2回だからプラシーボ効果かもしれないけどね(笑)

威力の面に関しても、トラックマンでは結構な速度が安定して出るのがスノワート。

独自のフレーム形状でスイートスポットを広げ、ディフェンシブなプレーでもショットのクオリティを出すのもスノワート。

ここまで書いておいて、まだまだグリンタの性能を引き出せてないってところですかね。

まあでもこの日のプレーは本当に久しぶりに良かった・・・ピュアアエロからパッと見のパワーはダウン?でも結構いける気がします。

 

 

 

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おまけ。テニスオフの帰りに見た看板。

横浜温泉(チャレンジャー)

何なのだ、温泉とは戦場なのか。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 21:56 | 8,664件のコメント

コメント(8664)

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  4. ひええ・・・
    しなり方が制御されているからブレ無さすぎて逆に硬く感じる、赤ドネーがこんな仕組みだとは全く見抜けませんでした。
    ラケットのしなり方、特性を感じ取れるだけの技量は、自分には身につかなかったようです・・・
    スノワートはフレームの各部のしなり方を変えてる、高級な素材を使っていると言う割には硬めだなと思っていましたが、彼らもまた、赤ドネーには及ばなくともそういうフレームという事なのでしょうか。

    クレー クレー より: 22:34
  5. 赤ドネー、、、、
    今日本にある赤ドネーは、ほぼ間違いなくその全てが私が出荷したものだと思います。
    (このラケットがどういう経緯で流通しているかを知っていれば、ご納得いただけると思いますが、それを公開はできないのが残念(笑)

    で、「硬い」という評価ですが、結構興味深いですね。
    もちろんきちんとしなるラケットですが、そのしなりの方向や量が恐ろしく高精度に制限されているので、面ブレなどがないために結果として硬いとお感じになる方は結構いらっしゃいます。

    しなり過ぎないので飛び過ぎないし、面にボールがきちんと載って、結果ストリングスがその仕事をきちんとできる。
    しなる方向がきちんとしているので面が安定してますますコントロールしやすい。
    こういう循環になっているのが非常にわかりやすいのがこの赤ドネーだと思います。
    いくらプロストックといってもこういうのはなかなかないですよね。
    特に最近はプロストックも市販品とあんまり変わらないものが多いので、結構がっかりすることが多いです。

    今でも多くの方から要望があるのですが、皆様にお届けできるほどの量が入手できないのが残念です。

    NYC在住 より: 06:57

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