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摂食障害の2つのタイプ/籾山敦輝典

摂食障害には、食べることを極端に拒む拒食症と、ダイエットで体重を落とした経歴の後にむちゃ喰いする過食症とに分類される。

思春期や青年期の女性に多く発症する。

心理的なストレスがきっかけになることが多いが、はっきりした原因はいまだ解明されていない。

■「やせたい」ことにこだわり続ける拒食症

拒食症は、「やせたい!」という強い願望からのダイエットがきっかけとなって発症することが多い。

それなりの減量を達成しても、「まだ太っている!」とこだわり、異常な食事制限を止めることができない。

文字通り骨と皮だけのような容姿になっても「太る」ことを恐れる。

この状態になると、食べようとしても体が食べ物を受け付けない状態になっている。

重症になると、栄養失調が悪化して死亡する危険性も高まる。

■「食べる」ことによる悪循環を引き起こす過食症

過食といっても、過去にダイエットの経歴があることが前提である。

むちゃ食いをしている問は、「食べる」ことを我慢できない感覚に支配される。

ただひたすら食べ続けるが、食べた後は「また、食べてしまった」という強い自責の念や自己嫌悪に襲われる。

そして過食の後、自ら口の中に指を突っ込み食べ物を吐いたり、下剤を乱用したりして、体重の増加を防こうとする。

■摂食障害とカウンセリング

体重が回復した後は、効果的な対処法を身につけるための認知行動療法、家族によるサポートを強める家族療法、薬物療法、グループセラピーなどが行われる。

 

籾山敦輝典

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カテゴリー: テニスダイエット, 籾山敦輝典 | 投稿者籾山敦輝典 16:12 | コメントをどうぞ