日別アーカイブ: 2018年6月20日

ルイヴィトン201819年秋冬コレクションこの先の未来で洋服はどう進化するのかファッションプレス

http://www.server-service.uz/gallery/1225 ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。今季二コラ・ジェスキエールがチャレンジしたのは、ルイ・ヴィトンの故郷フランスの伝統と、彼が得意とするフューチャーリスティックな要素を融合させること。シンプルなフレンチシックな装いを、様々なアプローチによって近未来的なピースへと変化させていく。コレクションの始まりは、膝丈スカートのセットアップを基軸としたオーセンティックなスタイルが中心。襟元や裾周りを飾るのは、フランス貴族さながらの高貴な金刺繍やゴールドボタンだ。アンフィニッシュな伸びた糸と均等に並んだボタンの規則性。そのアンバランスな対峙が面白い。ニットとレイヤードされ度々登場するキャミソールドレスは、胸元までの華奢な印象に反して、腰回りからは大きく左右に広がり構築的なフォルムで登場。テキスタイルも二コラ・ジェスキエールが得意とするマッシュアップの理論で選ばれていて、涼し気なフォルムであるのにファブリックは肉厚だ。コレクションの進行に合わせて、テイストミックスのアプローチはテンションを上げて加速。そしてスタイルはぐんぐんと未来に向けてアップデートされていく。チェックや千鳥格子模様のクラシックなファブリック、ゴールドベルトのデコレーションなどで、コンサバティブに仕上げたスカートと組み合わされるのは、スポーティーなトップスだ。弾けるようなイエローやブルーと幾何学的な模様。パンチのある色柄を層のように重ねて首から胸上までを彩る。ボタンは大きくラインのアクセントを加えて。出来上がったクルーネックトップスは、宇宙服のようにも見えるし、トレーニングウェアのようにも見える。古くボディラインを美しくみせ、女性たちの味方であったコルセットも未来に向けて進化。フォルムは伝統的なままであるが、ギュギュっと中央でしめたリボンを堺にしてマルチカラーに彩られ、洋服の下ではなく上に重ねるレイヤードピースとして提案されている。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者zjhgfyti22 19:08 | コメントをどうぞ