ハイブリッド

楽天ジャパンオープンのゴファンvsシュワルツマンのダブルバックハンドのラリーは凄いと思ったが、上海オープンのフェデラーvsガスケのシングルバックハンドのラリーも凄かった。ほとんどスピンでスライスはめったに打たなかった。

シングルバックハンドは打点を前方にしないといけないが、どうしてあのように遅れることもなく合わせられるのか。あれが世界のトップレベルのプレーということか。

特にフェデラーはポジションがベースラインの近くで、上がりっぱなをダウンザラインに打つ様は芸術的だった。ナダルがベースライン1m,2m後方で打つことが多かったが完全に時間を奪っているよね。タイミングは難しいが下がって高く跳ね上がった位置で打つよりスイングは楽なのかもしれないな。

更にサービスも凄い。スタッツで1stサーブのポイント獲得率が83%、2ndが79%とかの数字が出ていたように思うが、1stも2ndも変わりがないのね。

ダブル1stというのか、ダブル2ndというのか、狙い+確率とも最高の出来だったんだ。

どうしてあんな魔法のショットが打てるんだ、ラケットはどうなってんだ、ストリングはどうなってんだと思ってしまう。

フェデラーも含めてほとんどの選手がハイブリットとか聞く。

ハイブリッドという言葉は生物学が最初らしいが、工業製品で自動車はなじみがある。

綿とナイロンの混紡糸も吸水性とある程度の強度を持たせられるからハイブリッドと呼んでもいいのではないかと思うが今まで聞いたことはないな。

この前もT社のハイブリッド車に乗せていただいた。良さはよくわからなかった。ランニングコスト(燃費)はよいだろうがバッテリーの寿命も考えると本当はどうなんだろう。なによりイニシャルコストが高いしな。

話がそれた。

ストリングのハイブリッドだ。

私も張ってみた。といっても一方はナイロンマルチでナチュラルではないから厳密にはハイブリッドとは言えないかもしれない。

最初中古のラケットを買ったら(*1)ポリエステル一本張り(48lbsらしい)でこれがけっこう良かった。

硬いガットは肘を悪くすると思い敬遠していたが食わず嫌いだったのかもしれない。

(ところでポリエステルをポリと略称するのはなぜなんだ。ナイロンもポリアミドなのに)

別の同じ種類のラケットを

(*2)メイン:ポリエステル、クロス:ナイロン(フェデラーはこのタイプといってもナチュラルだろけど)

(*3)メイン:ナイロン、クロス:ポリエステル(これが一般的らしい)

にも張ってみた。

ナイロン:ウィルソン リアクション17(1.25)

ポリエステル:バボラ RPMブラスト125

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打った感触は*1→*2→*3と柔らかくなっていくのは感じるのだが、はっきりいってどれがあっているのかよくわからない。

張った直後はどれも弾きが良くてボールに負けない感があってよいのだが、少し経つとあまり変わらないような気もする。

劣化(テンションの低下)していくのが早いのかもしれない。

単価も高いし、張り替えることでランニングコストはそうとう掛かるかもしれないな。

ハイブリッドとして組み合わさったメーカー推奨のストリングを選ぶべきなのか

選択肢が多すぎてランニングコストはそうとう掛かりそうだ。

迷う秋だ。

 

少し前に見た秋の風景。

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沖縄雀瓜とか琉球おもちゃ瓜とか言うらしい。ミニチュアの手毬みたいで可愛い。

おもちゃという名前がピッタリだ。

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イグチだろうか。これは食べなかった。これは食べられるものではないと言われていたのか、何故かよくわからない。

傘の表はよく似ているが、内側が網のようになっているアミタケ(網茸)は子供のころ裏山で採ってきてよく食べた。よく似た毒キノコもあるらしいが気にしなかったな。

スドオシとか言っていたが、地方の呼び名だと思っていたら、ネットでもこの名前が出てくる。関西地方ぐらい広い範囲の呼び名なのだろうか。

スドオシはどういう語源なのか、漢字でどう書くのか(漢字はないのか)いまだにわからない。


カテゴリー: テニス日記 | 投稿者ファイブK 17:15 | コメントをどうぞ

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