『家政婦のミタ』脚本家、尾野真千子に「ケンカを売った」

「企画段階から“新しいホームドラマになる”と直感しました。人が本気で相手にぶつかっていって愛情を示すのは、とてもわかりやすいけれど、同時に難しいことでもあります。
 今の時代は情報過多で、子育てに自信をなくしている親もいるでしょう。特別養子縁組のための試練を乗り越えていく美奈や信次、男の子の姿から、何かを感じ取っていただければ」
 ストーリーを考えるうえで、養子縁組を支援する関係者に取材した。
「養子になる子どもがわざと反抗的な態度をとったり甘えたりして、試す行動をするそうです。子どもは本気だから親になる側もヘトヘトになるし、投げ出したくもなる。本気のぶつかり合いだからこそ、そこにドラマがある。本気で人に愛を伝える戦いを見てほしいです」
 本作では、特別養子縁組を望む理由で、最も多いケースの“不妊”を避けた。

「不妊から養子を望むのは、その夫婦の意志によるもの。僕は運命的な出会いを描きたかった。そのため、監禁されていた子どもがさまよい、惹かれるように向かったのは、美しいもののところだった。その美しいものがピアノの音色であり、弾いている美奈の容姿や心の美しさも要因になった」(遊川)
家政婦のミタ DVD

180119153819

 尾野演じる美奈は、プロのピアニストとして認められるまで子どもはつくらないと決めていた。国際コンクールでの入賞を目指しているが、夢は叶わず49連敗中。でも、人前では虚勢を張って笑顔を絶やさない。
「尾野さんは才能がある天才肌の女優。今回、僕は彼女が怠けないように“違う芝居を見せてみろ”とケンカを売ったんですよ(笑)」(遊川)
 感情表現豊かな尾野に対して遊川が要求したのは、“感情を出すな”という点。
「自分の気持ちを表情に出せない人を演じてくれと言っています。“面倒くさい”とか、ブツブツ言っているけれど、今まで見たことのない、上品な雰囲気を漂わせています。下町の人懐っこいお姉ちゃんのような役が多い彼女が、清楚で優雅な美奈その人になりきっています」
 苦手なピアノ演奏も人知れず猛特訓しているそう。
「人前で努力している姿を決して見せない。素直じゃないんですよ。僕も同じなので気持ちはよくわかりますが(笑)」(遊川)
千年間恋愛中 DVD

カテゴリー: 未分類 | 投稿者gekiya 16:41 | コメントをどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">