高校生になってから何かをしようと思っていたけれど、部活もあるし勉強もあるし、意外と思うような青春が遅れていないなって思う。
そんな時、親からおすすめされて新聞配達をしてみることにした。
もともとうちはお小遣いがない家だから、自分で稼ぐしかない。
そんなこともあって、新聞配達を始めることになった。
そして、高校生の夏休み、俺は毎日のように新聞配達をした。
雨の日も風の日もひたすらに配りまくった。
その結果、手元には数万円の収入が入った。
高校生になってから初めての給料。
これは正直とても嬉しかった。
今までは自分の力で稼ぐこともできず、友達とマックに行くお金すらなかった。
自分で働いてみてわかるけれど、仕事をしてお金をもらえるというのは楽しい。
この夏休みに稼いだお金に関しては、自分のために使おうと思う。
でも1つ気づいたことがある。
それは新聞配達の給料は安すぎるということ。
これからはもっと違うところで働いてみようと思う。