3月27日(日)友引
10年前に卒業した選手の結婚式でした。
ご招待を頂き、結婚式と披露宴に出席させて頂きました。
夢が一つ叶った瞬間です。
テニスで始まった繋がりが、ただコート上だけでの付き合いではなく、こうした関係になっていけることが自分の望みですが、こればかりは自分一人ではどうにもならない事です。
招待状を頂いた時、心の底から嬉しくこの日を待ち遠しく思っていました。
この年になると結婚式へ呼ばれる事もだんだん少なくなり、まずは着ていくものから迷います。
若い頃はタキシードが定番でしたが、今の流行がよく分からない…
さんざん迷いましたが、やはり年相応の礼服で行くことにしました。
実はスピーチを頼まれていて、それもなんとトップバッター、お招きいただいたご両家に恥をかかせては申し訳ないという気持ちもあったのでまあ一番無難な恰好が良いなあと思ったわけです。
自分はいつもスピーチの内容に関してあんまりちゃんと準備をしていきません。
決して自信があってではありません。
ある程度の候補は自分の中でリストアップしますが、大体は全然違う内容になることが多いです。
それは当日のお二人やご両親の様子を眺めていて浮かんだ内容が一番良いと思っているからで、今回も挙式に参列しているうちにふとひらめいた内容をお話しすることにしました。
スピーチの出来栄えは微妙ですが、祝福する気持ちはしっかり伝えれたのではないかと思っています。
新郎の彼は、現在28歳ですから卒業してからもう10年が経っています。
しかしこの10年間の間にも進学、就職、転職、結婚と事あるごとに報告をしてくれました。
披露宴で同席した彼の恩師も
「すでに学校は退職しているが、今の職場までわざわざ出向いて結婚の報告に来てくれた」
と大変喜んでいられました。
きっとご両親の「お世話になった方への感謝の気持ちを忘れない」という教えをしっかりと身に付けたからだなあと思いました。
とってもあったかい結婚式でこちらの方が幸せな気分にして頂きました。
幸一朗、おめでとう、お幸せに!
【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】