羽生直剛選手、古巣ジェフ千葉へ完全移籍か…
羽生先生にはねえ、
もうほんとに「サッカーは頭使ってやるものだ」
というのを教えてもらえて心から感謝してる。
それまでもわかってたつもりだったんだけど、
それこそ頭だけの理解だったというのを実感させられた。
あれほど「頭でサッカー」を実践してる選手ははじめて観たんだよ。
もちろん千葉時代から羽生先生のプレーはそれ以前から観てたんだけど、
やっぱり自分トコの選手として観ると、視点も思い入れも違ってきて、
先生がどれだけすごい選手かというのがはっきり伝わってくる。
常に今現在のプレーを観て、先、先、次、次、を考え、
「次」がやってきた瞬間、すでにそのプレーのために走り出している。
決して身体は大きくなく、特別足が速いわけでもないが、
誰よりも先に、誰よりもいてほしい場所に走ってくれている。
ぼくも後から見れば羽生先生のプレーの意味や意図はわかるんだけど、
無数にある「次」のプレーの中から最適なものをその瞬間、
いや、その「半瞬前」に判断し、選択していると思うと、
どんだけ頭の中がフルスピードで回転しているのか驚愕するほどです。
ましてそれがワンプレーだけじゃなく、
90分間ほぼ休みなしで、しかも常に走りながらおこなわれ続けてると思うと、
それこそ90分間全力疾走するような選手以上の労力とスタミナなんじゃないかと、
畏敬すらおぼえてしまう。
それがわかるからこそ、どの監督も最低でも必ずベンチに置いていた。
マッシモさんのときなんか、最初はMFでも相当序列は後ろだったろうに、
いつの間にかスタメン確保してたもんな。
マッシモさんも思わぬ拾い物だったろうよ(笑)。
だから羽生先生がいる間に優勝したかったというのは、心からある。
いや、ナビスコ(現ルヴァン杯)と天皇杯は取ってるけど、
やっぱりリーグ優勝は格別だろうからね。
なんにせよ、羽生先生のプレーはまだまだ観られる。
しかもお隣で。
じつはぼくの家からはフクアリに行くのも味スタに行くのも、
時間的には大差ないのです(苦笑い)。
それどころか乗り換えを考えると蘇我の方が便利なくらいで(苦笑い)。
とはいえやはりぼくは東京のサポーター。
千葉に鞍替えはありません。
でも来季、J2で一番に応援するクラブは決まりました。
まだこれから移籍があったりして、
他のJ2クラブにうちから行くようなことがあると困ってしまうが(苦笑い)、
でも今のところはとりあえず、ジェフのにわかサポになる予定です(笑)。
自動昇格が一番だけど、
せめて四度目のプレーオフには必ず進出して、
そして再来年はJ1で戦おう、絶対。
羽生先生、延べ8年間ありがとうございました!