タランチュラになりたい、←アホです

こんにちは。久々の更新です。
そして、相変わらず、キチガイじみたことを書かせていただきます、ごめんなさい。
目下のテーマ、そう

脚の幅、スタンスです!

単刀直入、まだ解決していません。ご報告として、ここ数ヶ月の間、股関節の辺りを傷めておりました。はい、おバカが1人居りまして、ネットでついついあちらをパクりこちらをパクりして、脚を鍛えているつもりだったのですが、いつの間にやら、脚が開きにくくなるという、本人たっての希望と全く逆の方向に向かって進んでしまい、辛い日々を送っておりました。
今後、もしこのブログで私が何かオススメですよ〜!なんて書いたら、絶対信用しないようにお願いします。
で、全く動かない方が良くなるかというと、そうでもなくて、
「痛い〜。」と言いつつ、テニスしていたりする方が、股関節の調子が良かったりすることが多く、って、この点も個人の感想でありますので、今痛い人はそれを鵜呑みにしないでくださいませ。

毎年3月にある初心者大会なんですが、しっかり参加してきました。いつものペアさんが忙しいというので、自分も肩や股関節の動きが今一つだからやめておこうと思ったのですが、同じサークルに半年以上、お休みしてた人がいまして。
「恥をかかせるかもしれないけど、そんなんでも試合に出るだけ出ようって変かなぁ。6ゲームの試合に自分の体力が保つのか試したい。」と言うので、絶賛励ましてしまいました。
敗戦は、肥やしである!肥やしまみれになるのはいいことだ〜!と。

で、励ましついでに一緒に出ることになり、試合してきました。(初級クラス)

で、無欲の急ごしらえペアでプレッシャーも何もなく、たまになんちゃって並行陣、陣形を隣の方も驚くくらいに崩しまくって、迷惑をかけながら、予選を通過して本戦にめでたく出場。

本戦1回戦の相手が、以前お世話になった、自分より若いペアさんでした。
こっちはたぶん負けるんだろうなぁと思いつついたら、5-5に追いつき、6ー5で勝ってしまいました。
向こうの方が緊張していたみたいです。
そして勝ち上がり、シードの位置にいるペアさん達に1ー6で負けて帰ってきました。ほぼ中級クラスの実力者ペアさんと試合させてもらえて嬉しかったです。

こちらの球はつい浮いて(コレも良くわからないのですが、いわゆる相手が打ちやすい、待っている球)しまい、きちんとスピードとパワーを載せて打ってきて、もちろん初心クラスの試合でいつも「良く拾うね〜」と誉められていた私は必死で拾いにいくのですが、返せません。
逆に、そういうボールが相手から来ません。しのいだロブ。一か八かのパッシングが数本決まっただけで嬉しがっていましたが、本当はあまりの実力差に悲しくて悔しくて仕方がない思いでした。
今回は、その現状を認識することができたのが、せめてもの救いですか。
球の落下地点は、近づいてくる過程で、ああそこかと思うのですが、バウンド後の変化が初心クラスの試合と違って予想を裏切り、久しぶりに空振りを何度かやりました。
ここに来た!と思って、強打するつもりで、空振りするなんて久しぶりです。
ボールを見抜いていないのに、勘違いした自分のアホぶりが恥ずかしいです。去年、初心クラスから初級クラスに昇級しておめでとうと言われ、いい気になっていましたが。

自分は、バウンド後に変化する球は未だに打てず、更に拾えもしないのでは、勝負になりません。
まぁ、それでも図々しく色々、回り込みフォアハンドストロークとか、試してきましたよ、かなりミスしましたが。
で、5月はまた、一緒に昇級したペアさんと試合に出場します。
歯が立たない割には、相手のボールが、ホント良いので、練習になるのでお得です!
自分は歳のせいもあるので、今後中級になりたいと思っていないので、楽しく楽しく、勝ったり負けたり出来る初級者を目指して頑張ります。

さて、本題です。前書きが長くなり、すみません。

タランチュラ、めっちゃ怖そうな蜘蛛ですね。きちんと見たことがないのですが、そういうスタンスを見かけたっていう話をさせてください。

試合前に、とある練習会に参加したところ、男子ダブルスのお上手な方が来ていたのです。ところが、その時男子が3名しかいないので、今回私と一緒に試合に出場してくれたペアさんは男子並みのサービスを打てるので、1番お上手な男性と組んで数ゲームすることに。
私は、ただでさえパワー不足で、しかも試合はやるよりも観る方がいい人間です。
そこで、タランチュラに例えていいのかどうか、失礼だとは思うのですが。
凄いシーンを見たのです。私はコートサイド、審判席の下付近ですが、サービスライン寄りにいました。

前衛にいる女性が、となりのサービスボックスにポトリと落ちた球を拾いに行けないと見るや、彼女は「お願い」の声も出せないで、すくんでいるような状況でのダッシュです。

相手の男性ペアは、その男性をエンドラインに貼りつけておくようにコート奥の左右にボールを供給しまくっていた最中のドロップショットでした。

「上手い!」と、私が男子ペアの方を褒めようと思った瞬間、ズザザザ〜っと平行移動で前進ダッシュしてきた、その走り。
じつは、2週間くらい正気に戻れないくらいに、ともすれば、脳裏に浮かぶ、寝られないくらいのショックでした。

エンドラインからサービスラインまでの間、頭は完璧に平行移動してきました。
体幹は地面に垂直です。前傾も後傾も無し、フォアローボレーで最終的に打ったのですが、肘は曲げたままで、でも最初の数歩でほぼ構えが完了してラケットがボールの進行ライン上にセットされた状態です。打つ直前の姿が、テニス本の中の見本写真みたいなきれいなフォームでした。

最初は私、間に合わないかと思って見ていたのですが、最後小さく踏みこみが出来る余力がある状態でした。そして、腕も伸び伸びになっていませんでした。つまり、まだ伸ばせる状態、まだもっと踏み込める状態で、その方にとっては絶対絶命のピンチではなかったのです。

ついボールをメインに見てしまう私ですが、そのダッシュ時の脚を思い出して再現して表現したいと思います。
膝が良く曲がったまま、重心もいつもの歩行時より低いと思います。
後ろ側の蹴り足は、地面との角度が45度以下、かなり鋭角で、それだけボディが地面に近くみえました。
そして前に振り出されていて、これから地面をつかみ、自分の垂直な姿勢のボディを運んでくるだろう前脚もまた膝も伸びきった瞬間は無かったです。
前脚の着地点、後ろ脚の蹴り点?を計測したならば、かなりの歩幅だと思うのですが、それを残像付きで頭のスクリーンに映すと、タランチュラに見えるのではないかと思います。その方が普通に立ってた時と比べたら、頭の高さが3/4になっているくらいの低い姿勢です。

最初の走りだしが大きくて、球に近くなってくるほど、やや狭くなっていたかと思うのですが、めちゃ脚がボディに比べて長く見えました。あと、安定感。
脚が猛スピードで動いているはずなのに、顔は平行移動しているなんて!
ある意味、怖い!?

えーと、伝わりましたでしょうか。
今までこんな凄いこと、たぶんたくさん見てきたかもしれないし、気づかなかったのでしょうが。

とにかく、自分史上最高のテニスの名場面でした。
脳内スクリーンにて保存版です!

自分が出来るような気がしませんし、どうやったら、そんな感じを目指して近づくことができるのか訓練方法もわからないです。
ただ、いつも自分は緊急時にストロークもボレーも跳ねるように打っているのを改めたいです。
少し疲れてもいいから、重心を低く、そしてその低いまま、上下動を無くして球に入ることを今後、努力してみます。股関節に無理させない程度に。

テニスの足の運び方、絶対大事だと思います。
頑張ります!


カテゴリー: テニス・自分なりの作戦?! | 投稿者ブリ婆 | コメントは受け付けていません。