ロスジェネが問題になっています。年金だけでは2000万円足りなくなるそうです。
かといって就職氷河期に就職の年代になったロストジェネレーション、すなわちロスジェネは正社員につくのも難しかった人たちが、はや40代になって大変不安な思いをしているということです。
この世代の人が何をなくしてロストジェネレーションなのかといえば、この人たちが亡くしたわけではありません。
ロストしたのは時代です。
1990年代はバブルがはじけて失われた10年と言われました。
2000年代は同時多発テロなどからリーマンショックまでが経済にも大きく影響して、失われた20年というように伸びてしまいました。
2010年代は大震災もたくさんあり、平成時代自体が失われた30年と言われるようにもなりました。
世代的に就職が難しかった時期も長く続きました。
そこに来て、ここでの大人手不足時代に突入し、就職内定率が過去最高とか言っています。
しかし、そのロスジェネの中から大金持ちがたくさん出ています。
仕方がないからひとりで身を立てていくしかないと決断した人たちです。
世間を愁いても、生まれたときを悔やんでもどうしようもないというのも事実です。
そこにはフリーランスのエンジニアとして生きていくという選択肢もあります。
頼らずに生きていく、そして自分の実力で何とかしていくという心意気も必要です。
サポートしてくれる人はたくさんいますので、その人たちの力を借りながら自立を目指す選択肢ですね。