フェデラーと杉山愛

ウィンブルドン男子シングルスの最多連続決勝進出はスイスのロジャー・フェデラーが2003年から2009年にかけて達成した連続7回です。そのうちフェデラーが負けたのは2008年のスペインのナダルとの決勝の一回のみです。そのナダルはウィンブルドン男子シングルスではまだ2回しか優勝がありません。

杉山愛はウィンブルドン選手権女子ダブルスで優勝していますが、初めての女子ダブルス決勝は2000年、ジュリー・アラール=デキュジス(フランス)とのペアでしたが、相手がかのウィリアムズ姉妹(彼女たちにとってもこの年が初めての決勝進出)、ともに初優勝を狙った対戦でしたが惜しくも敗れています。翌2001年も決勝進出しましたが敗退、2003年にキム・クライシュテルス(ベルギー)と組んで3度目の正直で偉業を達成しています。

ロジャー・フェデラーと杉山愛は「グランドスラム連続出場」でギネス記録保持者という点で共通しています。杉山愛の連続出場回数「62」を2015年フェデラーが抜き去りましたが、フェデラーの記録も翌2016年に「65」でストップしています。

1994年に現役引退をしたマルチナ・ナブラチロワですが、その後2000年に現役復帰して、2003年のウィンブルドンでは混合ダブルスで優勝しています。この優勝でナブラチロワはウィンブルドン20回優勝の偉業を達成しています。

伊達公子は1996年に現役を引退していますが、その後2008年に37歳で現役復帰して結婚後の本名「クルム伊達公子」でプロ登録しています。復帰後は全仏やウィンブルドンで勝ち星をあげ、東レ・パンパシフィックでは前年優勝のシャラポアを破るなどに加え、WTAインターナショナルツアーでも単複優勝するなど驚異的な活躍をしました。2017年に復帰後9年の現役生活を終え引退しています。


カテゴリー: テニスの観客席から | 投稿者hck7b8dxcer 16:05 | コメントをどうぞ

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