3分で泣いた。

こんにちは。
暑いので、少しやらねばならないことをサボって書きに来ました。

さて、最近の子役は、凄く上手いですよねー。先日テレビで子役の子達のレッスン風景を放映してました。

「1分で泣いてください!」といきなり言われても泣ける。どういう場面かの指示はないので、それぞれが思うまま泣くのです。
すすり泣く子もいれば、号泣あり、泣き叫びあり、静かに涙だけすーっと流す子もあり。
いろんな泣き方を自分で考えて実践していました。いつもの得意な泣き方をする子もいれば、いつもは上手くいかない泣き方にチャレンジする子もいたことでしょう。

見ていた自分は、いきなり演技なんかじゃ泣けないヤツです。
夫婦げんかしても、ここはいっそ先に泣いたりしちゃった方が可愛いんじゃね?私の有利になるんじゃね?と思っても。
出来ない。作戦は思いついたけど、遂行出来ない不器用なブリ婆です。

さて、錦織圭選手がモンフィスと戦うというので、見始めてしまった、カナダのモントリオールの大会。最近のガオ◯さんは、ダブルスを放送するのが減っているし、どーせ青山さん大活躍大優勝も無視しているのだろうから、全然見なくなっていたのですが、こういうの、見始めると止まりませんね。

錦織圭選手とモンフィスの試合は、録画せずにそのまま見ました。といっても生放送ではなくて。試合結果を知らないので精一杯錦織圭選手を応援していました。

最近、勝ててないような気がするけど、良いパターンの時は、美技満載。
でも、結果は惜しかったですよね。
エアKを拾い、頑張って走り回るモンフィスも偉いと思うけど。
ギリギリに運んだ球がジャストアウト!というのも多かったし、ソレはソレで仕方ないのだけれど。

自分の流れが来てない、相手がガンガンの時の攻守、難しいんだろうけど、そこがもう少し上手くいってればなあと思いました。ラリーの主導権を握られている時に、しのいで美技が出れば!

錦織選手の場合、途中、『考えて、予測してて、見ちゃっていてから動く』みたいに行動している時があるように見えます。昔はもっとガムシャラで、げ!そっちかよーと必死で走り、変な体勢で返していた頃の方が、なんか好きです。怪我しそうな位、走っているから、相手も安易に打てないというか。

今は綺麗なフォームのテニスで、転げそうになりながら、という感じでは打たず、あ!コレは取れないなっていう球は早めにジャッジしています。
怪我防止?
無駄を削減するのもいいと思うのですが、自分は動いている人が好きなんで。やはり、内緒だけど、本当はどこかが痛いとかかもしれません。(怪我じゃありませんように)

バウティスタアグトとフェデラーがQFで対戦だったので、録画しておきました。それを観始めたのですが。

試合開始が遅れていたので、その前の試合のダイジェストが冒頭録画されていたんです。
アグトがモンフィスに勝った試合。それから、フェデラーがD.フェレールに勝った試合。

フェレール!最近トップ10から落ちていて、あまり放映されないから、怪我でもしてるのかとか、引退したのかとか、失礼な想像をしていたことをTVの前で正座して、猛烈に反省しました。

あまりに感動し、泣いたので、そのまま書きに来ました。QFは次の休憩で見ます。

以前から、フェデラーの足運びのファンなのですが、フェレール、相変わらず走りまくりー、だけじゃない、細かい足運び、球を待ってる時もなんか躍動感があるのです。

スプリット、あ!、その前後にも軽くパタパタ。
お!(凄く遠いボール!フェデラーは鬼か?絶対無理だってー!)ズドドド、、、(無情にもセカンドバウンドを迎えた球のそばに)ズザザザザ、、、。
惜しかった!もう少しだったのに。

打たれて、その後に凄く遠いとわかった時に、
実はその前にフェレールが予測していたのか否か、予測がめちゃ外れかどうか、私にはわかりません。ただ、
事実として、取るのが不可能な位の遠いボールが、フェレール選手の守るべきコートに入ってきている!そして、彼は走るのです。

最後に取り損ねてしまう時、彼はもちろん、取り損ねるつもりで走ってきてはいないので、最後の体勢は崩れることも多いけど、でも、それまでの安定感はぱねえです(使い方、合ってる?)。

どこかの瞬間で妖怪が出現して、つき飛ばしても、地面に垂直な体勢で全体的に重心の低い状態から、グラつかないんじゃないかな。
そのフェレールに触られないような所へ打つフェデラーも凄いけど、そして、その必死で返した球を予測して最適地点に移動しておいて、打ち取ることが当たり前に出来るフェデラーも凄いけど。

とにかく、自分に流れが来てない時に、出来るだけのことを全部やる潔さ、かっこいいです。
フェレールが取った第1セットの映像は残念ながらなかったのですが、防御が素晴らしいので、あとはフェレールがビシバシやるところも見たいです。

良かった、フェレール、元気だわ、お手本だわ、あれ、才能がもの凄くあるジュニアとかに、アレ位のサボらないステップで試合してきてとか言ったら、
「そんなことしなくても勝てる!」って言われてしまうヤツだわ。

勝てない相手に勝つために、フェレールはやってると思うんです。
フェデラーとフェレールの足さばきを見て3分で泣けてしまったという話でした。

18歳のカナダの有望株も凄いですよ。

でも、素敵な勝ちパターン、美技の引き出しの中身の多さは、錦織選手だと思うんですよ。
だけど、そのフィニッシュに持っていけない時には仕方ないですし、日本のファンも求め過ぎちゃいけないと思うんです。
防戦の素晴らしさってのもあると思います。結果だけ見て、勝てる試合を落とした、みたいに安易に評価してはいかんと。でも、応援してるからこそ、もっと、とかもったいないとか。
ついつい無いものねだりをしてしまいます。

この時期も意外とやることが多いのに、ついサボってTV観戦して勝手なこと考えて勝手に泣けてくるブリ婆でした。

フットワークかー。下半身かー。
座って、TV観戦して、下半身退化させてるわー。
今現在のテーマ、
『強いヤツに勝つ』じゃない、『強いヤツは勝っておいてください』です、
テニスが他人ごとです。いかんです。
とりあえず、リハビリします(^^)、頑張っていきましょう!


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