日別アーカイブ: 2015年7月16日

王家の人々の愛憎劇「宮廷の泪 山河の恋」後金~清のなりたち

清朝初期の王家の人々の愛憎劇を描いた超大作! 時は17世紀初頭、明との戦いの最中、金(清の前身)の大汗(首長)であり、のちに清の初代皇帝とされるヌルハチが逝去。第四皇子であるホンタイジが後継者となる。ホルチン部(モンゴル)首長の娘で、”幸運の星”の下に生まれた玉児(ユアル)は思いを寄せるホンタイジの側室となるが、彼女の行く手には過酷な運命が待ち構えていた…。「宮廷の泪・山河の恋 DVD
後金~清のなりたち
ヌルハチを生んだ女真族は、12~13世紀に金を建国し中国東北部を領有していたが、13世紀にモンゴルに滅ぼされると17世紀にヌルハチが後金を建国するまで、女真族はおもに建州、海西、野人と3つの勢力に分裂していた。
1583年に祖父と父を明軍に殺された建州女真族出身のヌルハチは、わずかな手勢で挙兵。またたく間に建州女真族を統一してしまった。1616年、ヌルハチは建州、海西など全女真族をまとめあげ後金を建国。
その一方で北元のモンゴル人たちはダヤン・ハンがモンゴル諸部を支配下においた後、彼の子孫が各部族の長につくことで、緩やかな連合を保っていた。しかし 東方のヌルハチ率いる女真族に脅威を覚えたチャハル部族長のリンダン・ハンは強引にモンゴル部族の再統一を図った。
すると、対等な同盟関係でない強権的な関係を嫌うホルチン部はいち早くヌルハチと同盟をした。
第1話で哲哲がホンタイジに嫁いだのも、この同盟のためだった。
その後、ヌルハチの後を継いだホンタイジは、1632年、自ら大軍を率いてチャハル部に攻め込んだ。リンダン・ハンは病死し、彼の遺児とその母も後金軍に降伏したため、チャハル部は滅亡。元朝時代からチャハル部に伝わっていた玉璽をホンタイジに差し出した。本作では娜木鐘がこの母に相当すると思われる。
1636年、ホンタイジは首都・盛京の宮殿で、満州人・モンゴル人・漢人に推戴され、皇帝として即位し、国号を後金から清にあらためた。
その後、清と明は幾度も戦を繰り広げる中、1643年、ホンタイジは52歳で亡くなった。
ホンタイジの後を継いだのは、わずか6歳の幼児フリン(福臨)だった。フリンは第3代順治帝として即位したが、政治はドルゴンが摂政として補佐をした。翌1644年、明は李自成の内乱によって崩壊。ドルゴンは北京に進軍し、順治帝も盛京から北京へ移り、紫禁城の主として清は中国の王朝となった。
そして、清は第4代康煕帝~第6代乾隆帝の時代に最盛期を迎えていく。
後継の座は…
宮廷の泪・山河の恋 あらすじ」では、初代ヌルハチの二人の王子に注目!
ヌルハチは、後継者を指名しないまま亡くなった。
そのため、第2~3話で描かれたように玉児の証言が
”どちらが後継者なのか?”重要に!
後継者と目されたのは、
第4子・ホンタイジと第14子・ドルゴンだった。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者anna00 17:49 | コメントをどうぞ