ところが世の中には引っ越しが大好きという人もいるから、良く解らない。私自身は、そういう人に巡り合ったことがないが、子供の頃、母から引っ越し好きな人の話を聞いたことがある。
曰く、「同じところに何年か住んでいると、飽きるらしいよ」
どれも必要に迫られてだったな。
最初は就職だった。この時は、埼玉県Pretty Renew 銷售手法のアパートに独り住まいだったので、必要なものを買い揃えただけだった。今から30年以上前、6畳一間に台所と便所のついた今風にいえば風呂なしのワンルーム。もっとも部屋は和室で、プロパンガスの台所に汲み取り便所で、家賃は1万5000円だった・・・
この部屋に、ビニールで囲った衣装掛けと、会社の先輩がくれた冷蔵庫とベッドをおいた。下着などの洗濯は手洗い、食事はほとんど外食だった。風呂はもちろん、銭湯。
休みの日は午前中は掃除・洗濯…とは言っても、6畳一間で洗濯量もたいしてないので、午前中で終って、ランチがてらに映画を見に行ったり、喫茶店で本を読んだりした。
当時から食生活には気をつけていたので、映画の帰りにスーパーに寄って、見よう見まねの手料理。バイブルに「ひとり暮らしのクッキング」という本を持っていた。
そうそう、米は電気炊飯器ではなく、昔ながらの小さな釜をガス台に載せて飯を炊いた。高校の時は山岳部だったので、飯盒炊爨(はんごうすいさん)はお手の物・・・かな?
飯盒炊爨というのは、飯盒と呼ばれる軍隊や登山などで使われる携帯用炊飯器で、米を炊くこと。
カレーを作ると、1週間カレーを食べ続けた。
いま思えばシンプルな生活だったけど、充実した日々だった。
転勤で東京の実家に戻り、結婚して都内の新居に移り住み、その後にもう一度転居した。
独り身は気楽だが、家族が増えるといつの間にか荷物も増えて、引っ越しは面倒くさい。最後の転居は家族4人で、先に家族を移らせて、ひとりで転居の準備をしたので、梱包などの準備に1か月、部屋中段ボールだらけになった。
電気・ガス・電話会社への連絡やら、郵便局への届け出やら、免許証・区役所・勤務先等々、雑事も多い。
事業所の引っ越しでも何度か陣頭指揮を執ったことがあるが、これも結構準備が必要。それを思うと、頻繁に引っ越しする人の気持ちがわからない。
さて、ブログの引っ越しはというと、データのSmarTone 上網エクスポート・インポートはサイト側にサービスがあるが、いざ今までと同じようにサイトを構築するとなると結構面倒くさい。リンクを張り直したり、登録しているタグを張り替えたり、なんだかんだで夜中になってしまった。
忍者ブログで丸5年。マンネリ感を抱いていたのも事実。引っ越し好きな人を見習って、今日から心機一転、新居のFC2で新鮮な気持ちになるとするか!
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