自己紹介

社会人から始めたテニスプレイヤーです
テニスで日々気になったこと、気づいたことを更新していきます!

カテゴリー: 自己紹介 | 投稿者ballboy 20:41 | コメントは受け付けていません。

テニス再開

コロナ始まり出してテニスもあまりやっていませんでした。
そろそろ再開も兼ねて久々の投稿になります。

テニスジュニアと一緒に練習する機会が過去にあったのですが、
私がテニスやり始めの頃には気が付きませんでしたが今思えば体は明らかに成長していないジュニアの方が
単純なボールのスピードや回転量は劣るはずです。
私とジュニアの打っているボールのクオリティを比較すると大して差異がありません。

私が初心者の方には体がガリガリで筋トレも何もしていない状態で始めることをおすすめしたいです。
体がガリガリだと当然ボールのスピードを上げること回転量を増やすことは難しくなっていきます。
ジュニアと条件を同じにすることで体の使い方をよく考えるようになり、より全身を使ってボールを打つようになります。
重いラケットおすすめする理由も全身を使うということになります。
ある程度体の使い方が分かってきた頃に食事の量を増やして軽い筋トレをすることをおすすめします。
筋トレするにも注意が必要で体のバランスが崩れては意味がないですし、胸や腕ばかり鍛えると逆にスイングスピードが落ちたりします。

私は最近筋トレにハマっています。
一応テニスのレベルを上げるためにやっていますが、単純にスポーツ体系でムキムキを目指しているわけではありません。
専属のトレーナーがついているわけでも選手でもないのでテニスのレベルも上がるとも思っていません。
趣味なのでそれぐらいのスタンスでやっています。
正直、筋トレするよりラダーのフットワーク練習や柔軟体操中心にやった方が上手くなると考えています。

再開するにあたって足の使い方を改善していきたいと思います。
昔サッカーをやっていたこともあって足の力はある方だと思っていますが、十分に生かしきれていないという疑問があります。
オープンスタンスにこだわるあまりボールを打った後打つ方向につま先が向いていないということが多々ありました。
ラリーをしている時も時々ボールの伸びが浅かったり必要以上に無駄な力を使っている感覚がありました。
思い当たる点がいくつかあるのでより全身の筋肉を効率よくコントロールできる範囲の総体的なボールクオリティを上げられたらな思っています。
久々なのでそれ以前にラケットにボールが当たらないかもしれません笑

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ballboy 20:02 | コメントは受け付けていません。

Alcarazについて

Carlos Alcaraz選手を知ったのは16歳 2020年RIO大会になります
彼のジュニア時代 14歳〜18歳 経歴を追って映像を見て研究をしていました
そして今もずっと私は素人ですが、分析して基礎的な部分を取り入れて練習しています
彼の何が凄いのか私なりに分析してみます

単純に何が凄いのか?

・若いのに年上やベテランの選手に勝てる技術や判断、冷静さ
・どこに打ってもボールが返ってくる素晴らしい読み
・サーブからラリー リターンからラリーの組み立て方が基本に忠実(リスクをあまり取らない)で相手や状況よっていろんな種類のショットを打ち分けられる

私が最初に見て感じたのはこんなところです

ボールの威力

・ラリーを見て純粋に凄いと思ったのは16歳とは考えられないくらいのボールの威力でした。
10歳以上のベテラン選手相手でも負けないくらいです…
試合で打っているボールの威力はもっと上げられるのでしょうが、しっかり回転をかけてコート内に収められること、安定してラリーを続けられるボールの威力が高いです

サーブ

・試合を見ると分かりますが、ATPの中ではビックサーブと呼ばれるようなサーブではありません
状況や相手の分析によってコースを使い分け崩してラリーで有利を取れればいいくらいです
安定していてほとんどダブルフォルトはありません
彼がサーブのゲームでも相手に取られることは多々あります
・安定重視のため回転は縦回転 スロー再生動画を見るとスライスサーブでも体の使い方がスピンサーブ寄りのしなり方、ラケット軌道をしています
奥に突き刺さるようなサーブなので相手を後ろに下げさせる目的が強いサーブに見えます

ドロップショット

・他の若い選手に比べてもドロップショットを使用する回数は多いです
特にクレーコートはボールが跳ねにくいためか使用する頻度は多いです
ドロップショットが拾われることが多いですが、拾われた後の読みと対処がしっかり組み立てられているためポイントになることが多いですこれについてはかなり勉強になりました

ループボール

・相手のサーブが良かったりラリーで不利だったりドロップショットが拾われて相手がネット前にいるときによく使います
状況によって使い分け、使用する頻度は他の選手と比べて多いです
不利な状況を立て直したり、相手が起こしてくるアクション対する読み、ループボールをした後の展開が考えられているため積極的に使ってきます
咄嗟に出るわけでなく目的がはっきりしたループボールのため回転がしっかりかかっていてアウトミスが少ないです

リターン

・相手が打ってくるサーブのクオリティや打つコースの読みによって後ろに下がったりかなり前に出たり角度をつけて待ったりと
バリエーションが多くラリーを展開してポイントを取る確率が非常に高いです
後ろに下がって打つことはありますが、なるべくコート内に入ってライジングで捉えるパターンが多いです
基本に忠実なためクロスに返してラリーに展開することが多いです

ボレー

・彼がポイントする時はボレーで決めるパターンが多いです
スペインでは第2のナダルと呼ばれていますが、彼はインタビューで言っている通り
「My Game is Similar to Federer」 プレイスタイルがフェデラーに非常に近いです
ボールの威力が高いのと相手の崩し方(上手く返球させないこと)が上手いため、ボレーしやすい展開を作り出しています
他の選手に比べていかにボレーで有利な状況を作るのか特に考えているように思えます
相手のリターンが奥まで飛んでこなくコースが読めていない時はサーブ&ボレーも使用しています

基本に忠実なラリーとゲームメイク

・ラリーが展開され左右に振り回されたり不利な状況で打つコースはクロスに狙い
ボールが浮いたり威力がない時はドロップショットもしくはストレートを狙います
リスクは最小限に抑え、返すのに余裕がないようなボールや相手が前に来てボレーする展開でもクロスで繋ぎます 少し無理をしてネットが高いストレートを狙ったりする場面は見たことがないです
クロスに繋いで相手がボレーする展開でも次のことを考えられているため返球されても間に合いポイントに繋がります
むしろわざと狙って相手にボレーさせているように感じます

・どこにどんな球を打っても返ってくるということはラリーを開始してからポイントするまでの流れが考えられている
相手の行動や打ってくる球の回転や質を分析して読んでいるから自分のやりたいことができるんでしょう
ラリー練習で続けることがいかに大事か考えさせられます

深くは分析しませんでしたが、ざっくりと挙げてみました
これからも彼を中心にいろんな選手を見て普段のテニスのレベルをいかに上げていくか研究を続けていきます^^

カテゴリー: 分析 | 投稿者ballboy 12:41 | コメントは受け付けていません。

サーブ基礎step3 体の使い方を覚える

ラケット握り方

私の場合は、いきなり握り方はコンチネンタルグリップから練習しましたが
始めたての頃はフォアハンドで握るグリップ(イースタン~ウェスタン間)からサーブ練習するのが上達が速いかなと思ってます。
理由はコンチネンタル気味のグリップがなぜ回転をかけるのに適したグリップなのか初心者にはわからないので実際に体感して情報を一つでも増やしていったほうが考えるきっかけにもなるかと思ってます。

羽子板サーブを打ってみる

ネット先にあるサービスラインに対して体全体を真正面向きでフォアハンド持ちで速く打たずにゆっくりフラットに打ってみます。
最初はサービスライン(近い位置)から始めてベースライン付近まで入るように徐々に遠ざかって練習していきます。
ベースラインでもある程度入るようになったら今度は速い球をネットを超すようにフォルトでもいいので打てるように練習してみます。
ラケットはリラックスして握り、足→腰→肩→腕の順番でエネルギーを伝えてラケットを加速させられることが重要です。
体全体でボールを打てている感覚を養い、腕だけで打っている感覚との違いを感じ取ることも重要です。
羽子板サーブはいかにも初心者っぽくてださいなぁと思うかもしれませんが、
一番大事なのはボールを前に飛ばしてネットを通り越すボールを打つためには体をどう使っていけばいいのか考えられること。
打ったボールの軌道をよく見て落ちないのは縦回転がかかっていないから羽子板サーブの打ち方、厚い握り方では回転がかけづらくボールスピード(ラケットスイングスピード)を速くすれば余計フォルトが増える、安定して枠に入る速度に限界があることに気づけることが大事だと思います。

フォアハンド持ちからコンチネンタル寄りグリップを変えてみる

私はグリップに関しては自然に決まるほうがいいと思っています。
感覚も人それぞれだしグリップの握り方に正解はないと思っています。
ただあのプロ選手が好きだから自分はこういう握り方やコーチに言ってたからとあまり考えない、根拠なし使っているのはちょっと違う気がします。

コンチネンタル寄りのグリップに握り方を変えていくごとに羽子板サーブのようにネットに向かって真正面に体を向けてサーブを打とうとするとラケット面が横に向いていくと思います。

ラケット面を打ちたい方向(ネット側)へ向けていくには体全体の向きを横にして打ちたい方向へ体を回しながらラケットを振っていけば面が打ちたい方向に自然に向いていくと思います。

羽子板サーブ同様 サービスラインから始めてベースラインまでゆっくり振って入れられるよう練習していきます。
羽子板サーブと比較して体の使い方がどう変わっていくのか考えながら練習します。
いろんなグリップを試して一番打ちやすいグリップを探っていきます。
自然にコンチネンタルより薄めのグリップがボールが捉えやすく打ちやすいと感じるはずです。グリップは薄いほど打点は体に近くなります、厚いほど打点が前になるので体から遠くなるため打ちにくいはずです。

腕だけでなく体全体を使って楽に速いサーブを打つ

サーブで肘や膝が痛い場合は体の使い方が間違っている可能性が高いです。
ラケットはリラックスして握らないと慣性を生かしてスイングスピードを速くすることができません。
体全体を脱力して足を少しだけ曲げて体全体を回旋させて打つだけでかなり楽に速い球を飛ばせることを覚えます。
初心者のうちは回転をかけることを覚えずネットを越して楽に速いサーブが打てることが大事だと思ってます。(枠に入れることはまずは考えない)
楽に速いサーブが打てるようになったらなぜ打てるようになったのか体の各役割について考えます。

カテゴリー: サーブ, テニス基礎知識 | 投稿者ballboy 21:27 | コメントは受け付けていません。

サーブ基礎step2 コンセプトを考える

サーブ練習を本格的に始める前に自分からサーブして展開するゲームをどうコントロール、得点に結びつけていきたいかを考えていきます。

テニスのレッスンでは必ずといっていいほどどこもサーブ練習がすることがあると思います。
ジュニアに交じってサーブ練習する機会があります。
みんな決まったように1stサーブはフラット気味で速く2ndサーブは回転をかけて緩く打ってるのがほとんどでした。
世界の特にヨーロッパのジュニアやプロのサーブを見ると昔と比べて1stサーブの速度が抑えられていて確率重視、
エースではなく相手を崩せればいいくらいに感じました。
※ヨーロッパのジュニアを参考にするといろいろとわかって面白いです。
試合結果のデータを見てみても1stサーブ90% 2ndサーブ80%の確率で入っているという結果をよく目にします。
世界的にサーブからの3球目攻撃やラリー・リターンからのポイント得点率のほうが重視されているのがわかります。
サーブが凄まじくエースが多い選手をよく目にしますが、後半になって入る確率が減り途中で2ndサーブだらけになって
コースが読まれリターンが決められたりして逆転して負けるシーンをよく見かけます。

サーブの威力(ボールの速さ)
私はコーチでもなく、昔からテニスをやっていたわけではありません、おまけに社会人から始めています。
180km/h以上の速さを出すことなんて到底不可能だしたとえ入ったとしても安定して入れることなんて不可能です。
そのため、速さは自然にあとからついてくるものと考えています。
速くて重い球が打てることに憧れるのはわかりますが、一番大事なのは回転、速さ、コース、高さ低さをある程度コントロールできることのほうが大切だと思っています

確率重視
step1の通り縦回転が最もコートに収まりやすく距離もコントロールしやすいです。
どんなサーブでも自然に縦回転がかけられること。
1stサーブから高確率で入れらることを目指していきます。

コースを自由に狙えること
同じコースでは読まれてリターンで不利にされてしまいます。
相手をよく観察しながら状況を考えて少し曲げたり、弾めたり、低くしたりして予想通りのリターンが返ってくることを目指していきます(サーブ&ボレーもできる)。

トスやサーブの動作
再現性を高められるようなるべくシンプルに余計な動作は行わない。
打ち終わりの体のバランスを崩さないこと。(左手を使う)
打ち終わりの次の動作に移行しやすくすること(スプリットステップ)

あまり内容が濃くありませんが、サーブ練習をする前にコンセプトを考えるだけでも大分いつもと違うと思います。
サーブがメインの内容ですが、サーブと同じくらいリターンの練習も取り入れるべきだし一番大事なのはそのあとの展開
が予想通りで一球一球ちゃんと考えがあるかだと思っています。
サーブは特にcarlos alcarazという選手を参考にしています。彼は自分のサーブセットもバンバン落としますが、
その後のサーブコースの読み(リターン)、打つコース、立つ位置、前に出るタイミング、ドロップショット、成功確率が高い選択 等
全体として長けていて考えがしっかりいるため非常に参考になります。

カテゴリー: サーブ | 投稿者ballboy 14:50 | コメントは受け付けていません。

サーブ基礎step1 コート内に入る理屈

安定したサーブが打てるまでの私が取り組んできたこと、考えるために必要だと思う情報を順に書いていこうと思います。

前提としてテニスは得点が入る枠内が決まっています。
普段打っているストロークで枠に収まりラリーが続けられるのはボールに回転がかかっているからです。
サーブの入れるエリアは狭く、ネットにも近いためなおさら回転をかけて打たなければ入りません。
回転とスピード両方を兼ね備え、予測しにくいサーブを目指していきたいです。

どんな回転が一番安定して入りやすいか?

普段打っているストロークはなぜ安定して入るのか考えると、
ボールが常に縦回転がかかっているから途中で落ちて収まりやすいことがわかります。
・スライスなどの下回転では重力や風に逆らって球が伸びやすくなります。
・ヘリコプターのような真横回転だと曲がりますが落ちにくく伸びやすくなります。
・斜め縦回転では曲がりながら落ちるようになります。
ただの縦回転だけでなく、変化が起きやすく予測しにくいサーブが打ちたいです。

ネットを超すためには?

正しい体の使い方やラケットの軌道は前より上に向かって振る等を考える必要があります。(別stepで書きます)
打つ前や後で体のバランスが崩れていればネットする確率が高くなります。
テニスを始めたばかりの場合は打ったボールがネットの上を安定的に超せることがかなり肝心です。

カテゴリー: サーブ | 投稿者ballboy 16:42 | コメントは受け付けていません。

スプリットステップについて

テニスでのスプリットステップをなぜ頻繁に使うのか意味を考えて見ました。

私は昔ジュニア時代はサッカーをやっていた経験があります。
サッカーではプレジャンプと名称が違いますが、移動する必要がある箇所まで速く動き出すこと目的は一緒です。
GK(ゴールキーパー)がボールをシュートされる前にステップ踏んでいるシーンをよく見かけます。

スプリットステップを踏む意味をコーチがスクール生に質問して、「1歩目の動き出し速くして球に追いつくため」と答えていたのを覚えています。
ほとんどの人が同じ質問に対して同じように答えていたような気がします。

以前の私も地面には反発力がありジャンプして得られた反力を利用して移動したい方向に移動することで速く辿りつくと考えていました。
「1歩目を速くする」「目的の位置まで速く移動する」などはスプリットステップを踏んで移動して得られた結果でしかありません。

肝心のスプリットステップを踏む上で何を気を付ければいいのかが抜けている、あまり深く考えずとりあえず踏めば移動が速くなる、球に追いつくんだくらいにしか考えていませんでした。

テニスは前後左右斜め(360度)方向に移動しなければなりません。
スプリットステップを踏む上で一番大切にしていることは360度どの方向にも動きやすい姿勢とバランスを整えるという意識だと思ってます。
さらに予測が加わることで左右に動きづらいけど前に移動しやすい姿勢などバリエーションが豊富になってきます。
スプリットステップを踏んだけど既にバランスを崩している、移動しにくい態勢になってしまっているのは本末転倒だと思ってます。(高くジャンプしすぎる等)

二番目に大切なのはステップを踏むタイミングですが、常に同じタイミング踏むのは不可能、意識・習慣づけ日々の練習で自然に覚えるものだと思ってます。

スプリットステップを踏む必要がないパターンもあります。
左右に振り回されている。
相手がボレーで手前に落としてくることがわかっている。
相手の打ってくるリターンが速くコースがわかっている。 …等
この辺は予測や相手の行動に対する考察力次第になります。
余計にステップを踏まないよう無駄はなるべく無くしていきたいですね!

カテゴリー: ステップ, テニス基礎知識 | 投稿者ballboy 22:40 | コメントは受け付けていません。

最適のグリップについて

私のフォアハンドのグリップはイースタン(若干セミウェスタン)に近いくらい薄いグリップです。最近グリップについて見直す機会があり、もう少し厚いセミウェスタンが一番打ちやすいのではないかと考えるようになりました。

きっかけは、、球出し練習です。
速いテンポで球出し練習をするとグリップが打つ度ずれる現象が度々起こることがありました。
ある程度厚くなるとずれが止まりイースタン→セミウェスタンくらいのグリップに変化しました。

グリップが変化した理由は大きく分けて3点あると考えました。
体の使い方、スイングの仕方、打点の位置(球への入り方) の変化により打ちやすい自分に合ったグリップが自動的に決まる。

私が通っているスクールには見かけませんが、プロの真似(フォームを完コピ)をする人を見かけることがあります。(錦織選手を真似したジュニア等)
真似をすることは悪いことではないと思いますが、一つ一つの動作の意味をしっかり考えた上でなぜ採用しているのか説明できること、裏付けがあることが大事だと思ってます。
私は海外のプロ選手のスロー動画や試合を見る際には全選手が共通する体の使い方を中心に意味を考えながら日々研究しています。(体の使い方以外にも足の使い方、判断、予測等)
フェデラーやジョコビッチのフォームをただひたすら完璧にコピーしても本当に自分に合っているのか、もしかしたら上達を妨げているかもしれません。

本当に自分に合ってる自然なテニスがさらに上達させる

球出し練習で学んだことは、グリップは自分で決めるより実際に打ってイースタンぐらいから始めてグリップのずれにより自然に決まるほうがいいと思うようになりました。
ウェスタンのほうがボール回転がかかるからといって、強制的にグリップチェンジするのはちょっと違うと思います。
人それぞれ体の使い方は異なってますし、自分が打ちやすいと思う打点の位置も違ってくるのでフォームがそれぞれバラバラなのも当然です。
自分が思っている自然なテニスに対する感性はとても重要だと思います。
かといって、感性頼りにならずしっかりとした裏付けも必要ですね!

グリップの打点相違おさらい

薄い
・低いボールが打ちやすくなる
・ラケットが体に近くなる(打点が近くなる)
厚い
・高いボールが打ちやすくなる
・ラケットが体から遠くなる(打点が遠く前になる)

カテゴリー: グリップ | 投稿者ballboy 21:50 | コメントは受け付けていません。

ボールがコート枠内に入る物理現象

球技は大抵ポイントが入る範囲が決まっていてボールを枠内に入れないといけません。
普段打っている球はたまたま枠内に入っているわけではなくある程度回転がかかっているからです。

サーブを入れる枠内は小さく手前にあるため、なおさら回転をかけなければ入りません。
フラットボールもある程度回転がかかっていてたまたま枠内に入っているわけではないと考えています。

ボールには必ず回転がかかっていて無回転はありえない。
無回転で入った場合、風や重力に影響して偶然入っている。

なぜ向かってきたボールに対してラケット面を90度に捉えるのがベストなのか考えてみる

学生だった頃部活は卓球部に所属していたので卓球と比較して考えて見ます。
テニス初心者だった頃卓球の影響でストロークはいつもこすり当てるように打っていました。。。

卓球は球が軽くラバーはゴム製でテニスラケットのように弦に引っ掛けてボールが回転するわけではないのでこすって回転をかけるイメージが強いです。
ボールの捉え方はボールに対して面が90度ではなく、ラケットをあらかじめ傾けて斜めにスイング(45度くらい)してトップスピンを生成します。
グリップ部の違いでは卓球ラケットはグリップ~面まで間が短く、テニスラケットはグリップ~面まで間が長いため、
スイング時にテニスラケットの方が慣性が働きやすくなります。
テニスラケットのグリップを短く持てば慣性が働きにくくラケットは加速しにくい。
テニスラケットのグリップをより先端ぎりぎり持てば慣性が働きやすくラケットは加速しやすい。
かといってグリップ先端ぎりぎりを持っても打ちにくかったり、手のひらを怪我する可能性があるので注意ですね。。
卓球台はテニスコートと比べてはるかに狭いためテイクバックはテニスよりさらに少なくなります。

卓球と比べてテニスがテイクバックが大きいのはコートが広く球を遠くに飛ばす必要があるからと考えます。

現代ラケットはよくしなり弦にボールが引っかかりやすく勝手に遠くに飛んで回転がかかるようになっています。
なのでほぼ平行に振っても枠内に収まります。
海外のプロの動画を見てもかなり平行にスイングしてます。ボールが低い場合はネットを通り越す必要があるので腰を落として下から上にスイングする意識が高くなります。

ボールの運動エネルギー = ラケットの重量 × スイングスピード × エネルギーの伝達率(ラケットとボールの当たり方)

ボールの威力、スピードと回転を上げて両立させたいならラケットスイングで発生した慣性上手く利用して加速させ、ラケットとボールを厚くあてる必要があります。

ボール回転量はインパクト前の体の使い方、振り方で決まる

回転量を増やしたい場合、下から上振りますが、横からスイングを見たら斜めに振っています。
ボールに対してラケットを厚くあてないと威力が減るため、あたる直前はラケット面を垂直保ちながら斜めに振っていけば回転量が多くスピードも出ます。
スイングだけの説明になりましたが、腕だけにならないよう面とボールが厚くあてられるよう体を上手く使いいい形に誘導できる工夫が必要だと思います。
回転を安定的に発生するためにラケットを振り切る意識も大事です。(振りが強くなりすぎてバランスを崩さないよう左手で抑えることも大事)

回転量と威力、スピードを両立して上げたかったらラケット面とボールはより厚くあてる必要がある。

私がよくするミスですが、ボールを高い打点で打つ場合ネット通り越す高さは足りているのでよりスイングは平行になりますが、
下から上のスイング意識が強かったりグリップが薄いと(私のグリップはイースタンに近いです。。)面が上を向きやすいので注意です^^;

ボールを打ち終わった後のラケットは自然にプロネーションが発生する。
ボールがあたる直前に意図的にワイパースイングする等余計な操作は行わない。

トップスピン

コート枠内にボールを収めたいなら縦回転が一番下(地面)に落ちやすく収まりやすいです。
テニスは回転ありきのスポーツなのでより自然のスイングでトップスピンは発生させたいです。

トップスピンを自然なスイングで発生させる工夫

打つ前にラケットヘッドを相手の方向に向けて構える人を見かけると思います。
日本人でしたら綿貫選手 海外でしたらティエム選手を思い浮かべますね。
実際に構えてスイングしてみるとわかりますが、縦に8の字を描くようにボールを捉える時は下から上のスイングになります。
利点は特に何も意識することなく、自然のスイングでトップスピンが生成しやすいことだと思います。
自然の形でいかにしてボールが入りやすい回転生み出せるか、威力スピード共に両立できるか工夫を加えることはとても重要だと思います!

カテゴリー: 物理現象 | 投稿者ballboy 21:21 | コメントは受け付けていません。

ラケットスイングで発生する物理現象

・ボールの威力

ボールの運動エネルギー = ラケットの重量 × スイングスピード

重さが同じボールがあり片方が遅く片方が速い場合 速い方がエネルギーがある。
重さが片方軽く片方重いボールがあり同じスピードの場合 重い方がエネルギーがある。

ラケットはスイングした瞬間慣性が働く

慣性の法則
止まっている物体に、力を加えなければ、そのまま止まり続けます。
動き続けている物体に、力を加えなければ、そのまま動き続けます。

宇宙空間にボールがあり、何も力を加えなければ浮いたまま動かない。
ボールを押せば、押した方向へボールが進み続け止まることはない。

慣性を理解してわかること
・慣性はスイングスピードに深く関係している
・ラケットは指2本でグリップを持ってスイングすることが可能
・慣性により速度が増したラケットは腕よりも速く加速する
以上のことから、、、
・ラケットは力を入れて握った瞬間 腕の振るスピード = スイングスピード
となってしまい威力減少(ラケットは腕よりも加速する)
・グリップは力を入れずリラックスして握れば慣性が働いて加速しやすくなる
・サーブ、フォアハンド、バックハンドの体の使い方は慣性の働きを助けるような動きが望ましい

運動エネルギーの計算式完全版です

ボールの運動エネルギー = ラケットの重量 × スイングスピード × エネルギーの伝達率(ラケットとボールの当たり方)

ラケットのスイートスポットにボールが当たらなければ、威力は当然減少します。
正確にボール捉えるための工夫(体の使い方で自然にボールに対してラケット面が90度になるように考える等)は必要だと思います。

働いている慣性に余計な操作は加えない

回転をかけようと意図的にワイパースイングを使ったり(プロネーションは自然に発生します)
ラケットがボールと当たる瞬間に握る(スイングスピードが減少します)

余計な操作によって相手が打ったボールのエネルギーに負け、衝撃が腕に伝わり結果テニス肘等怪我も必ず引き起こします。(怪我をした時点で体の使い方に何か問題があることは確実ですね)
無駄な力みのないリラックスした自然なテニスをいつも心がけてます。

フォアハンドにおいて慣性が最も働きやすいスイングは8の字にスイングすることがおすすめです!
詳細はユニバーサルスイング(Universal Swing)で検索してみてください。

カテゴリー: 物理現象 | 投稿者ballboy 21:06 | コメントは受け付けていません。

スクールについて思ったこと

スクールは学校の授業や塾とよく似ています。
1時間30分レッスンが終わった後は家に帰って予習・復習します。
予習・復習しなければ必ず同じ失敗を繰り返します。
テニスが少しでも速く上手くなりたいと思っているのならスクールだけの時間じゃとても足りないと思ってます。
自分の練習動画を見返してただ見るのではなく一つ一つの動作に根拠をもって何が上手くいったのか、問題があるのか、判断は正しいか、体の使い方は大丈夫か…等
よく考えて次の課題を見つけることが大事だと考えてます。

私が考えるスクールに対しての考えはあくまでボールを打たせてもらう場所
ある程度上達すると感覚や打点を再認識、調整するだけの場所だと思ってます。
強くなる、経験値が多くもらえるのは本番の試合やコートの外側(新しい発見)だと思ってます。

コーチが強くしてくれると思ってはいけない。
コーチ言う言葉はあくまでアドバイス 鵜呑みにしてはいけない。(嘘の可能性もあります)
コーチから指摘される言葉のほとんどはあいまいであり、サーブ、フォアハンド、バックハンドどれを一つとっても100以上は気を付ける点あります。
しかも上手くいかない原因は1つとは限りません。深く追求すればどんどん原因はどんどん増えていきます。
生徒が複数いる中で悪いところを全てコーチが指摘するなんて無理ですよね。
たとえプライベートだったとしても悪い原因を出し尽くすのは難しいと思います。
結局自分で気づいて修正していくしかないです。
多く気づいていくためにもスクール以外の時間も有意義に使っていきたいですね。

出来てることも出来ていないことも何度も見直して実際にやってみて検証をする。
この繰り返しが大事だと感じてます。

カテゴリー: 考えるテニス | 投稿者ballboy 20:29 | コメントは受け付けていません。