月別アーカイブ: 2017年4月

ジゲムントという選手

シャラポワがムラデノビッチに負けてしまった。
残念だけど仕方がないかな。
シャラポワはフラット強打一択テニスで、強サーブと強打が入らないとなにもできないというか、普通のループのスピンとか打てないのでは?と思えるほど不器用。

ムラデノビッチは若いのに器用な選手で、スライス、ドロップショット、ライジングが巧み。四十代女性みたいなプレーして、どちらが年配なのかわからん。
ダブルスの人だから上手いのかな?
しかし面白いようにドロップ決まったなあ。まさかシャラポワがスライス打てないとは。ボレーもすごく下手なことがバレてしまった。
少しでも前に出るとアングルショット打ってもアウトしてたし。フォームがでかすぎるのかな。同じ身長でもプリスコバは器用に打つけど。

ドロップショットといえば、ハレプに勝ったジゲムントも上手い。昨日のプリスコバ戦でもドロップ連発で前に引っ張ってはネットで勝っていたが、プリスコバもボレー下手で前ではかなり無力(それでもシャラポワよりは上手い)。冷静でなんでもできそうなのに意外だ。

ジゲムントは昨年ブレイクしたが、プロになって戦績がふるわず引退したようなものだったらしい。
トレーナー資格を取り、それも一番上のAトレーナー資格。大学に通って心理学の学士も取って、もう後輩育成にかかるつもりだったようだ。
もしかしたらこれらのことが自身を強くしたのかも。ネットプレーにしてもそう、特に苦手なプレーが無く、基礎をみっちりやりなおした感じがした。

明日はそのジゲムントとムラデノビッチの試合。どちらもドロップ上手いしどんな試合になるのかな。

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プリスコバ 対 バンダウェイ見た

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シュトットガルト、ケルバー戦のあと、がら空きになる。
今からプリスコバなのに、なんともったいない。

お客さんはおじいちゃんおばあちゃんばかりなので、シャラポワとケルバー見て満足したのかな。
シュトットガルトは金持ちな町で、駐車場もポルシェばかりの変なとこです。

プリスコバ、実物はテレビで見るよりさらに細い。何頭身なのかわからないけど、人形みたい。

ココ バンダウェイは真逆の存在で、なんか、テニスというよりは野球から来たような。エースで四番みたいな感じです。

二人ともサーブが強いんだけど、サーブのタイプも違って、ココはメジャーリーガの豪速球みたいな迫力、プリスコバは、ゆっくりしたフォームだけど、いつどこに打つのかわからんし、スパンと切れ味よくて、いつのまにか決まってる感じ。

ココ バンダウェイは気迫がわかりやすくて、会場では圧倒的にバンダウェイが人気でした。
coco go!とかいう言い回しが面白いのかもしれん。

プリスコバはいるのかどうかわからんぐらい存在感ない。同じチェコのベルディヒみたとき、薄いなあと思ったし、会場外でサインに並んでた人が5人ぐらいしかいなくて泣けたけど、
プリスコバの存在感の消し方は不思議、妖精かな?

バンダウェイは、球威が少しでも落ちるとプリスコバのカウンターでやられるので、とにかく強打維持で熱かった。何度もラケットを叩きつけようとして耐えてたし、今日のココは良かったなあ。
あのバックハンド、引きつけて腰の回転で打つのは野球の強打者を連想するんだけど、アメリカ人だし実際にバット振って筋トレしてるかもしれんね。

試合はプリスコバ勝ったけど僅差、エースはココのが多かった。
終わった後みてたら、身長差あまりないんやね、意外。プリスコバの方が10cm以上高く見えたのに。

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ケルバー見てきたよ!

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シュトットガルトまで行ってきました。ポルシェカップ。
往復1000km。日帰りです。

復帰したシャラポワ見たかったのですが、渋滞で遅れて見れず、とて残念です。

着いたら、ケルバーがムラデノビッチにボコられてました。

文字通り、けっこう一方的な感じで、勝てそうには思えませんでした。
ムラデノビッチもケルバーもライジングやカウンターが得意だと思うけれど、ムラデノビッチの方がパワーもスピン回転もあり、ケルバーは打ち合いを避けてスピン利かせた球打つけれと短すぎ、
テクニックもムラデノビッチの方が上で、スライスとドロップが上手い。ケルバーはスライス苦手なのかな、無理にスピンで返そうとして失敗ばかり。

正直、勝てるとは思えなかった。ムラデノビッチのプレーは最近のドイツ十代女子の典型的スタイルで、これが世代差なのだとするとケルバーの引退は近いかもしれない。

そういえば、ここのクレーコート、すごく乾いていてプレーしづらそう、屋内ってこんなもの?水はまかへんの?
飛行機の機内みたいに空気感想していて、すぐ喉が乾く。

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肉離れ

金曜の試合で右足のハムストリングスが軽い肉離れになってしまった。
残念ながら2週間ほどはまともにテニスができないだろう。シーズン最初だというのに。

土曜は杖をつかないと歩けなかったが、日曜になって少しよくなったので、Sさんに球出しの練習をする。

今日の練習は、最近、フォアはフラットばかり打っていたから、浅い球と深い球のループボールの打ちわけ、回り込んでのフォアの練習、リターンアンドボレーの練習など。
ループが深い場所に入って相手がライジングで打たないといけない時に前に出る練習もした。とにかくSさんの弱点はネットプレーなので、数を練習しないといけない。

木曜から今日まで、Keが出ていたオープンは、寒い中行われたようだ。残念ながらKeは、1勝、2敗。勝ちはLK23相手のみで、12と9に負けたので、落ち込んでいるのではないかと思う。
Sさんも出る予定だったが寒いのでキャンセルした。優勝したのはなんとLK7の子だったらしい、2と3を倒したとか。750ポイントゲットして賞金もゲットとか、やるなぁ、たいした子だ。

来週もオープンがあるけど、どうするか。まだ寒いので地元のクレーコートが使えない。オープンに出る前にクレーで何時間かプレーしたい。

カテゴリー: テニスの練習 | 投稿者とし 07:42 | コメントをどうぞ

試合 対 Kr

今日はSさんが新しいコーチから指導を受ける日。

昨日、僕がフォアを少しなおしたのだが、すっかり忘れていてあまり良くなかった。それをコーチに直されて、どちらかといえばクラシカルなフォアの強打を覚える。
コーチは50代なので、最近のプロネーションはわからんだろう。

両手バックは、今のところまだトップスピンが上手くかかっていない。筋肉がつくまではまだ先にすすまないとおもう。

ボレーはフォアが良くなっていてバックはまだだった。
スマッシュは上手くいっていた。スマッシュの際のグリップを少しなおされる。
サーブは、スライスが良くきいていた。次になにを練習したらいいのかよくわからないが、たぶんトスを上げる位置をかえたほうがいい。

夜、僕とKrの試合。
前にやったのは1ヶ月ぐらい前で、スーパータイブレイクまで行った。
Krは、負けてくると全然打ち込んでこないので面倒くさい相手だ。体力はとてもあって足が元気だし。左利きで彼のフォアは僕のバックでは返せないし、僕の得意なショットは右へのフォアなので、あまり相性がよくない。
たいてい、1セット目を6-0ぐらいでとり、そのあと体力切れてきた僕が、シコラー相手に苦戦するという試合展開になる。

今日は右足を捻挫しているということもあり、体力温存。サーブも力を落として打つ。
1セット目は、5-1だったのだが、少しゲーム落として、6-3で取った。

2セット目になると、全然打ち込んで来ないのだが、今日のテーマは、できるだけ脱力して力を使わないように延々とクロスにトップスピンを打ち込むことだったので、相手の短い球も、重めのトップスピンで打ち込んでいったら、ラリーは長くなったが先に相手がミスしてくれた。たまに右へ打ってみたのだが、相手のフォア側に入れるとあっさりこっちがやられてしまうので、忍耐が必要。
でもまあ、体力使わないようにゲームを勧めるという本来の目的は果たした。
6-4で とった。

すでに足がやばかったので、ここで終わる予定だったのだが、Sさんが3セットめをしてあげたらどうかとか言うので、やってみることにする。
これは良くなかった。2ゲーム目ぐらいから両足が攣った。しゃがむことができない。

とにかくゲームを早めに終わらせようと、2本1stサーブ体制でDF気にせず。ショットは全部ウィナー狙いでサクサク進める。休憩もとらなかった。たぶん一度椅子に座ったら立てないだろう。
しかし、なぜかゲームが長引いてしまい、5-5になる。
1st入って球が上がってきても、前に行ってボレーしようにも足が攣っていて動かない。

そこでサービスゲーム落として5-6になったところ、相手が、僕の体調が悪そうだからやめようという。
納得いかない、最悪だ。

足も痛めてしまったし、しばらくテニスできないなぁ。

今日の反省点は、姿勢の落としすぎ。リターンの時いがいは、あまり姿勢を落とさないほうが良かった。足が疲れるだけでボールの伸びが悪くなる。

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試合 対 Ka

SさんとKaは3年前からのライバルだ。

Kaは5歳からテニスをはじめて18年ほど。
カナダに2年ほど留学していたのでまだ大学生だ。

同じチームのメンバーで、2番と3番だったのだが、対戦してまだ勝ったことがない。2年前はけっこう差があったのだが、昨年ほとんど差がなくなり、たいていタイブレイクまで行く。

Kaは昨年、強豪チームへ移籍した。
そのチームは、1番手、2番手はLK2と3で、海外回って試合しているのであまりドイツにいないような、まあそういうチームだ。移籍してからKaは強くなり、うちのクラブの女子で一番強かったLk9の40代、Keにも勝つようになった。

Sさんは自分が強くなったかどうかの目安としてKaと対戦するので、今日は緊張しているようだ。マンティスを使って勝つというのも今回はテーマの1つ。

試合は、序盤から飛ばして打ち込み、けっこうリードしていて1セット目を6-3で取る。サーブも良かった。
いつものことだが、途中からKaはあまり打ち込んでこなくなるので、そこからが勝負。

2セット目に入って、かなり不利になってきた。
どうも、フォアのクロスで負けているような感じがする。Sさんは強打をしようとしているが、短いフラットばかり打つので、前に入られて左右に振られている。
このセットは3-6で取られた。

次にスーパータイブレイク。
リラックスして長い球を打つようになった。
しかし長いボールを打つ時に、良いところに入っても、次に自分が前に出ないので、有利にならない。たぶん、前に出て決める自信が無いのだと思う。それならばあまりアウトになりやすいボールは打たないようにしたほうがいいと思うのだが。
結局、無茶な攻めなどがたたって、終始守りに入ったKaに10-8でとられた。

僅差ではあったのだが、課題が多かった。特にフォアのクロスがダメだと思う。
今まではスピンラケットを使っていたので適当に打ってもなんとかクロスのトップスピンぽいものが入っていたのだが、薄ラケを使うならもう少しフォアのスイングを変えないといけない。
ATPプロのようなオープンスタンスのトップスピンを教えることにした。普段なら絶対にいうこときかないけど、今日は負けたので素直にきく。
打たせてみたら伸びのある良い球が打てて、またいつもより力がいらないと喜んでいたので、いつまでこのフォーム覚えているかわからんけど、まあ良かった。

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ドイツ、U14の大会

今日は、3日前から隣町で開催されているU14の大会、決勝を見に来た。
シーズン開始の時期を選んで開催したのだろうが、今日は桜の花吹雪と一緒に本物の雪も吹雪いており寒く、子どもたちはタイツ履いて試合をしている。

そういえば、日本のテニスの光景を動画で見ると、男女ともに夏でも屋内でも長袖長ズボンなのはどうしてですかね?日焼け対策?特に女性は覆面にサングラスまでして、イスラムぽいですね。あと日本の動画をみてると、男がサンバイザーしていますが、あれはこちらで一度も見たことがないです。

さて、U14の男子決勝。二人とも100kmぐらい離れたところから来ていて、一方はLK15で、もう一方はLK13だが、すでに今年13と11までポイントを上げていて、おそらく9月にはさらにいくつか上げるだろう。
どちらも14歳で、テニスをはじめたのは9年前。
二人とも4年前から公式試合に出ているが、出ている数がすごい。すでに280戦ぐらいやってる。

昨年から大人の大会に出ることができるようになったようで、州でもけっこう上のリーグにエントリーしている。興味深いのは、二人ともU14の大会ではそこそこ負けているのに、大人の大会では勝ちまくってる。
つまり14歳前後の方が20代より強いということで興味深い。
おそらくプレースタイルに違いがあるのだろう。この二人とも、今のプロと同じく、ベースライン上の速いテニスをしていて、20代はナダルの全盛期にテニスを習ったような大きめのスピンが多い。今のスタイルは1つ前のスタイルにたいして強いわけだし。
プロならば20代でも現役で新しい技術を取り入れるだろうけど、たいていの20代は十代後半で親が支援を打ち切ってコーチのレッスンなどが無くなるのでプレースタイルもそこで止まるのかもしれん。

今日の二人もとても強いが、本当に強い子は今の時点でLKは5以内まで来ているし、来年にはLK1か2になってないといけない。そこまで行けないとプロの入り口には立てず、親も才能を見限って投資もやめるだろうし、今のように試合に出まくることはできなくなる。

LK13の子はサーブが上手く顔がラオニッチに似ている。LK15の子はストロークが柔らかくてとても良かった。通算成績は、13の子は過去に7割以上勝っていて15の子は5割を切るぐらいなのだが、今日の試合は2-6 0-6でLK15の子が圧勝。ボールに対する感覚が上で、この子はけっこう伸びそう。

奥で、U14の敗者復活戦の決勝をやっていたが、こちらも面白かった。二人とも少し歳が下で13歳。体格も小さい。
1人は、なぜかサッカーのブンデスリーガの服をきていてキャップをかぶっているので野球少年ぽい。
もう1人は、黒髪の縮れた長髪で、浅黒い顔をしていて、左利き。まるで子供の頃のナダルのようだが、プレースタイルもナダルそっくりだ。名前をみたら、本当に名前もスペイン人だった。

この子は本当にスピンが上手く、攻めのスピンも守りのスピンも上手い、豪快。手首が柔らかくてさまざまなスピンが打てる。
野球少年の方は、ライジングがとても上手い。身体が小さいので相手の力を利用してのテニスを覚えたのだろう。

てっきり一方的にナダルスタイルの子が勝つかと思ったのだが、ライジンガーの方が上手く守り、良い勝負になってきた。ナダルスタイルは相手がまもった時も本気で打ち込み続けないといけないのでスタミナに自信が無いとしんどいのだな。
しかし、2セット目の方は逆にナダルタイプの子が守りに入る。野球少年の子は体が小さく、自分から打ち込み続けるにはパワーが足りない。ナダルスタイルが守ると手堅いし崩すのも容易ではない。そのまま試合終わった。
二人とも、13歳なのに、スピンは当たり前で、スライスやネットプレーの技術も完璧で、見ごたえあった。あとはどちらも体格がどこまで大きくなるかだろうなぁ。

U14の女子決勝もみた。

片方の子は、どこかで見たことあるなと思ったら、今年ブレークした、エリナ・スビトリーナに似ている。ラケットはアエロプロドライブ2012。
もう片方の子は身長180cmぐらいあり、とても細い。BLX Six One 95に、ガットはたぶんポリファイバーのコブラ。
アエロのスピンと、薄ラケのカウンター対決。若いのにラケットが妙に古いところに、14歳にしてこのこたちがベテランであることを感じさせる。

背の高い子はストロークが上手く、ぐりっとスピンのかかった重そうなフラットが良いコントロールで入る。どうしてかサーブが苦手で、背が180もあるのにどうしてコーチは猛特訓しないのかもったいない。しかし1セット目は圧勝で6-2で取る。

2セットめ後半になって、ネットアウトしまくりだったスピンの子、タイミングがあってきたのか良いタイミングでボールを叩きはじめて、追い上げる。
一度タイミングが合うと、振れば振るほど入るのがこのタイプ、長い球も短い球もフルスイング、そしてそれが決まるので止まらなくなり、4-6。

ここで背の高い子、長いトイレ休憩を取った。
面白いのは、若い子の試合をみてると、セットが終わったあとに10分、15分ぐらいトイレから戻ってこないことが多い。相手の流れを切るためなのだろうがそうしろとコーチから指示されているのだろうか。
だが、今回は休憩を入れたが流れが変わらず、スピン子はゾーン入ったまま。スーパータイブレイクは0-5。
ここで背の高い子、背中見せて泣いてしまう。これはもうダメだろう。やはり14歳はまだメンタルが弱いのだな。2-10で試合終わる。

今日はU14見に来て本当に良かった。
さきの週末からSさんはシニアの試合ばかり出て、ストロークでは勝っているものの、年配の小技にやられて、テニススタイルを見失っていた。
しかし、ジュニアの試合では基本的にプロと同じことをしているので、今のテニスの流行はこれで、なにをやるべきなのかがはっきりする。自信をもって自分のテニスをやることにした。

その決意のため、明日の午前に試合を入れる。
相手は、長年のライバルのKa。ちょうどいま大学の休みで帰郷している。いまはブレーメンで一番上のリーグの公式戦出てる。95インチの薄ラケでドカドカ打ち込んでくるフラッターだ。

夜、Ka対策に練習。
前の人のダブルスが長引いて21時半からしかコートを使えなかった。
こっちは21時から予約を入れていたのだが、隣のクラブの50代チームがシーズン前の特訓をしていのだ。弁護士Toと薬剤師のHe、LK12から17というけっこうな実力チームなのだが、4人とも自分たちで工夫した個性的なテニスをする。時間のびたので飲み物おごってくれるというから遠慮なくコーヒーもらった。

今日の練習は、強打でのストロークと、サーブアンドボレーの練習。
ストロークは、昼間に見た若い子たちの手首の柔らかさをイメージすると、力が抜けたのびのあるスピンを打てて、とても良かった。この感覚を忘れないようにしたい。

サーブだが、この前からやっていた、フラットでコート向こうの壁に直接当てる練習。これを続けていて、Sさんはノーバンで壁に当たるようになったのだが。なぜかこれをやることで、サーブの回転がアップしてボールが重くなった。理屈はわからんが、サーブが強化されてるのは確かなのでOKだろう。

カテゴリー: テニスの練習, ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 15:05 | コメントをどうぞ

ボレーの練習

例年ならばそろそろ屋外コートの季節なのだが、今日は雪が降っている。どうなってるのかな。

Sさんのチームは夕方から屋外コートにあるクラブハウスを掃除。
ドイツのテニスクラブはクラブメンバーが共同経営しているような形になっていて、もともと、このクラブは初期のメンバーが土地を買ってテニスコートを作って自分たちでクラブハウスを建てた。いまはクラブ会費から人を雇って運営しているが、基本的なメンテナンスは会員が集まって行っている。

今日の練習は、昨日の試合でさんざんだったSさんのネットプレーの強化。

コートに行くと、たまたま隣のチームの、少しガラ悪いおっちゃん達が練習していた。40代かな。

ドイツのクラブは会費に差があって、うちのクラブは年間3万ぐらいなので田舎の割には高い。
安いクラブは、村のサッカーや卓球など総合的なスポーツと一緒になっているところがあり、ホンマに安いところは年間50ユーロぐらいからある。

メンバー層は会費に応じて変わる。うちのクラブは所属していることが田舎ではステータスになるらしく、だいたいの名士が所属しており、駐車場にベンツやBMWの新しいのが並び、女性陣は練習後にロゼのシャンパン。
安いところのメンバーになると、練習後はタバコ吸ってるイレズミおじさんたちと一緒にビール飲みながらサッカー中継見ることになる。

今日練習しているおじさんたちは村の外れのチームのひとたちなのだが、残念ながらうちのクラブより強くて、みなさんのLKは16前後だ。

ストロークを少ししたあと、スライスからネットを取って前で勝負と、この年代なら王道のプレーなのだが、Sさんはあまりこの年代の人たちのプレーに注目したことが無かったらしく、昨日やられてみてはじめて興味を持ったらしい。スライスが多い、ほとんどスライスちゃうん?と驚いていた。
おじさん達は、今日はサッカーの試合をテレビで観るんじゃと、練習を30分きりあげてビール一気飲みして帰っていった。やっぱりサッカー好きなんや。

練習は、とにかくSさんに打ち込んでもらったものを、こちらは大きめのスピンやスライスで返すので、ストロークで追い込んでからボレーで決めるというスタイル。
・・・いや、見事にボレーをミスしまくり。

なにが悪いのか考えてみたのだが、どうやら、相手の球が短い時に、前に出過ぎているのではないかな。
スピンで打つ位置まで詰めてるから失敗するのでは。

そこより1メートル以上後ろからでも間に合うよと、相手の短いスピンをしゃがんで地面すれすれでボレーして決めて見せたら、Sさんも試してみて、私はこんな簡単なことでやられていたのかとショックを受けていた。

練習をして、短い球をスライス回転をかけて返せるようになったのはいいのだけど、練習中に、常にこの球はスライスで決めれるのではないかと試すようになって、なんか、50男がダブルスで使う技術てきな・・・こればかりやるようになると、ちゃんとストロークできなくなって弱くなりそうで怖い。

コーチも、若い子の指導の時にはスライスを使うとすぐ注意するしなぁ。
スライス使うのは確実に決まる時だけにして、普段の浮き球はドライブボレーで決めるように練習したほうがいいと思う。Sさんはハレプみたいなプレースタイルなんだから、いつもフルスイングスピンしてないと。

そういえば、この前ひどく書いたダンロップ フォートだけど、フォアのスライス練習をしていると、なんと打ちやすいボールなのかと驚いた。実に気持ちよく打てますね。サーブは遅くなって、しばいてもウィナーにならないけど、スライスからのネットプレーで遊ぶにはとても楽しい。

昨日の大会に出ていたLK2の子、たぶん20歳ぐらい。プロの入り口ぐらいの強さなのだと思うけど、フォアもバックも芸術的に上手くて、なんか、ちょっとだけ痩せたティエムみたいな?
特にサーブは、のけぞり具合がバレエダンサー並み、憧れるわー。

真似て練習した。明日は背中が筋肉痛やな。

カテゴリー: テニスの練習, ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 08:08 | コメントをどうぞ

LKシステム

ドイツのテニス人口は350万人らしいが、大半の人は自分のID番号が発行されていて、それぞれLK、ライストゥングクラッセというランキング制度で管理されている。
相手の年齢とLKランクでだいたいの強さが判断できるので、中級や上級というおおまかなクラス分けで悩むことがない。

まず、クラブに登録して試合などに出ると、IDが出てLKは23から始まる。

同じLK23を倒せば50点、LK22を倒せば100点、LK21以上を倒せば150点入る。

250点貯まれば自分のランクが一つ上がる。

点数は9月末に計算されて、10月から新年度となる。

一年で最高でランキングは5つまで上がるが、必要とされるポイントはだんだん高くなる。5つ上げるには1500ポイントが必要で、なおかつランキングが5以上高い相手を二回倒さなければいけない。

自分のランクが上がると、下位ランクを倒した場合、入ってくるポイントは減る。
一つ下なら30点。離れた相手なら5点。

日本との比較ですが、
動画などを見る感じでは、
中学から大学までテニスをやってきた20代がこちらのLK19に勝てるかどうかぐらいに見えます。

単純にドイツはデカいんで。
平均的な体格は身長181の82kgぐらい。
これはもうワウリンカなわけですよ。
テクニックはともかく、ワウリンカ体型が打つ球は威力あるので。

ドイツ人は子供の頃にはじめたスポーツを一生やる傾向にあるので、テニスクラブにも引っ越ししない限りは一生登録されてます。
子供の頃から十代まではコーチについて練習して、そのあとは友人と週に何度かプレーして、夏はクラブ対抗の公式戦に6回ぐらい出場する。
彼等の多くはLK23から19です。

一部の熱心なプレーヤーは外の試合に出かけていき、LKを13ぐらいまで上げます。そのあたりになると公式戦の所属チームも地元ではなく強豪チームに移籍する。

LK一桁になると、州の一番上のリーグにいたり、仕事はコーチだったり。
LK5以上は、賞金の出る大会を回ったり、LKより国内ランキングの方が大事なようです。

LKポイントを効果的に得るには、二つ上の相手を倒せば良いのだが、1日開催のLK大会では近いランクの人と当てられるので、そううまく稼ぐことはできない。
下手すると下位二人と当てられて参加代がもったいないことになる。なので事前に参加者リサーチが大事。

もし自信があるのならば1日LKではなく数日規模で開催されるオープンへの参加が効率良い。
参加費用はLK大会と同じく30ユーロ前後だが、勝ち抜き戦なのでトーナメントを勝ち上がれば5試合ほどできる。
オープンは弱い人があまり出ておらず、だいたい下はLK14、上はLK2あたりが多いので、自分のLKがそのあたりまで上がってきてから考慮すれば良いだろう。

自分のLKが一桁まで来ると大会で格上と当たる機会も減るので、各地のオープンの参加予定者を調べて格上に挑むことになります。

LKランクはなにもしないと2づつ下がる。毎年必ず80ポイントを得て、同じランクの相手を倒さなければ維持できない。

*書きかけです。

カテゴリー: ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 00:44 | コメントをどうぞ

試合 対 イタリアの大きな女性

二試合目の対戦相手は、30代のイタリア人女性。LK13。

大柄で、身長は181cm 体重は90kgというところだろうか。
大きいだけでなく、態度も荒々しく、少しアザレンカを連想させる。

最初から態度悪かった。たぶん、身長が30cm近くも低いSさんを舐めているのだと思う。LKが低いので余裕だと思ってるのだろう。

運がよいことに、雨が降って、二人の試合は屋内となった。

屋内、カーペットではなくハードコートだった。ハードコートは初めてだ。

イタリア人のサーブは豪快なのだが、あまり入らない。セカンドは弱め。
フォアはフラットの速球で、フォアハンドスライスも使う。
両手バックハンドは強いけどあまり器用ではない、バックハンドスライスはあまり使わない。

相手は、Sさんの意外にも速いサーブに驚いていて、警戒したようだ。
お互いにサービスをキープしつつ、ゲームが進む。なかなかブレイクさせてもらえない。
彼氏が見に来ていたが、彼氏とよく打つのだろう、パワーボールに対しては慣れているようだ。

相手は、自分がなかなかブレイクできないことと、打ち勝てないことにイラついていた。また、Sさんがアウトボールに厳しいことにもイラついていたらしい。まあ、彼女がスピンかけないからアウト増えてるんだけど。

ゲームが5-6のときに、このままでは危ないので、ラケットをマンティスからBurnに変える。これで、コントロールは落ちるが打ち負けることはなくなる。
予想通り、急にスピン量が上がったことで相手のアウトとネットが増えて、このセットはタイブレイクまで行ったが7-6で取れた。
相手はキレてボールを壁にぶつけ、ラケットでいろんなモノを叩いたりしていて、彼氏は巻き添えを避けてどこかに隠れてしまう。

2セット目は、前のセットと同じく、Sさんがインの球もアウトにしているのではないかと、このイタリアの人は疑っていて、イライラし続けていた。しかし、打ち負けてはいるのだが、なかなかブレイクさせてくれない。

3-3あたりまで来た時に、彼女はハタと、もしかして自分は実力て負けているのかもしれないと気づいたらしく、彼氏に相談に行った。
そこでどうやら、シコラーで行けという指示が出たのではないか。
延々とフォアハンドスライスで繋ぐテニスになる。

Sさんは、まるで初心者のようだが、スライスロブ対策が苦手だ。スライスが飛んでくるとドライブボレーを打とうとしたりしてネットにかけている。
ここで引いたらダメなので、強打で打ち込み続けてゲームを取るが、やはりブレイクはできず、相当体力が削られてきたようで、うっかりサーブを落としてしまった。

アザレンカ並の巨漢が155cmの子相手にフォアハンドスライスで繋ぐというのはかなりシュールな光景で、本人も恥ずかしかったのではないだろうか。しかしそれを続けたあたり、流石はLK13まで上げてきた子の底力だと思った。

4-5の時に、相手はラインのアウト判定に大声を出して抗議してきた。それに負けたSさんは相手のアウトを取り消して、やりなおし、4-6でセットを落とす。

次にスーパータイブレイクになったが、最初の2ポイントほど、Sさんは怒っていたのか強打してしまいポイント失う。
また、なぜか相手のアウトもイン判定したりしてしまい、連続でポイントを失う。ここで自分を曲げてしまうのは良くないのに。
結局は10-6で負けた。
相手も不満だったのか、握手もせず出ていく。

これはかなり悔しい。勝てた試合だったなぁ。どうしてここまでLK高い対戦同士なのに、まるでLK23あたりがやられるかのように、スライスロブ上げてやられてしまったのか。情けない。

今日のまとめとしては。

とりあえずSさんはボレーの特訓しろ。ドロップショット対策しろ。ネットプレー練習しろ。
サーブはもっとワイド側に打て、立つ位置考えろ。
Burn使うのであれば2時間半フルスイングできるだけの体力を。
ボールのインとアウトの定義を、ベテランたちと相談して決めてしまったほうがいい。

悔しかったので、地元に戻って22時半から屋内コートで練習。
Sさんにスピン打ってもらい、こちらがスライスで守るのでそれを決める練習。

いやー、本当にこれで守るスタイルに弱かったんやね。まるで昼の再現。

スライス、スライス、ドロップショットとやると、
「楽しい?楽しい?」とか言って煽ってくる。

・・・いや、別に僕、やりたくておっちゃんテニスやってるんじゃないんだけど。練習のためなんやけど。
というか、なんでスライスで上げたボールを伏せたフラットで打とうとするんだ。球が真下に落ちるやろ、角度考えろ。

「私は前から、としさんはシコラーしたほうが強いと思ってたで」とか言われてしまった。失敬な。

カテゴリー: テニスの練習 | 投稿者とし 09:07 | コメントをどうぞ