梅雨が明けると本格的な夏がやってきます。
みなさん夏の準備をしっかり整えてテニスを思いっきり楽しみましょうね。
真夏の炎天下で気を付けたい事は沢山ありますが、特に夏バテ、日焼け、熱中症には十分気を付けましょう。
今日はこのうちの「熱中症」について少し触れてみましょう。
そもそも「熱中症」がなぜ起こるのかはすでに皆さん十分ご存じですよね。
高温や高湿による体内の水分等の不足が原因です。
ナイターなど炎天下ではない時も要注意ですよ。
いつも思うことは「車のガソリンメーターみたいに水分の残量が見れれば良いのになあ」ってね。
でもそれは無理な話ですね。
皆さんプレー中は、こまめに水分を補給したり、汗を拭いたり、服装や帽子などを工夫したり、常に注意はしていますよね。
とても大切な事です。
実は同じくらいに重要なのは、事前に体の水分タンクを「満タン」にしておく事です。
ちょっとした一例を
「前夜飲み会で帰宅して、水も飲まずにバタンキュー、朝起きて何も食べずにコーヒー一杯だけ飲み、『さっき起きたばっかり…』と言いながらいきなりテニス」
どうですか?
飲酒、睡眠だけで水分はけっこう奪われています、またコーヒーも利尿作用が高いですよね。
このケースでは、まともな水分補給をしたのは?「飲みだす前だとすると12時間以上も前?」って感じになります。
きっとスタート時点からかなり水分不足でしょうし、プレー中にいくら水分補給をしてもどこまで補充出来るかは微妙ですね。
ちょっとだけ変えてみましょう。
「前日飲み会で帰宅したが、就寝する前に十分に水分を補給。ちゃんと早起きをしてフレッシュジュース、フルーツ、野菜など水分の多い物を含めた朝食をしっかり食べる。適度な時間を空けてからテニス」
この二人の差はかなりデカイですね。
例えるなら
「外見は全く同じに見える2つのスポンジ。一つはグッと押してもペチャンコになるだけ、もう一つは手を軽く乗せただけですでにジワ~っと水分が染み出てくる」
こんな感じです。
「たまたま体調や運が悪かった」とか「根性が足りん」が原因ではないと思います。
様々な要因が重なっているので「これなら絶対大丈夫!」という方法はありません。
熱中症になる確率を下げる努力をしっかりしましょう。
水分満タンにしておいて、途中こまめに給水しながらテニスを満喫しましょうね。
自分もビールが大好きなので気を付けています(笑)