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失敗は成功のもと

「ミスとエラー」どう違う?

辞書には

「ミス 誤ること」「エラー 誤りのこと」と書いてあります。

う~ん、なんだかよくわかりません。

パソコンなんかではフリーズなんかするとエラーという言いますが、入力に関してはミスと使い分けている気がします。野球では捕球を失敗するとエラーで盗塁を失敗すると走塁ミス、サッカーではパスやシュートを失敗するとミスと言います。

ではテニスでは?

ミスった…が一般的であまりエラーは言わないような気がします。でもそう言えば最近では「アンフォーストエラー」という言葉をよく耳にしますね。アンフォーストエラーは凡ミスのことです。

やはりテニス界でもミスとエラーが存在するみたいですね。

例えば、「ウィニングを取りに行ってアウトしてしまった。」としましょう。これはミスなのかエラーなのか?

明らかにチャンスで技術的な問題(ヘタ)で失敗したのか、そんなにチャンスではないのに強引に打って失敗したのか、チャンスには違いないが難しすぎることをして失敗したのか。

ここがキーポイントになります。

失敗の原因が技術、判断、選択のいずれかによりエラーかミスに分かれると言う事ですね。

 

失敗した原因をはっきりさせないと同じエラーを繰り返してしまいます。本田圭介や福原愛ちゃんが、シュートやスマッシュを失敗した後に拍手をしたり、うなずいたりしているのは「判断は間違っていない」という納得なのでしょうね。

残念ながら我々は失敗をすると、ただショックを受けてうなだれたり、ムカついたりして心の整理がうまく出来ず、自信を無くしてしまう事が多いですね。漠然とした不安が募り、最後は打てなくなってしまう事も少なくありません。

 

テニスはポイント間が20秒あります。

その時間をうまく使って失敗の原因をしっかり理解し、同じケースが来たら今度はどうするべきかをしっかり整理しておくと良いでしょうね。また練習でも常に考える習慣をつけて取り組むとだんだん修正が出来るようになるでしょう。

そうすれば試合が拮抗した場面でもしっかり自分を持ってプレー出来るようになると思います。

トッププレーヤー達が失点した直後も毅然とした態度でいるのは、そんな事も考えているからかもせれませんね。

【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 17:48 | コメントをどうぞ