妄想

デ杯入れ替え戦、VSウクライナ、植田監督の采配をどう思いますか?

 

 

「錦織はダブルスのみで行く」このオーダーを見た時は鳥肌が立ちました。「さすが植田監督!」自分は率直にそう思いました。

これから先は何の根拠もない勝手な妄想です(笑)

 

ワールドグループ残留がかかった入れ替え戦。負ければ即降格というとても大事な試合で、いわゆる「絶対負けられない戦い」なのです。ウクライナのレベルから考えれば、ダニエル、西岡では確実に勝てる保証はありません。ガチガチの安全パイなら錦織を単複で起用して3ポイントと計算するのが普通です。

 

植田監督がもし自分の保身を優先するならば、疲れていようがなんだろうが錦織を起用するはずです。ファンも納得するでしょうし、それでもし負けたとしても監督の責任は追及されないでしょう。

 

しかし彼はその道を選びませんでした。

恐らくいつまでも錦織におんぶにだっこしていては日本のテニス界の伸びが止まる、そう考えたのでしょう。

 

 

今回のオーダーに関してはきっと監督の独断ではないと思います。選手やコーチ、その他のスタッフ全員が十分に納得して立てたオーダーでしょう。それは、錦織の必死の応援や、ダニエル、西岡、杉田の思いっきりの良いプレーを見ていれば全員の心が一つになって戦っている事は一目瞭然です。監督と選手の間に絶大なる信頼関係があるのではないかと思いました。

 

「全責任は俺が取るから安心して戦え!」

「植田監督を手ぶらで帰す訳にはいかない!」

って感じでしょうか(笑)

 

今、日本のテニスが猛スピードで世界に追い付いて来ているのは、選手の活躍はもちろんですが、こうした植田監督をはじめ素晴らしいテニスマンが沢山いるからです。世界で戦う為にどうしたら良いかとか、日本のテニス界の将来をみんな真剣に考えているからだと思います。

 

妄想に最後までお付き合い頂きありがとうございました(笑)

【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 18:17 | コメントをどうぞ

主役

さあ9月、秋です。秋と言えばもちろん「スポーツ」

とはいってもまだまだ残暑が厳しいです、夏の疲れも重なり体調を崩しやすい時期です。ご自愛ください。

 

さて巷では「草トーナメント」が沢山行われています。茨木でも日頃から多くの方がいろんな大会に出て腕試しをされています。そんな皆さんからよく試合に関する質問や相談を受けることがあります。

例えば

「見た目そんなに強そうではなくただ繋いでくるだけなのになんか負けちゃう…」

といった内容です。

これはどのレベルにもいるやっかいなタイプです。このタイプは、もっともリスクの少ないつなぎに徹してあなたにリスクの高い攻めをわざとさせて崩れるのを待っているのです。これはずるいのでもなんでもなく実は最強のタイプですね。

本来、対戦相手はあなたの邪魔をするものです。精神的に、戦術的に、また肉体的にとことごとく邪魔をしてきます。

そこで開き直るわけではありませんが、

「思った通りにはいかない」

と考えた方が良いかもしれません(笑)

なのについつい我慢出来ずに打って自滅してしまっては完全に相手の思うつぼとなってしまいます。

ではどうしたら良いでしょうか?

それはあなたも相手の邪魔をすることです。相手も同じように「自分の想った通りに試合展開を運びたい!」きっとそう思っているはずです、それを阻止するのです。

それは「その戦法は自分には通用しない」と諦めさせることが大切でしょうね。

勝負事で大事なポイントは

「諦める」というキーワードです。

 

相手の勝利への方程式は

「粘って粘って相手がチャンスボールを仕掛けて来た時に勝機がある。失敗をする確率の方が高く、それを繰り返すと徐々に精神的に追い込まれ最後は諦める」

といった感じです。

そのシナリオをこう変えるのです。

「ファーストチャンスでいきなりウィニングを取りに行くのではなく、もう一本確実に追い込む。次のセカンドチャンスも焦らず追い込む。それをじっくり時間をかけて繰り返し完全なチャンスボールを迎えたら確実に仕留める。それを根気よく繰り返すと相手は根負けをし、最後は諦める」

とまあこんな感じですかね。言うのは簡単ですが、実際に行うには根気と技術が必要になります。

難しいとは思いますがトライしてみましょう。

試合で主役になれるか、脇役にまわるかで勝敗が決まります。

【名古屋テニススクール テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 18:27 | コメントをどうぞ

誇り

「リオオリンピック終わりましたね」

とちまたでは何気なく言っていますが、ちょっとカチンと来ます。

それはリオパラリンピックがまだこれからなのにという意味です。

「オリンピック、パラリンピック」なんて言いながら扱いはちょっと違うのが現状なんですね。

 

最近では車いすテニスは、国枝選手や上地選手の活躍でかなり注目度が上がってきました。

今回リオもアベック金メダルに期待したいですね。

 

自分が車いすテニスの存在を知ったのはもう随分昔の事。

知り合いの紹介で実際に体験もさせて頂きました。

テニスにはちょっと自信があり、ある程度やればなんとかなると思いきや、何度挑戦しても全くボールに追いつけません、テニスとは全く別の競技、そんな印象を受けました。

 

その時、車いす協会の関係者の方といろんなお話をさせて頂きとても勉強になりました。

「少しでも多くの方にこの競技を知って頂き、競技人口を増やした」と熱く語っていました。

 

その会話の中で一番印象に残っているのが、

「大変失礼な事をお聞きしますが、皆さんテニスシューズをお履きになっていますね」

「はい、これは自分たちはテニスプレーヤーなんだという誇りです」

ととても誇らしげにお話をされました。

 

その答えは自分の予想をはるかに越え、とても感動しました。

今も車いすテニスの試合を観る度に思い出します。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 17:11 | コメントをどうぞ

日本一

夏の最大のイベントのひとつ

「ジュニア祭」

なんとか出来ました!

当日は天候が不安定で午前中には土砂降り、祭りが始まった直後も大粒の雨がポツポツ、スタッフ全員に緊張が走りましたが、なんとか最後までもちました。

 

ジュニア祭以外にも年間を通して様々なイベントを開催しています。

正直、企画、準備、運営、撤収と大変です。

そこでいつも最大の力を発揮するのが、コーチングスタッフです。

彼らの協力なくしてはどれひとつ行う事は出来ません。

毎回思うのですが、本当によくやってくれます。

 

丸一日協力をしてくれるスタッフもいれば、忙しい中なんとか時間を作って協力してくれるスタッフもいます。

今回も午前中のみだったり、最後の撤収作業のみでも駆けつけてくれるスタッフもいました。

実際にどうしても時間が作れないスタッフの気持ちも十分に伝わって来ます、とても心強いです。

 

ありがたいですね。

彼らにはきっと「手伝う」というよりも「自分たちがやるんだ」という感覚の方が強いのだと思います。

 

その一つの要因は、全てのお客様がコーチングスタッフ全員の大切なお客さまであるという意識が高い事です。

茨木のスクールのシステムはご存じのように「随時制」です。

生徒さんがいつでも好きな時に受講できるシステムです。

自分の受け持ちクラスに受講する生徒さんが固定で決まっている訳ではありません。

月謝制のように自分のクラス以外の生徒さんはよく知らないという感覚が茨木のコーチ達には全くありません。

なので「自分には関係ない」という意識が生まれにくいのでしょう。

日頃はジュニアが専門だったり一般が専門だったりするコーチもいます。

しかしスクール祭やジュニア祭りとなると全員一丸となってスクラムを組んでイベントを盛り上げます。

これは代々受け継がれている素晴らしい伝統です。

イベントの際に、いつもそんな頼りになるコーチングスタッフ一人一人に支えられているんだなあということに改めて気付かされます。

自分は何も誇れるものが見当たりませんが、このコーチングスタッフだけは自慢であり、「日本一」だと自負しています。

 

これからも宜しくお願い致します。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 13:57 | コメントをどうぞ

オリンピック

今年は地球の裏側のブラジルの為、時差が12時間ありほとんどの競技が夜中となり寝不足です…

それでもついつい見入ってしまいます。

どの競技もそれぞれの面白さがあり、またテニスと共通する点も多くついそんな目線で見てしまいます、とても参考になります。

テニスでは96年ぶりのメダル獲得で大いに沸きましたね。あの錦織選手も普段感じたことのないオリンピック独特の重圧に相当緊張していたように見えました。

また今大会のテニスでは、出場選手全員が全種目で1回戦を突破しました。これは隠れた快挙です。

オリンピックではシングルス64人、ダブルス32組で競い合います。

1回戦を勝ったという事はシングルスで32位、ダブルスで16位を意味します。

全ての選手がこの大舞台で自己ベストを更新したといえるでしょう。

またその中に東海地区出身が、二人(ダニエル選手、日比野選手)もいます。

東京オリンピックがますます楽しみになってきましたね。

 

あ~、ライブで観たい、東京オリンピックは絶対行かにゃ、でもチケットが手に入るかどうか…

 

がんばれニッポン!

 

 

 

PS、最近のプレーヤーほぼ全員が、ボールパーソンをタオル係としてこき使うのがどうしても気になるのは自分だけでしょうか…

 

【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 10:55 | コメントをどうぞ

伝統

ウィンブルドンはマレーの優勝で幕を閉じました。英国選手としての複数回優勝は、フレッド―ペリー以来の快挙で地元は大騒ぎになっているようです。

 

グランドスラム大会はそれぞれに魅力がありますが、やはりダントツはウィンブルドン、特別感があって大好きです。

その一つはウェアー

純白のウェアーとシューズ。キャップやサンバイザー、リストバンドに鉢巻と身につけるもの全てを白で統一するのはテニスに対して正装で敬意を表しているようにみえます。また他の大会に比べて襟付きのポロシャツも多いような気がします。

ちなみにこの白基調の起源は、1884年、女子シングルス初代チャンピオン、モードワトソン(イングランド)が上から下まで白のウェアーだった事に由来しているらしいです。

 

「ウェアーは白が当たり前」の時代を知らない今の選手たちはいったいどう思っているのでしょうか?「何で?」って思っている人も少なくないでしょうね、きっと。

 

あらゆる事が猛スピードで変化して行く時代ですが、やっぱウィンブルドンは真っ白でしょっ(笑)

 

【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 18:15 | コメントをどうぞ

誰か教えて…

自分がおじさんであることは十分に自覚しています。

バリバリの昭和人間であることもしっかり自覚しています。

だからこそ理解できない事が最近多くなってきました。

そのひとつ

なんでも「大丈夫です」と答える。

「ご飯どうする?一緒に食べる?」

「大丈夫です」

「???」

 

どうしても理解できないのは自分だけかな…?

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 18:29 | コメントをどうぞ

距離

前回の投稿で世界で活躍したいジュニアが増えたと書きましたが、そこまで話が大きくならなくとも選手クラスを希望する子が増えているのはどこのクラブでも起きている現象でとても良い事ですね。

子どもがやりたいと思っている事をやらせてあげたいと思うのは、親心としては当たり前でしょうが、テニスの場合は特にお金がかかるので親としてはたいへんでしょうね。

またお金だけではなく、学業との両立や他の兄弟との兼ね合いやらと親としては心配事もきっと多いと思います。

実際にどうかかわったら良いのかという問題に正解はないと思いますが、自分の場合は両親のかかわり方がとても良かったなあと思っています。

それに関して以前、ブログで書いた事があるのでここで紹介させて頂きます。

真意

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 17:45 | コメントをどうぞ

広がる夢

錦織選手の活躍は、多くのジュニアに夢と希望を与えています。

その昔は高校、大学とテニスを頑張っている選手もいざ就職となるとテニスから離れ一般就職を選ぶケースが殆どでした。実際今もそのルートが主流ではありますが、最近ではジュニアたちの中には高校から海外にチャレンジしたり、通信高校を選んでテニスを中心とした活動を選んだり、高校、大学卒業後プロ宣言をして活動を始める若者がとても多くなりました。

テニスプロと言えば聞こえはいいかもしれませんが、決して甘いものではありません。プロテニスの場合、日本国内の環境は、プロ野球やJ-リーグのように恵まれたものとは程遠く、賞金額もしれています。それだけで喰っていくのはそうとう厳しく、また勝てなければその賞金すら手に入れることが出来ず「赤字」になってしまいます。スポンサーだってそう簡単についてくれることはありません。プロとして活躍できる期間はそう長くはないでしょう、引退後のことまで考えるとさらに不安は増してくると思います。

「若いうちは好きな事をやれば良いんだよ」なんて決して軽はずみには言えません、テニスに人生をかけるのは大きなギャンブルでもあるのです。

 

プロテニスプレーヤーが年収、何千万、何億稼ぐには世界で成功するしかないのです。

そんな中で錦織選手は

「身長170台の小っちゃい日本人でも世界で通用する」

を身を持って証明しました。

プロを夢見る次の世代たちにどれだけ勇気を与えたかは言うまでもありません。

またダニエル選手、西岡選手、日比野選手、大坂選手と多くの若手プロが、錦織選手のあとに続けと世界の舞台で活躍をするようになってきました。

ダニエル選手、西岡選手、日比野選手は東海地区出身です。小さい頃を知っているだけに

「えええ!プロになったの?それもグランドスラムに出てる!!」

これは正直自分にとっても大きな驚きでした。身近でやってた選手がプロとして世界で活躍する事は想像もしていませんでしたから(笑)

でもそれが現実に起こっているのです。

 

錦織選手ももう27歳、そろそろ彼を抜くスーパースターが出てくるのも時間の問題かも?

それも東海地区から?いやいや茨木テニスから!

夢は広がります。

【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 16:57 | コメントをどうぞ

すごい二人

ジュコビッチ念願の生涯グランドスラム達成!

まさにビッグニュースですね。

全英、全仏、全米、全豪を制覇する、これは並大抵の事ではありません。

他のスポーツでもワールドカップやワールドシリーズやらを年間で何勝とかありますが、テニスの場合はそれぞれサーフェイスが違うという条件で全てを制覇するのは本当にすごいことなんですが、実はこのジュコビッチの偉業にはまた違う面ですごいことが隠されているのです。

ここで少しだけグランドスラムの歴史を振り返ってみましょう。

年間グランドスラム(同年内で達成すること)

達成者は男子で「ドン バッジ、ロッド レーバー」の二人、女子では「モリーン コノリー、マーガレット コート、シュテフィ グラフ」の3名。

生涯グランドスラム(生涯のうちに達成すること)

達成者は男子で「フレッド ペリー、ドン バッジ、ロッド レーバー、ロイ エマーソン、アンドレ アガシ、ロジャー、フェデラー、ラファエル、ナダル、ノバク ジョコビッチ」の8名

女子は「モーリン コノリー、ドリス ハート、シャーリー フライ、マーガレット コート、ビリー ジー キング、クリス エバート、マルチナ ナブラチロワ、シュテフィ グラフ、セリーナ ウィリアムズ、マリア シャラポワ」の10名

この記録を見るとフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、と3名の名前があります。

長いテニスの歴史の中でたった8名しか達成出来ない偉業を、この3人はライバルにグランドスラマーがいる中でやってのけるまさにモンスターであります。

錦織はそんなモンスターがごろごろいる中で世界6位にてその全員に勝っているのです。

 

また年間グランドスラムにおいては、男子が2名 女子が3名しか達成出来ていない難関ですがなんとその偉業を2回も達成した選手が一人います。

 

「ロッド レーバー」彼こそが唯一の年間グランドスラム2回達成者であります。

現時点でおそらく誰もこれを超える事は出来ないとも言われています。

ところがそれを上回る記録が実は存在し、現在も進行形でもあるのです。

それは車椅子男子シングルスの記録

もう分かりますよね、国枝 慎吾選手です。

彼はなんと年間グランドスラムを5回達成しています。

 

世界のテニスから大きく離されていると言われ続けた日本のテニスが確実に近づいて来たと思います。

まずは錦織選手のグランドスラム1勝、それと国枝選手の記録更新

楽しみです。

【名古屋テニススクール 茨木テニスクラブ】

カテゴリー: 未分類 | 投稿者楢木コーチ 16:16 | コメントをどうぞ