カテゴリー別アーカイブ: ドイツのテニス状況

週末の試合

週末に地元で大会があった。
今年はかなりの参加者が集まったのだが、田舎なので屋内コートが二面しかなく、20kmほど離れた場所のコートも4面借りることになった。

Sさんはランクを上げたせいで今年勝てておらず、力はついているのだが、運が悪くいつも相手が強いだけなのだが、なんとか勝たせてあげたい。

今回の1番目の対戦相手も履歴を見る限りかなり強い。今はLK14だが数年前まではLK10。年は40半ばなのだろうが未だ現役女性リーグに出ておりしかも州で一番上のリーグ、つまり相当な化けもの。20代の試合に出るからLK14だが、おそらく歳に合わせて40代リーグに出ているならば年代別でドイツ20位までには入りそうな。今シーズン一度も負けていない。

外観もあきらかにアスリート体型で20代にしか見えない。身長は175cm。髪は金髪のベリーショートで筋肉ムキムキだ。警官か軍人か?
急にコートの真ん中でブラ1つになって着替え始めた。なんというか男らしすぎる。

試合前のラリー、向こうはかなりパワーに自信があったのだろうが、Sさんのフォアも男並みなので、押されており、かなり焦ったようだ。
しかし相性が悪い。相手は左利きでフォアに自信があり、バックハンドは片手でスライスの防御が得意。つまりフェデラーと同じくガンガン回りこんでフォアで逆クロス打つタイプ。

Sさんは両手だが、やはりフォアに自信があり、むしろバックが下手なので積極的に回りこんで逆クロスを打つタイプだが、これじゃ相手のフォアと打ち合いになる。
相手のバックハンドは片手とはいえスピンが上手い。
またサーブが強くコントロールも良いので、なかなかフォアのクロスを打たせてもらえない。
Sさんはスピンサーブを熱心に練習しているが、左利き相手だとあまり有効ではない、むしろスライス打たないといけないのに得意ではないし、これはちょっと経験の差も出たなぁ。テニスはじめて5年のSさんと、おそらく35年ぐらいやってる相手の差。勝てずに残念。

ちなみに、Sさんの地元でのライバル、LK10のケーティも同じ相手に当たったが、もっと大きな点差でやられていた。あのミサイルみたいな左のフォアは、普通の人ではなかなか返せないと思う・・・うちの男のコーチも負けそうだ。

2番めの相手は、この女性のチームメートでLK15。やはり40半ばだが、背中から首までタトゥーが入っており、なんともやばそうな人だ。
しかしこの相手は強くなかった。
どんなボールもフラットでウィナー狙い。ほっといても自滅してくれる。サーブもファーストはやたら速いがセカンドが遅すぎて一発で決めていける。普通はあれだけエラーを出せばどこかで作戦変えるものだろうが、最後までウィナー狙い続けたのは天晴。まあ、なんだかんだで彼女もずっとLK15あたり維持している人なので、そこそこ実力はあるのだろうが。

快勝できて、Sさんは少し自信を取り戻したようだ。来週から再びツアーを回っていくことにした。

***

翌日は現役女性の大会だったが、LK19から23しか登録しておらずレベル的には年配より低かった。
かってのSさんのライバルで大学近くのチームに移ってしまったLK19のカーレンが出ていたが、カーレン、秋から全然試合に出ていない(出してもらっていない)せいかずいぶん弱くなってる。

この子はテニスがとても好きなのだが、ちょっとコミュニケーション下手なところがあり、彼氏もいなければ友達も少なそう。たまに地元に帰ってきたらコーチの個人レッスンを受けているが、5歳からテニス20年やってもうテニス習う必要ないはずなのに、おそらく一緒にテニスをする友達がいないのだろう。
Sさんを誘えばいいのだが、夏にやられてからビビってしまったのか声もかけてこない。今日も声かけたらそっこうで逃げた。

カーレンの1ゲームめは相手LK20。テニスのプレースタイルは40台前半の人によく見るような、下から斜め上に体重乗せながらスイングするタイプで、あまり跳ねてこないが重い球を打ってる。カーレンとしては普段あまり当たらないタイプの人なのだろう、うまく相手の力やスピンを利用できなくて苦労していた。マッチタイブレイクで勝つ。

2ゲーム目の相手はLK19。背は高くなくて165ぐらいか。Sさんに似ていて強烈なスピンを何種類か使い分けて相手を前後に走らせるのが上手い。カーレンの得意な相手ではあるのだが、いかんせんカーレンの腕が細すぎる。大学行ってる間なにも食ってないのかどんどん痩せていってるのだが、パワー負けして2セット目後半から怪しくなって、マッチタイブレイクで負けた。これは残念だろうな。
地元では数少ないやる気のある子なので、はやく復活してほしい。

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女子現役チーム一軍

Sさん、秋から新しいクラブへ移り30代女性チーム一軍に所属した。
このクラブは女性は40代が強く、北ドイツリーグでやってる。この人たちはプライド高く、口きいてくれないし、そもそも見かけない。たぶん普段は別の地域に住んでいて別のクラブにおり、試合の時だけ合流してる。強豪チームにはよくあること。Lk一桁揃い。

30代はそこそこ強いチーム。メンバーは若い頃はLK6から10ぐらいで、子供産んでから下がって15前後という感じ。普通のチームにはそういう人達が一人いるかなので、全員がそのレベルなのは強い。
SさんはLk14で入ったのだが、テニス歴四年で身長155cmしかない日本人なので、コーチから舐められていた。
しかし、フォアが強い。男子のATP選手のフォームで強烈なエッグボール打つので誰もフォアではSさんに勝てず、誰もフォアにボール返してくれない。秋からのチーム練習はまるでSさんを育てるためだけのものに変わる。夏は上を目指すために新しい一軍を作るという意見も出てきた。

そんな中、現役世代の女子チーム一軍に欠員が出て、試合にSさんが出ることに。このチームは上はLK9二人で年齢は16歳から22歳。あと少し30近いのが二人。県レベルでもそこそこ強いというくらい。
チーム練習で、なんと現役チームのメンバーでもフォアではSさんに勝てず。今後、Sさんは現役チームの練習に毎週参加することに。

今日はそのメンバーのうち一人と試合する。

ちなみに女子チーム現役は三軍まで、男子チーム現役は四軍まであります。

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いろいろなコーチ

ここ二年ほど、多くのコーチに個人レッスンを頼んだ。

最初にクラブにいたコーチは、元プロで足首やられて引退した人。テニスはとても上手いと思う。
一年前にブレイクしたズベレフ兄に試合で勝ったことがある。これは相当強かったのでは?
しかし指導力はいまいちというか皆無で、この地元クラブほど弱いチームはどこでも見たことがない。
子供を五歳から八年教えてフォアはスピンも打てず、サーブは半分も入らない、これが彼の教え子たち。あんまり熱意もないし。
最近わかってきたが、彼に育ててもらうのではなく、リターンの細かい身体の使い方など専門的なところだけ集中的に教えてもらうのがこのコーチの上手い使い方ではないかと思う。本当にトッププロが受ける訓練を受けてきてるから。

二番目のコーチは隣の州の強豪チームを育てた熱血50代。
ドイツ頂上を決める大会に毎年エントリーされるぐらい本人も頑張っているし、教え子も結果出している。最新のテニスはできないが、ワンポイントで即効果でる教え方をしてくれるので、レッスン受けると必ずどこかが改善される。性格はドSなので僕とは合わん。

次のコーチは、都会でテニススクールをしてるロシア人。本人は元体操選手で、テニスとても下手なのだが、練習中のステップは完璧で、たぶん怪我もしたことがない。あまりテニスの知識が無いが体重移動の基本は確実に習える。奥さんがソ連代表のテニス選手。息子も娘もプロに育てたのでなにか上手さがあるのだろう。
授業料高い。

最後のコーチは、秋から所属した強豪クラブのコーチ。このクラブは子供からお爺さんまで全員現役で試合に出す。どの年齢層もかなり強い。
コーチは足をやられており、現役時代は北ドイツのチャンピオンまでいったが、プロからは遠かったと思う。
このコーチも指摘が短く、即結果を出すのが得意。
本人は足を引きずっているが強いサーブとリターンだけで大抵の試合勝つし、あまり時間のないシニアにとっては良いコーチだと思う。

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その後

久しぶりの投稿
五月からその後

Sさんは州の女王を決める大会に出た。
本戦は負けたが、敗者復活で決勝まで行く。

六月の試合ではドイツ30代の21位と当たる。速い打ち合いの最中でのドロップが神がかっており、負ける。

八月に捻挫をして、その影響で九月頭のクラブ対抗戦で負け、結果としてクラブは上のリーグに上がれなかった。

九月に追い込みでポイントを貯め、最終日まで試合をして、LKは5つ上がることに。

十月、LK14になる。テニス初めて四年でLK14まで上がるのは驚異的。普通のクラブでは一番の位置。
クラブを都会の有名なところへ変更した。

秋の大きな大会に出る。当たった相手はWTAランキング持ち30歳。先月ITF世界8位倒してる人で、一ゲームしか取れず。しかし仲良くなりテニスを教えてもらうことに。

屋内シーズンになり試合で結果出せず、速球打つことが課題。

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ゲリー・ウェバー・オープン行ってきた

ハレのゲリー・ウェバー・オープンに行ってきました。

今年はいつ行くか決めていませんでしたが、前日に良い席が取れました。
日本人だとわかったのか、明日は錦織の試合無いけどいいのか?ときかれ、錦織でなくてもいいよ、フェデラーは出るんでしょ?ときくと、フェデラーも出ないとのこと。

ここ3年ほど月曜に行ったが、フェデラーはいつも初日だった。残念。

まあ、フェデラーも錦織も毎年見ていたので、今回は違う選手をみるということでいいかな。

初戦はコールシュライバーとソウザの試合。
コールシュライバーもだんだん成績が落ちてきた。2年前はここの初戦でフェデラーと当たり、3セット目のタイブレイクまで競って素晴らしかったのだが、今回はいまいち精彩を欠いていた。ソウザのサーブが良いこともあり、リターンミスばかり。
しかし勝って良かった。

休憩時間、偶然Hoと会う。昨日、Hoは州の大会で優勝している。Sさんは敗者復活戦で決勝まで行った。Hoは、二人で新聞に載ろうと写真を取った。明後日の地方新聞に乗るらしい。ほんまか?

次はブラウンと若いカナダ人の試合。
WCのブラウンはファーストサーブとセカンドがほとんどスピード変わらない。基本ストロークせずフラット一発狙いでドロップショットつかいまくる変わったプレーヤーだ。今日は昔ほどトリッキーなショットは打っていないのだが、タッチは相変わらず良かった。
セカンドセットでマッチポイントまで行ったのだが取りきれず結局タイブレイクで落とす。
こういう場合はブラウン、いままでならあっさり負けていたのだが、今日は勝った。珍しい。

次に、コート1へ行き、ドイツ人4人のダブルスを観た。
片方はズベレフ兄弟のペアで、注目されているのでほぼ満員。

ズベレフ弟がいかにもダブルスに不慣れで微笑ましかった。ベテラン3人の中に素人が混ざってしまった感じ。
プロのダブルスの試合は速すぎてなにがおきてるかわからないものだが、素人のズベレフ弟がいるおかげでテンポが遅くなり見やすかった。

兄はダブルスのプロで、上手くフォローしていた。ズベレフ弟はサーブは流石なので、弟がサーブで兄が前だと盤石。よくわからない球はストロークで強打してた。
逆のポジの時には危ないのだが、弟はとりあえずあまりボレーをしないようにして、こぼれた球は上手くスマッシュ。勝てるもんだねぇ。

次の試合はガスケとモンフィス。
モンフィスは以前ここで錦織と当たった試合を観たことがある。その頃と比べると少し痩せてパワーが落ちているような気がした。

ガスケははじめて観たのだが小さいと感じた。公式では185cmらしいのだが本当にそんなに身長あるか?178ぐらいではなかろうか。あまり伸び上がってサーブを打たないこともあり、今日の選手の中ではサーブのスピードが際立って遅かった。同じ身長のはずのティエムは今日230km出したのだが、ガスケはなんか、ずっと160kmぐらいのサーブ打ってる印象。
ガスケは地味に思えたが、だんだん技が冴えてきた。芝の難しいスライスを絶妙なタッチで取っていて、すごい才能だなと。
モンフィスは負けてくると足を痛がってみせたり、攣った真似をしてみせたり、いろいろやるのだが、すぐ立ち直って強打して脱出する。これはあれやろ、演技やろ?
ガスケは慣れているのか無視していたが、調子崩されてイラついていた。これじゃモンフィス、本当に怪我したときに誰も同情してくれないぞ。
モンフィスのシコラーモードは実物みると面白い。相手のボールを返しているのだが、スピードはそのままにボールの球威だけ落として相手のミスを誘ってる。嫌な球やなぁ。あの球を失敗せず強打しつづけたガスケはほんとうまい。
試合はガスケが勝つ。名前、リシャー・ガシェーみたいに呼ばれていたけどフランスではそうなのだろうか。

やっと最終試合、ティエムとドイツ人の若い子。
ティエムもドイツ人みたいなもんだと考えると、ランキング的には錦織とダニエル太郎が当たるぐらいのものだから、あっさり終わるのかと思ったがそうでもなかった。
ドイツ人の若い子は予選から上がってきていて芝に慣れていた。そしてティエムは1人でクレーコートで戦っているような・・・
スピンでぶっ叩いているのにボールが上がらずカウンター打たれて苦しそうだった。ドイツ人の子はサーブがとてもよく、試合の流れからすると、ほぼ互角。
ラケットはバボラ対決だが、ピュアストライク使ってるティエムがグリグリスピンで、相手の子がピュアアエロでフラットよりのドライブという面白い打ち合い。スライスはどちらも上手いがスライスから前に繋ぐのはドイツ人の子が上手く、ティエムはなんかボレー下手だった。
1セット目、ドイツ人の子は取れると思ったのだろう、勝ちビビって固くなり、落とす。
2セット目もドイツ人有利だったのだが、たまたまティエムがブレイク。どっちが勝ってもおかしくないぐらい互角だったが、ティエムが取った。

今日は両手バックハンドを研究したかったのだが、コールシュライバー、ガスケ、ティエムと、3人とも片手バックが勝つという結果に!

***

明日はフェデラー、錦織、ズベレフ、トミーハースと、全部みれるんやなぁ。行けないのが残念。

カテゴリー: ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 07:52 | コメントをどうぞ

先週のLK

Sさん、今年1500ポイント貯めるために、そろそろ稼いでおかないといけない。試合を探しているが、今週末はあまりシニアのLKがなく、今から申し込めるところは、ボンあたりまでいくと土日にあるのだが、ちょっと遠い。

来週に数日に渡って行われるトーナメント、30代はLK3とLK7の二人しかエントリーしておらず、40代と合同になるかも。一応エントリーしてみたのだが、このLK7は曲者だった。2008年以降の戦績、60勝4敗・・・
今年はLK2を3回も倒している、規格外だ。
・・・まあ、一般レベルの最高峰を見せてもらうということで、何ゲームとれるか頑張るしか無い。

***

先週末のLKは家から1時間ほどのところに遠征。
うちのコーチ見習いの大学生シュテファンと現地で遭遇してびっくり。

Sさんの相手、最初の子は、子供の頃からテニスをやっているのだろうが、下の方のリーグで年にプンクトシュピールに何度か出ているぐらいの子。20代半ば。左利き。
むこうからしたら年配なので、かなりなめられていたようだ。「30代のプンクトシュピールに出てるんですか?すみません、歳みちゃいました」とか言われる。
・・・いや、プンクトシュピールはダーメンに出てるんだけどね。
相手はサーブ下手だがストロークに自信ありそう。

最近のSさんのフォアは普通の球に見えてむちゃくちゃスピンかかっているので、相手は飛ばされまくって1セットめ。6-1で取った。

だいぶイラついていて、Sさんに、「あなたの醜いトップスピンのせいで自分のテニスができない」とか言ったらしい。
ふつう醜いとか言うか?この子おかしい。
外観からして少しテンパラメントフォルだから、しかたないか。

これに動揺したのか、2セット目、フラットばかり打って、調子落として0-3になる。
なんでトップスピン封印とかするん?気持ち入れ替えないといけないので、厳しく言ってみた。

打ち方を昨年のものにガラっとかえてやり直し。このあと6ゲーム連取して6-3。

次の相手は、21歳の若い子でランクはSさんより2つ上。
2008年から記録見るとたいして強くなかったのだがこの2年ぐらい急激に上げてきていて今年もすでにランクいくつか上げているので要注意。今日の1試合目もこの子は2つ上相手に勝ってる。

最初のラリーでは、スピンが良くきいて相手はミスりまくっていたのだが。
ゲームがはじまると、相手はガツガツ打ってきて、どれだけミスってもメゲずに打ち込んでくるので危ない。こういう相手はタイミングが合ってくると止まらない。
Sさんの新しいATP風のフォアは、まだ練習しはじめてだった2週間。まだどこか手首を使ってしまっているところがあって、小さな筋肉がへたると、急にスピン量が落ちるので危ない。
ゲームはどちらもキープし続け、そして途中からブレイク合戦、4-5で自分のサーブになったときに落としてしまい、1セット目は4-6。

疲れ切ってしまって、次のセットは散々だった。
若い子のフラットバコラー相手で守勢に回るとしんどいな。フォアを鍛えるしか無い。
あと、今日は先週の反省からサーブを昔のフラット気味のものに戻していたのだが相手には打ち頃だったようだ。スピンサーブ練習しないと。

そういえば、冬に試合で当たった子が応援に来てくれていた。
この子は新しく入ることになったクラブの方の若手で、テニスはじめてちょうど1年ぐらいなのだが、とても強くなっていて、LK23相手には余裕みたい。LK20にもタイブレイクまでいっていた。才能あり。
この子はまだ若い。
体格はガッチリしていて、女の子にこういうのもなんだが屈強で、両手の手首から肩まで怖いイレズミがびっちり入ってる。
スピンラケットフルスイングですごい球打つ。
職業は軍人らしい。

カテゴリー: ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 07:45 | コメントをどうぞ

古い方のコーチの個人練習

月曜
SさんとHoとの試合を楽しみにして行ったのだが、気温が32℃あり、Hoは生徒たちに3時間もコーチしてふらふらなので、別の日にしてくれと言う。

仕方ないので二人で練習していると、Ho、何度か様子を見に来て観察してる。
なにしてるんだろうと思っていたら、壁打ちに行ったりしているし、疲れていたのではなかったのか?とつっこみたくなる。
だいぶ本気なのか?分析してるんだろうな。
60代でもこの性格だからあそこまで成績が上がるのかもしれない。

彼は今週、出る大会が無いらしく、いつでも試合するよとのこと。

***

木曜、SさんとKeが試合をしたのだが、1セット目、3-6で全然だめだったので、Sさんは最近練習していたトップスピンの打ち方をやめて昔のフォームに戻し、2セット目は5-1だったのだが・・・Keに追いつかれて7-6。
そのあとスーパータイブレイク 10-8で試合落とした。
スランプらしい。

原因は、新しいATP風のフォームを間違って覚えて、ボールをしっかり潰せていないことにある。強く打とうとするとWTA風にラケットを後ろに回してしまうのだな。スピンはかかりすぎてボールは潰れていないからパワーが無い。
とはいえ、女性の筋力では基本的に難しいのかもしれず、だからといって前のフォームに戻すとそちらも良くなくて、悩ましい。

試しに壁打ちしてもらうと、やはりパワーがないのだが、打っているうちにフォームはともかくボールは潰せるようになるので、壁打ちで修正していくのがいいと思う。自分でパワーが乗ったかどうかすぐわかるから。

***

金曜、Sさんは前のコーチに個人レッスン頼んだ。

前のコーチは生徒を育てる実績はいまいちで、子供何十人もみてるのに誰ひとりとしてトップスピンが打てず、ここまで打てないようにするのもある意味才能ではないかと思うのだが、当のコーチ自身は見事なフォームを持ってる。
彼はジュニア時代、コールシュライバーと一緒にテニスをしていて、プロになったときはスポンサーにメルセデスベンツが付いていたというのでけっこう強かったのだろう。
今のSさんと打ってどういう指摘をするのか注目していたが・・・けっこう良かった。
細かいフォーム修正も的を得ているので、コーチけっこうやるじゃないかと。
ある程度強い生徒を強くする能力はあるのかもしれない。初心者を教えられないのかも。
彼は13歳ぐらいからテニスはじめて3年ぐらいでプロの卵になったらしいので本人の才能ありすぎて初心者の時代が無かったのだろう。

今日、Sさんが一番相談したいことは、どうしても自分は守りのテニスが強くて攻撃が苦手なのだが、どうやって攻撃したらいいかということ。
これはコーチも悩むところらしく、コーチの全盛期は仲間全員がベースライン後ろでトップスピンで守るテニスだったらしく、自分も攻めろと言われたら困るという。
ボリス・ベッカーが指導に来た時に、もっとボレーにでろとか言ったが、誰もきかなかったとか笑っていたけど、ベッカーに習ったことあるとかすごすぎる。

とりあえず、上がってきた球を上の方で叩き込む練習をやったが、体重移動やフォームの指摘が良かった。これは毎日練習させて身につけないと。
Sさんがやりたいのはベースラインからのウィナーなので、攻める時はウェスタンからセミに変えないといけないかもしれない。

土居美咲は身長がおなじぐらいでアグレッシブに攻めているけど、あれはテクニックを完璧で、攻撃に全部突っ込んでる感じだよね。
Sさんはまだまだテクニックは未熟だし、エクストリームウェスタンのフルスイングで守るテニスなので、ここから攻めるとなるとかなり難しい。
例えば、ドライブボレーは得意なので、これに繋げていけないかなぁ。

カテゴリー: ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 08:45 | コメントをどうぞ

コスプレなのか?

昨日の相手のチーム、わざわざ300km離れたところから来ていたが、メンバー構成からしてあきらかに勝てる試合だったからだろうか、コスプレではないかと思う衣装のメンバーが二人いた。

一人は、1980年代からワープしてきたのではないかという白いポロシャツに少し長めなスカート。木のラケット持ってないのが不思議な感じ。
ショートの金髪に鉢巻きしていて、若い頃のシュテフィグラフのよう。
みんな、グラフ?グラフ?と言ってた。
その子がまた、片手バックで上手い。
片手バックにスピンかかってるあたりが現代的だけど、フォアはネットスレスレのフラット打つし、サーブのフォームも全体的に昔ぽいあたり良い。
とはいえ、中身はLK3なので、すごく強いんだけど。

もう一人は、これは、たぶんテニスの王子様の主人公を意識したのではないかと思う。
キャップにジャージで、離れて見てると男の子にしか見えん。ジャージで公式戦出てるやつはじめて見た。
よく脱力したスピンで、相手は金網まで走っても取れないぐらいの球打つ。この子はLK2。

そういえば昨日来た一番手は、昨年の30代女子でダブルスの女王だったらしい。ダブルスも圧倒的だった。

しかしダブルスといえば、こっちのチームの二番手がすごくて、チーム最下位の子と組んで6-0 6-0してた。経験が違うのだろうか。

昨日少し書いたが、ドイツの大会は、女子のブンデスリーガのチームはメンバー構成がこんな感じで、

http://www.damen-tennisbundesliga.de/1-bundesliga-2017/team/202

フェドカップより揃ってるじゃないかぐらい強いのだが。

第二ブンデスリーガになると、WTA300以下ぐらいからになり、やっと普通で。

それと掛け持ちしてる人が、30代リーグの一番上にも下りてきたりするので、強いわけです。

ちなみに、年代がずれたらチームかけもち可能。
また同じ週には一つの大会しか出てはいけません。
30代リーグには、元世界40位もいる。四大大会どれも三回戦までいったひと。

***

昨日はよく練習する50代チームの試合もあったが、一人だけ勝ってあとは全敗。

一番手はLK19だが、相手の一番のLK18にダブルベーグル焼かれるしまつ。そんなに差があるんやね。

彼は七年前に奥さんの影響でテニスはじめた新参で、運動神経いいので自己流でもそこそこ強くなった。

しかし一昨年ぐらいに奥さんが彼氏作って離婚して独り身。奥さんは彼氏とテニスコートに自転車でイチャイチャ遊びに来たりしてるし、心中察して余りある。

そのストレスで昨年テニスよく頑張ってLK19まで上げて、チームの一番手になった。
しかし、自己流の卓球打ちではこのあたりが限界やとおもう。

カテゴリー: ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 18:55 | コメントをどうぞ

圧倒的 新しいチームの女子一軍の試合

今日は午前中に地元クラブのジュニアの試合があり見に行く。
うちの男子二軍のリーダーは、まだ18歳なのでジュニアの試合に出られる。
彼はどうも熱くなりやすいらしく、格下相手にいいようにやられてしまった。テクニックの差はかなりあったのだが、メンタルの差なのか。相手はスピンしか打てない背の低い子で、同じことしかしてこないのだが。
これでは、リーダー少しあかんで。頼りにならない。

***

さて、午後は、Sさんが秋から所属するであろうクラブの試合があるので見に行った。
(おそらくSさんはそのクラブの二軍に入り、来年にどのぐらいランクがあがるかで一軍になるかどうか判断されると思う。)

一軍は昨年、州の大会の1つ上の大会で優勝しており、今年はさらに上のリーグに上がる。30代女子はブンデスリーガが無いので、実質この大会が頂上対決になる。
パンフレットまで作成して大々的に宣伝しているのだが、どうやらこのリーグに来年も残れるかどうかは怪しいらしい。

一軍のメンバー6人は、LK4からはじまって一番下がLK10
普通なら凄いメンバーだ、州のリーグであれば。

しかし、相手はこのリーグでもいま一番成績の良いチーム。LKは 1 1 2 2 2 3 みたいなとんでもないメンバー構成。

まず、二番手の試合があったが、相手の二番と、こちらの二番がすごいラリーはじめた。
こちらの二番は、もう40代半ばなのだが、ずっとLK1を維持してきた人で、身長185cmほどあってスピンが凄い。
ただ、サーブはどうにも古い形だし、ストロークも少し今のとは違って、若い子との打ち合いは分が悪い。

相手は高い打点からラインで急激に落ちるフラットドライブを回り込んで打ち込んで来るので、この対策のために延々とスピンを打ち続けなければならず、体力的にきつかったようだ。惜しかったのだが、ストレートで負けてしまう。

次のメインの試合は一番手なのだが、これはもう、相手のチームはプロでも連れてきたのかという。この前シュツッツガルトに見に行った女子のプロと全く変わらん。
こちらの一番は、最初のラリー数回であまりの格差がわかったみたいで、笑うしかないという感じだった。
LK4とLK1なのだが、正直なところもっともっと差を感じる。

身長は180cmぐらいだろうが、ものすごい筋肉。手首柔らかい。フラットサーブは男と変わらんし、左利きのスピンサーブはとれない。スピンはいつでもどこにでも決められるし、スライスも神業。ドロップショットは戻る。
ちょっと調べてみると、この人、昨年は女子の第二ブンデスリーガに出ていた人だ。WTAのランキング持ちだった。これはもうプロ並みでは?
今日出ていた二番手の人も昨年の第二ブンデスリーガ。おそらく二人とも今年も掛け持ち。

で、このチームの真の一番手は、今日来ていないらしい。この真の一番手は、wikiもあるような人で、いま引退したが、前はWTAの130位ぐらいとのこと。これはほんまもんのプロじゃないですか。

このリーグは頂上だけあって、こういう人もたくさんいるみたいで、他のチームには、WTAの大会決勝!でアザレンカと試合した人とか、シャラポワに勝ったことがある人も出ているらしい。
てっきりアマチュアのシニア30代と思ってたけど、シャラポワに勝ったことあるようなの出てたらあかんやろそれは。

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ジゲムントという選手

シャラポワがムラデノビッチに負けてしまった。
残念だけど仕方がないかな。
シャラポワはフラット強打一択テニスで、強サーブと強打が入らないとなにもできないというか、普通のループのスピンとか打てないのでは?と思えるほど不器用。

ムラデノビッチは若いのに器用な選手で、スライス、ドロップショット、ライジングが巧み。四十代女性みたいなプレーして、どちらが年配なのかわからん。
ダブルスの人だから上手いのかな?
しかし面白いようにドロップ決まったなあ。まさかシャラポワがスライス打てないとは。ボレーもすごく下手なことがバレてしまった。
少しでも前に出るとアングルショット打ってもアウトしてたし。フォームがでかすぎるのかな。同じ身長でもプリスコバは器用に打つけど。

ドロップショットといえば、ハレプに勝ったジゲムントも上手い。昨日のプリスコバ戦でもドロップ連発で前に引っ張ってはネットで勝っていたが、プリスコバもボレー下手で前ではかなり無力(それでもシャラポワよりは上手い)。冷静でなんでもできそうなのに意外だ。

ジゲムントは昨年ブレイクしたが、プロになって戦績がふるわず引退したようなものだったらしい。
トレーナー資格を取り、それも一番上のAトレーナー資格。大学に通って心理学の学士も取って、もう後輩育成にかかるつもりだったようだ。
もしかしたらこれらのことが自身を強くしたのかも。ネットプレーにしてもそう、特に苦手なプレーが無く、基礎をみっちりやりなおした感じがした。

明日はそのジゲムントとムラデノビッチの試合。どちらもドロップ上手いしどんな試合になるのかな。

カテゴリー: ドイツのテニス状況 | 投稿者とし 10:33 | コメントをどうぞ