母乳でもむし歯ができるって本当ですか?

結論から申しますと、母乳でも虫歯になります。
赤ちゃんは、月齢が上がるとともに口の中に少しずつ口腔常在菌と呼ばれる数多くの菌がすみつき始めます。(口腔内カメラ

その中には、※ミュータンス菌 というむし歯の原因菌も存在します。母乳にも乳糖と呼ばれる糖分が含まれていますが、むし歯になる大きな原因ではなさそうです。

むしろ原因は母乳の与えやすさが招く授乳の不規則性にあると考えられています。母乳育児では欲しがる時にいつでも容易に与えることが出来るうえ、授乳にはある程度の時間を必要とします。そのため口の中は、虫歯菌にとって常に好環境な状態が維持されることになりむし歯になる確率が高くなるのです。つまり母乳育児とむし歯は、間接的に大きく関係しているのです。

とはいえ、歯科の立場から母乳育児を否定しているわけでは決してありません。母乳育児は、初期免疫の獲得、母子の心理的関係の確立、吸啜に伴う感覚や運動の学習といったすばらしい役割を担っているからです。

ただし断乳の時期にある子供には特に注意が必要です。断乳の時期前後の子供の口腔内には多数の乳歯が萌出しています。また、砂糖を含むおやつや飲料を摂取するようになっているでしょう。

そうした環境の中で母乳を寝ながら与えたり、夜間に与えたりするのは危険です。
就寝時や夜間は、唾液の分泌量が少なくなり自浄作用の効率が悪くなるので、より一層むし歯になる危険性が高くなるからです。

母乳とむし歯には関連がありますが、母乳育児は発育の大切な過程でもあるのです。
母乳とむし歯の因果関係を把握し、適切な時期での断乳を検討されてはいかがでしょうか?  (歯科治療器具 

※ミュータンス菌…生存するために糖分を分解し、その副産物として酸を産生しこの酸が歯質を溶かし、歯をむし歯にするといわれている。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者makproejet 17:46 | コメントをどうぞ

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