こんにちは。
少し前になりますが、先月行われていました、Verde Cup山梨北杜ジュニアテニストーナメント冬の16才以下女子シングルスにおいて、林鈴がベスト4、小松由茉がベスト8に入りました。
今回、「祝」という記事にするかどうか悩みました。
というのは、二人にとって、というベスト8やベスト4は、必ずしも祝うべき結果なのだろうかと・・。
ですが、シードを守ってのベスト8やベスト4でも、試合内容があまり良くなくての結果でも、それはそれで頑張って戦ってきたのなら、胸を張って結果を受け止め、次につなげることが大事かなと思い、記事にすることにしました。
しかも、ベスト8では由茉と鈴が直接対決するという、残念なドローでした。
お互いが切磋琢磨して共に練習し、仲間でありながらライバルとして戦う、そこにはお互いに大きな飛躍のチャンスが存在します。
ちょうど、水泳の萩野公介と瀬戸大也の関係に似ています。
最初は、萩野が圧倒的に強く、小学3年生の時の200メートル個人メドレーで、瀬戸は15メートル以上の差をつけられてしまったそうですが、中学2年生の時に瀬戸が勝つと、そこからライバル関係となったそうです。
お互いに好不調を繰り返しながら競い合って成長していき、現在の実力があるようです。
テニスの話に戻りますが、自分が飯島プロとジュニア時代に海外遠征した時に、和田太一君いう選手と添田豪プロと一緒に遠征を回らせていただきました。(過去のブログを参照してください。)
その時に、和田君は添田プロの1学年上でしたが、良い練習仲間であり、良いライバル関係であったのを思い出しました。
由茉は由茉で、圧倒的に強くなって鈴を引き離すつもりで頑張ったらいいと思いますし、鈴は鈴で、学年が上の由茉を追い越して、さらに上に行こうとしたらいいと思います。
そうやって、お互いに切磋琢磨して、上を目指していったらいいんです。
とても大切なことは、お互いに尊敬し、お互いに相手を認め合うこと、それがその選手に勝ってさらに上に行くために必要なことです。
由茉と鈴、そしてそこにはさらに小川愛、中島英もチャンスがあれば追いつき、追い越そうとしています。
その他にも、虎視眈々と上位を狙う選手がいます。
男子もいます。
お互いにリスペクトし合い、そしてその選手に勝って上を目指していくこと、そうやって競い合ってさらに強い選手が育っていくと思います。
由茉、まずは結果を受け止めて、相手を称えよう。
そして、次に戦う時には、絶対にリベンジするつもりでいてほしい。
鈴、強い相手に勝った時に、次の試合にまた集中できるような精神力を持って戦おう。
そして、大きな大会でしっかり結果を出すつもりでいてほしい。
みんな、1人ひとりがとても人として素晴らしい選手ばかりだから、お互いに認め合って、一緒に練習することでお互いを高め合える、そんな関係になっていこう。
そしたら、全国大会の決勝で、ひまわりの選手同士が戦うことも、夢ではないよ。
これからも、みんなで一丸となって頑張っていくぞ!
Fight!