先日、松来さんのブログが更新され、「慢性活動性EBウイルス感染症」という病名が明かされました。12月15日に更新されたブログ記事には、「同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しい」というシアリス 通販遺族の意向が記されていました。ここでは、慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV:Chronic Active EB Virus Infection)とはどのような病気なのか、またどのような初期症状がみられるのかをまとめます。
慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)とは
CAEBVは、年間におよそ100人が発症すると考えられています(厚生労働科学研究 難治性疾政策研究事業より)。この病名はあまり一般的に知られてはいないものの、誰しも発症する可能性のある病気です。原因となるEBウイルスや、CAEBVの起こるメカニズムを解説します。
EBウイルスとは
EBウイルス(Epstein-Barr virus)は、ヘルペスウイルスの一種です。聞き慣れない名前ですが決して珍しいウイルスではなく、日本では5歳までに半数の人が、成人では9割以上が感染しています(全国骨髄バンク推進連絡協議会)。日本では大多数が子供のうちに感染しますが、大人では異性間の交流などによって唾液を介してBリンパ球(※1)に感染します。基本的には何の病気も引き起こしませんが、時折「伝染性単核症」(※2)という病気を起こすことがあります。
一度Bリンパ球に感染したEBウイルスは、一生の間Bリンパ球に潜伏しつづけます。ただし人間の免疫力が働くため、基本的には再び病気を引き起こすわけではありません。ただし、Bリンパ球以外に感染した場合にCAEBVを起こすことがあります。
1:Bリンパ球とは
リンパ球とは白血球の一種で、体内に入ってきた異物に対して攻撃を行なう働きがあります。リンパ球にはBリンパ球・Tリンパ球・NK細胞の3種類があります。
2:伝染性単核症とは
EBウイルスがBリンパ球に感染すると、伝染性単核症という病気が起こることがあります。
主な症状としては発熱(38度以上)・首のリンパ節の腫れ・のどの痛みの3つです。
伝染性単核症になると、まずは頭痛・熱っぽさ・寒気・倦怠感といった症状が数日間続きます。その後、38度を超える高熱が1~2週間にわたって続きます。白血球(特にリンパ球)が増加するのも特徴的ですが、威哥王安静にして対症療法を行なうことで1~3ヶ月で治癒します。
慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)とは
EBウイルスはほとんどの場合、Bリンパ球に感染します。しかし、稀にTリンパ球やNK細胞に感染することもあり、これがCAEBVの原因となります。
EBウイルスに感染したTリンパ球やNK細胞は増殖し、さまざまな臓器に少しずつ広がっていきます。以下のような症状が長期間にわたってみられたり、繰り返し起こったりします。
発熱
倦怠感
リンパ節の腫れ
肝脾腫(肝臓や秘蔵が大きくなる)
発疹
口腔内アフタ
貧血・血小板の減少
下痢
下血
ぶどう膜炎(目の中に起こる炎症)
冠動脈瘤(血液を直接心臓に送り込む動脈にこぶができる)
また、患者さんのうちの3割が蚊刺過敏症(蚊アレルギー)を併発します。この場合、蚊に刺された箇所に水疱ができたり、壊死・潰瘍を引き起こしたり、蚊に刺された後に発熱・リンパ節絵の腫れといった症状がみられます。
症状がみられない場合や、対症療法によって改善される場合もありますが、根本的な治療を行わなければ何度も症状が現れます。結果として、心不全や腎不全などの多臓器不全を起こしたり、悪性リンパ腫や白血病に至ったりすることで亡くなる方が多いです。












