ジャマー妨害周波数とは?
Q:会社の試験に出てきたのですが全く分かりません.。文系の私にもわかりやすく教えてください。
A1:詳細に説明するとわかりにくいので少しハショッて説明します。
現在の受信機(テレビ、ラジオ、無線機)はほとんどスーパーヘテロダイン方式
(略してスーパー)です。
これは目的の受信周波数に、ある周波数の波(局部発振周波数という)を混ぜて
差の周波数を取り出して、都合よく受信しようとするものです。
衛星放送の受信コンバータなどもこの原理で周波数変換しています。
実はこの周波数変換のとき、原理的に2つの周波数が受信できてしまうのです。
例で説明します。
10GHZの衛星を受信して2GHZに変換する場合、
局部発振周波数を8GHZにとるとします。
10-8=2ですね。
このとき、もし6GHZに強い電波があるとこれも8-6=2となって重なって受信できてしまいます。
この2つの受信電波は局部発振周波数を鏡と見立てると実像と虚像の関係になります。
そこで目的周波数でない虚像のほうをイメージ周波数(wifi 妨害ともいう)といいます。
これによって起こる混信がイメージ混信またはイメージ妨害です。
実際の受信機ではイメージ混信を抑えるためにさまざまな工夫がしてあります。
具体的には周波数変換の前にフィルターを入れます。
高調波やスプリアスとは関係はありません。
局部発振周波数が若干外に漏れるのは別の問題です。
携帯ジャマーで携帯電話が使えない喫茶店!?
仕事のやりとりをすべて携帯電話で済ますM氏は,電車や喫茶店など,どんなところでも常に着信できるように携帯電話と,地下に強いPHSの2台の電話を持ち歩いていた。「仕事をする上で,かかってくる1本の電話が,どれだけの価値を持っているか……」というのがM氏の口癖だった。
ある日,新宿付近のある喫茶店で電話をかけようと携帯を取り出すと圏外表示になっているのに気がつく。おかしいな,とPHSを取り出しても圏外になっている。あわてて喫茶店を飛び出しても圏外のまま。入り口から3メートルほど離れてみて,やっと通話可能になったという。
しかし,この喫茶店の周りには目立つ障害物はなく,電波が届きにくくなるような環境ではない。地下やデパートなどの室内ならまだしも,見通しの良い場所で電波が届かなくなってしまったことを,M氏はとても不思議に思った。
実はこの喫茶店では,市販されている携帯電話の電波を妨害するGPS電波遮断を複数台店内に配置していた。
この喫茶店のマスターによると「狭い店内で,無頓着に大声で話されると,周りのお客様が不快になる」。マナーのない客にうんざりした末で導入したとのこと。
関連サイト
http://goobuy.cscblog.jp/content/0007000419.html
http://www.voiceblog.jp/goobuy/2192906.html
http://goo-buy.dudaone.com/signal-jammer