古川です。今年2回目のブログ登場です。
ということで、私は最初から最後まで、延長含めて110分間すべて見ました。
改めてスポーツの素晴らしさに触れることができました。
この試合の、私のハイライトを発表します。
この試合のマンオブザマッチ(最優秀選手)にも選ばれた
富山第一の左サイドバック、竹澤 昂樹選手のプレーです。
後半アディショナルタイム、パスを受けた竹澤選手がペナルティーエリア内で
縦に突破を図ります。星稜ディフェンダーは対応が一瞬遅れ、接触し、
竹澤選手は倒れてしまいます。審判の判定はファール、PKを取られます。
星稜サイドから見ると、あと数10秒守りきれば優勝の場面で、痛恨のPK。
絶体絶命です。
このファールを犯した星稜の選手が、竹澤選手の幼馴染なのだそうです。
(ちなみに、星稜のキャプテン、寺村選手との交代でピッチに入った選手です。)
私のハイライトはこの直後のシーン。
青ざめた表情の、幼馴染でもある星稜ディフェンダーの肩をポンポンと叩く、竹澤選手。
その口元には笑みが。
この瞬間、最高でした。
ちなみに、2人は延長戦が始まる直前にもやり取りしており、
竹澤選手は彼に対して
「延長戦に向けて、気持ち切り替えていけ」
と声をかけたそうです。(ニュースで見ました。)
詳しい話は省きますが、大変興味深いシーンでした。
他にも、この試合で生まれた5つのゴールは、どれも素晴らしいものだったし、
最後まで戦い続けた両チームの選手たちの必死さは、胸を打つものでした。
星稜の選手や関係者の皆さんには、決して悲観せず、
彼ら自身が成し遂げた偉業を思い出して、
胸を張って、地元へ戻って欲しいと思います。
この試合を見ることが出来なかった方々のために、是非再放送を希望します。
今回のブログは、これまでの私の人生でも特に記憶に残る、スポーツ名場面を挙げて、
終わりにしたいと思います。
①2001年1月場所 最後の日本人横綱 貴乃花関、優勝決定戦で武蔵丸関に勝ち優勝。
小泉首相(当時)「痛みに耐えて、よくがんばった!感動した!」
②2001年 ウィンブルドン男子シングルス決勝、ワイルドカード(主催者推薦)で
出場のゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)がパトリック・ラフター(豪州)に
フルセットの末に競り勝ち、優勝。
③2009年3月 第2回WBC決勝にてイチロー選手が決勝のセンター前ヒット。日本が優勝。
④2009年10月 メジャーリーグ ワールドシリーズ第6戦、松井 秀喜選手が
ペドロ・マルティネス投手から先制ホームラン。
この試合で勝ったヤンキースは9年ぶりにワールドシリーズで優勝し、
松井選手はシリーズ最優秀選手に選ばれる。
⑤2010年6月 サッカーW杯南アフリカ大会。ベスト8をかけたパラグアイ戦で延長の末、
PK戦で敗退。
⑥2011年7月 サッカー女子W杯ドイツ大会。決勝の米国戦では2度のリードを許すも、
追いつき、延長戦の末勝利。初優勝を飾る。澤 穂希選手が得点王&MVP。
⑦2014年1月 全国高等学校サッカー選手権大会、富山第一高校が県勢初優勝。
centia wing 古川