カテゴリー別アーカイブ: バックハンド

両手打ちバックのYの字

何を固定し

何を自在に動かすのか?

特に固定する方

これを間違うとどうしても不安定になり

不得意なショットにしてしまうことが多い。

 

両手バックで、この固定すべき部分が

両腕の前腕とラケットで作る、「Yの字」 なのだ。

この、「Yの字」 を固定し、肘は柔軟にして

この、「Yの字」 全体を放り投げるとよい。

 

この「Yの字」、構えているときにすでにできている

date1408bk1

横向きになりながら、「Yの字」を保ってテイクバック開始

20年戻って

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手首の「Yの字」、そのまま

少し横向きを残して、インパクト

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右肩を下げたまま、肘を折りたたんで

「Yの字」を引っ張り込む

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前向きでフィニッシュだ。

 

グリップや腕力の大きさで

肘の角度や「Yの字」自体の角度は選手により少しづつ違うが

この、「Yの字」を固定することが

両手打ちバックにとって、とても重要な要素なのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 22:00 | コメントは受け付けていません。

クローズドスタンスで打ち分ける

『れねしす』 さんから

走らされた時のコントロールに関する質問です。

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  動画をとって気付いたのですが、横方向に振られてボールを打つ時、私も娘もスクエアスタンスで打っているつもりが、かなりのクローズドスタンスで打ってま した。 そのせいか、娘はストレートに打とうとしても、少しボールが右(フォアの場合)方向に飛びます(私は身体の回転で無理やりストレートに打ってま す)。前に近づきながら打つ時は、大丈夫です。 よくボールには後ろからは入れと言われますが、球出しならともかく、実際のラリーでうしろから入るってで きませんよね。
軸足をもう一歩先におけばいいのでしょうが、癖になってしまったボールとの距離を変えるって難しいですよね。
何かいい練習方法はありませんか。

れねしす より

水瓶座  私の答えです。

意地悪な言い方ですが

止まって打つのが基本と考えるからこうなっちゃうのです

後ろから入ってスクエアーでなんて

実戦では、ほとんど見かけない風景だと思います。

たまたま近くにボールが飛んできた時だけです。

shara1408skr

遠いボールに対しては

ステップしながら

動きながら打つことを癖にすれば簡単に解決します。

特に横方向に動くときは

動くことを利用すべきで

その方が易しい。

動くことが位置を正確にするし

動きをパワーに変換することもできるからです。

 

ボールの後ろにステップしながら

入り込むように打てば、クロスに持っていくのは簡単です。

 

止まって打つ方が難しいのは

シコラーと対戦すればよくわかると思います。

 

さて、打ち方の話

横に動いたらクローズドスタンスか

オープンスタンスがふつう

男子プロはほとんど

女子でもかなりの確率でオープンです。

無理してスクエアーにするとバランスを崩します。

走りこむ方向に足が1本ほしいのです。

 

クローズドの場合

走らされた方向に素直に左足を踏み込み

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左足を軸に右足をボールの後ろへ

ステップしながら打つのです。

 

バックでも同じこと。

shara1408bk

左足はステップしていくもので

shara1408bkf

残してしまったら

とても窮屈になります。

「動きながら、ステップしながら打つ」 を標準にするべきです。   テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 19:57 | 1件のコメント

レンドルのバックで

レンドルのバックハンド

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写真を見ていて思い出した。

昔々

月刊テニスジャーナルの解説をしていたころ

プロのバックハンド

グリップによる特徴をテーマにした。

代表的なプレーヤーを選び

連続写真を探して

そこに解説を加えることになった。

探したのは

ウェスタン、セミウェスタン、バックハンドイースタン

それぞれを代表するトッププロ。

ウェスタンはすぐに見つかった。

エナンとクエルテン

henin1408b

セミウェスタンはロジャー・フェデラーをはじめごろごろ。

この人はそのころの人じゃないが

waw1408bkg

手の甲とラケット面の向きが直角くらいなのがわかると思う。

 

バックハンドイースタンは?

これが探せどもいない。

もちろんトッププロじゃなければいないこともない。

実は私、松原コーチ。

しかしこの人では使えない。

 

レンドルは? エドバーグは?

この人たちはコンチネンタルだった。

lendl1407bk

手首を内側に折ることにより

打点が前でも、垂直面を作っていた。

スライスとトップスピンを同じグリップで打ち分けていたのだ。

 

トップスピンが主流になり

バウンドが高くなり

こちらからも強烈なトップスピンを打つには

薄めのグリップでは対処できなくなっているのかも。

どうせ厚くするなら

バックハンドイースタンでは

ご利益が足りないということなのだろう。

 

そういえば

学生時代にプロの大会中のクリニックで教わった

スタン・スミスとクリフ・リッチー

セミウェスタンだったような気がする。

打点をすごい前に取っていた。

今度写真を探してみよう。

 

ところで、松原さんは

プロに合わせるのが信条

先ほどの取材の日からグリップをセミウェスタンに変えた。

昨年、肘がつらくなり

元のバックハンドイースタンに戻して

最近、めきめきと調子を上げていることは秘密だ。

 

まあ、そんなわけで

ウェスタンの裏のような厚い、熱いグリップがプロでは常識

wawr1408bkf

バックでもワイパーを使う。

ソフト出身の人などは

そのままかちょっと薄くして対処すれば

バックハンドに悩まなくても済むのかもしれない。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:05 | コメントは受け付けていません。

両手バックのこつは

『れねしす』 さんの2つ目の質問への続きです

以下がコメントのその部分。

カラオケ   ・・・

バックハンドがあまりにも打てないので、ダブルハンドに挑戦しようとしたのですが、思い切ってふりぬいても、ハエがらくらくとまれそうな遅く力のないボールが飛んでいきます。シングルハンドからダブルハンドに移行するコツや練習法はありませんか。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

両手バックのコツは

手首の角度は固定し

腕を固めて小さくはじくか

肘を少し柔らかくして運ぶかです。

krais1408tb

両肘とグリップを頂点とする三角形

それと手首を固定し

clijsters1408imp

肘を小さく鋭く振り飛ばすように動かして

ラケットを振るのです。

この動きはバケツで水撒きをする動作と似ています。

面を打球方向に向け続けるようにして

振り向くのです。

もし水撒きで

面の方向を手前に動かしてしまったら

身体がびしょ濡れになります。

昔の人は大和魂でB29と戦い

水撒きがうまかったのですが

boukuuennsyu

近頃の若いもんはどうでしょうね

濡れたくなかったら

バケツにボールを五つくらい入れてやってみるといいでしょう。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 20:30 | 1件のコメント

片手バックを安定させる

『れねしす』 さん質問への第2弾です。

以下がコメントのその部分。

 

カラオケ  ・・・

バックハンドの不安定感が半端ないんです。やたらとホームラン級のあたりを増産します。原因は、右肩を中心に円運動で右 手を動かしてしまい、面が上向きでインパクトし、円運動のままボールを上方向に運んでいるからのような気がします。と、分かっていても、治らないんです。 また、うまく打てた時でも、弾道が低いフラット系のボールしか打てません。 なんかコツを教えてください。

・・・・・

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

2つのポイントを出しましょう。

まずは1つ目

片手バックの打点はかなり前です。

CIMG5320a05

だからスウィングの中心をここにし

手首を固定して

ここから

CIMG5318b15

ここまで

CIMG5321a15

の幅を振るようにします。

こんな風にスウィング全体を前にすれば

スウィングが安定し

ラケットを支える腕も決まります。

 

2つ目のポイントですが

上の写真

3枚ともラケット面がほぼ垂直ですよね。

フォアハンドのように

腕を内旋、外旋せずに

つまりひねらないで振ると

徐々に上を向いていき、ホームランです。

ですから、面を垂直に保ちながら振る

つまり、腕を外旋していきながら振るのです。

 

時々、フォアハンドと同じように

面を下向きに引いて

徐々に垂直に戻して、インパクト

さらに上を向けて、フィニッシュ

という人もいるのですが

バックハンドはこれではスピードが出ない。

 

その代り

面の垂直をイメージしながら打てば

安定して面を作ることができる。

feder1407ransbk

少しかぶせ気味に振りぬくこともありますし

低い打点からのダウンザラインなど

少し上向きの面でフィニッシュすることもあります。

三度笠スタイルなんて言ったこともあります。

 

フォアハンドとは根本的に

安定のさせ方が違うのです。

 

この二つを押さえれば、片手バックは簡単になると思います。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 15:28 | 1件のコメント

片手バックの意味は

松原テニスクラブ印西

ある女性会員さんから

片手バックハンドの質問を受けました。

昔、軟式をやっていたこともあり

以前は片手で、最近は両手で打っている。

両手打ちの感覚がなじめないので

片手打ちに戻したいがどうでしょうか?

という質問。

実は、『れねしす』 さんの2つ目の質問も

かなりそれに近いので一緒に紹介。

以下がそのコメント。

現在、バックハンドはシングルハンドです。
昔はバックハンドの方が安定感があり、ミスしたくないときは、バックハンドに回り込むくらいでした。
20年弱のブランクを経て復帰後、バックハンドの不安定感が半端ないんです。やたらとホームラン級のあたりを増産します。原因は、右肩を中心に円運動で右手を動かしてしまい、面が上向きでインパクトし、円運動のままボールを上方向に運んでいるからのような気がします。と、分かっていても、治らないんです。 また、うまく打てた時でも、弾道が低いフラット系のボールしか打てません。 なんかコツを教えてください。
また、今、バックハンドがあまりにも打てないので、ダブルハンドに挑戦しようとしたのですが、思い切ってふりぬいても、ハエがらくらくとまれそうな遅く力のないボールが飛んでいきます。シングルハンドからダブルハンドに移行するコツや練習法はありませんか。

れねしす より

私の答えです。

バックハンド、両手打ちを採用か

片手打ちにこだわるか?

テニス界、永遠の謎のひとつでしょうね。

特に日本の場合

軟式、最近はソフトテニス出身の人が多いので

片手打ちを両手打ちに変えるかどうか?

悩む人が多いのでしょうね。

どっちが有利なのか?

プロの場合はどうでしょうか

片手打ちのすごいやつ

ガスケ

エナン

ワウリンカ

対する、両手打ちのすごいやつ

ナダル

ジョコビッチ

錦織

私のほんの印象ですが

片手バックの人たちは

これを決定的な武器にしている人が多い。

gasuk1407bdl

打ちたくてしょうがない。

両手バックの人たちは

フォアハンドがメインの武器で

バックは安定した防御的な武器にしている人が多い。

1407djokyokoback

とにかくバックで困らないようにしている。

『れねしす』 さんの質問の中にも面白い1節が。

「昔はバックハンドの方が安定感があり、

ミスしたくないときは、バックハンドに回り込むくらいでした。」

そう、そんなときはミスらないし、振りぬきやすい。

そんな時は、相当にバックの構えも早いのです。

だから間に合うしバックに対しての集中力もある。。

片手打ちは両手打ちに比べ

スウィングに時間がかかり

腕だけでは勢いがつけにくい。

ただし一旦はまって

フルスウィングすれば、すごいのが打てる。

gasque21407

この魅力に取りつかれれば片手打ちだけど

時間のないバックハンドリターンなども

無難にこなすには両手打ちが楽。

そのうえ

トップスピンを前提にすれば

リーチも打点を後ろにできる分

両手打ちの方が広めになる。

 テニス=パンパシフィックOP、決勝はラドワンスカ対ペトロワ

アマチュアの場合は

好きなのを選べばいいのだが

しいて言えば

バックが苦手で克服狙いなら両手打ち。

走りざまのパスなどで

存在感を見せつけようというなら片手打ちカモ。

 feder1407ransbk

松原さんの場合だが

存在感見せつけ意欲モリモリの片手打ちなのだ

しかし、フォアハンドで攻撃中

突然のバックハンドに構え遅れるのはなぜ?

まだまだ発展途上の人としてはそうゆうこともある鴨。

さて、細かい技術的なアドバイスはまた日を改めてお話ししよう。 テニス

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:07 | コメントは受け付けていません。

手首のしなりや

昨日は暑い中

埼玉県所沢からMさんご一家が

1時間のプライベートレッスンに

はるばる、松原テニスクラブ印西まで来てくれた。  晴れ

中学生のお嬢さんのストローク

フォアハンドの振りきりと

バックハンド安定のためだ。

 

今日はこのプライベートレッスンを振り返り

Mさんご一家に理解を深めてもらい

これからの参考にしてもらうこと

そして、他の皆さんにも

さらにストロークの理解を深めてもらうための参考にしてもらいたい。

 

さて、さっそく打ち合ってみると

フォアバックとも手首が柔らかく

手首から先が自在に動いている

このため

フォアハンドではパンチが足りず

バックはかなり不安定になっている。

 

実はバックハンドは両手で打つため

スウィングが急加速状態になる

手首が柔らかすぎると、面が不安定になりやすいのだ。

だからプロのバック、手首はかなり固い。

date1407

左手の手首を固定すると

相手から面が見えるくらい。

 

手首を固めてしならせないつもりでも

それなりにしなるので

意識的に、しならせない方がいい。

 

レッスンの最後に

ガチガチに力んで、固めたまま打ってもらい

かなり安定していた。

形としては理解してもらえたと思う

後は当分の間、意識して繰り返すしかないと思う。

だんだん余分な力みは

自然に抜けていくので

しばらくは力みすぎ状態でやってほしい。

練習法として、後でフォアハンドでも触れるが

ドライブボレーをするといいだろう。

それとガンガン打ってくる男の子とラリーすること。

 

フォアハンドについては

振り切れない

ハードヒットしきれない原因は

ボールとの位置取りにあると診断した。

要は思いっきりスウィングしたときに

ボールがここにあればいい

TENNIS-GBR-WIMBLEDON

ということ。

 

それとフルスウィングするときには

フォアの方も、手首を緩める余裕はないだろう。

aza1407

この手首を固める練習が

ドライブボレー練習、目的の一つなのだ。

 

もう一つの原因が

インパクト直前の上体の向き

前向きになり切れていない。

しっかり前向きになっていないと

フルスウィングの空間がないのだ。

 

だから前向きになれるよう

スウィングも鋭くなるよう

高い打点のワイパー練習から入り

低めの打点でも左側に引っ張って振り切れるように

繰り返し練習。

 

次が本題の位置合わせ。

いつもこのブログを読んでいる方ならご存知の表現

「ダッ、ダ、ダ、ダ、グウッ、バシッ」

要は

細かい位置合わせタイミング合わせの足が前半にあり

最後は大きな踏み込み、グウッ、で踏ん張り

飛び上がるようにして、バシッと打つのだ。

Brisbane International 2010 - Day 5

この位置決めが完璧なら

フルスウィングできるし

早めに足が止まり

最後の調整が小手先になれば

全身でのフルスウィングなど夢のまた夢。

 

練習としては

バスケットリングへの、ジャンプ  (のまね)

自分がすでにできることを納得してもらい

サービスライン後ろで

素振りそして、球出しで練習。

できることを確認したらベースラインへ。

クロスに気持ちよくバシバシと打ち込んでもらった。

 

そして次は

居る場所に来た時も踏ん張って飛び上がる

これは逆クロスに打ってもらった。

 

このフットワーク

理屈では簡単だが

やり続けるには強い意志がいる。

それとやっていない人たちの中に入ると

自分だけが変な奴と思われちゃうかも。

 

でもチャンピオンになっちゃうなんて

大抵変な奴。

強い意志で

そうまでしても勝ちたいという意思で

ぜひ、身に着けてもらいたいものだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 日記, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:35 | 2件のコメント

構えとスプリット

『テニプリ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  テニス塾でお世話になりました。テニプリです。
引き続き拝読させていただいております。
じつはいま中学校の女子ソフトテニス部の顧問をしています。
硬式テニスとソフトテニスは違う競技ですが、
構え方とスプリットステップは同じだと思います。
さて、女子に構え方とスプリットステップを何度教えても、
次の日にはできなくなってしまうのです。
松原さんは構え方とスプリットステップの仕方はどのように指導していますか。
ご教示ください。m(_ _)m

テニプリ より

水瓶座  私の答えです。

昨日から連続のソフトテニス関連です。

さて

テニスで、ソフトと何が違うのかというと

ボールの硬さ

つまり、ラケット面でのホールド時間がすごく違う。

だから、極端にいうと

テニスではラケット面の向いた方角にボールが飛び出す。

だから、テニスは面の向きがシビアー。

ソフトテニスでは

やはり、極端にいうと

スウィングの方角にボールが飛び出します。

しかも

ボールが軽いため

空気抵抗で落下しやすい

だから、ラケット面や手首の角度について

それほど神経質になる必要がないのです。

そんなわけで

構え方についてはそれほど気にしなくてもいいんでしょうね。

もちろん

高校へ行ったら硬式に移るかもしれませんから

今からきっちりしておいても損はありません。

これは余談ですが

ユーチューブにアップされた

一流ソフトテニス選手のフォーム

なぜか、構え方と引き方が私の言っている通りの人が多い。

そういえば

うん十年前の大学生時代

隣のコートでプレーしていた

北海道学生軟式トップクラスの後衛たち

インカレレベルの人たちですが

ラケット面、とても正確だったのが印象に残っています。

そしてその人たち

いきなり硬式ボールを打たしたらとても安定していた。

もちろんバックもです。

ソフトテニスの方向性が

スウィング方向、80%

面の向きが、20% 影響しているとすると

達人級は、20%のところまできっちりしている

ということでしょうか。

もちろん硬式でも

私が飛距離の調整などで

20%側、スウィング方向やフィニッシュの位置など

かなり気にしていることをご存じだと思います。

さて

どうしたら構えをちゃんとできるかですが

うるさく言うしかないでしょうね。

しかも2日目以降は打ち始める前に言う。

1週間したら

コーチの顔を見るだけで

条件反射で構えるのではないでしょうか。

ところで、昨日のアルマグロの場合

CIMG5314

片面打ちなので

このまま、こんな風に引き始めます。

CIMG5315

さてさて、スプリット・ステップ。

テニス塾でもあの松原さん、全然触れませんよね。

あんまり教えたことがないし

実は、そのものずばりを教えてもピンとこない。

ましてタイミングなんて ・・・

じゃあどうするのかというと

両足をそろえてピョンピョンしている

そこへ球出しする。

 (ほら取ってみろ)

何回かやっているうちに自然にできるようになります。

球出し練習では、自分が次の番になったら動かし始め

ラリーなら合間中、ずうっと足を動かし続け

最後は両足をそろえてピョンピョンするのです。

その最後のピョンがスプリットステップです。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 年寄りのひとりごと, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:10 | 1件のコメント

ソフトテニスからの移行

『レフティスタイル』 さんから4つ目の質問です。

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

4つめは、軟式テニスから硬式テニスへの移行について
私の知り合いが、サークルに入ってきました。ン十年前に軟式を7年やり、最近、(硬式)テニスを始めたとのこと。フォアとサーブはそこそこ上手いのです が、バックハンドは片面打ちで確率は悪いし、またグリップチェンジの癖がないのでボレーは全くダメです。少しでも(硬式)テニスが上手くなりたいとアドバ イスを求められますが、バックハンドは思い切ってダブルハンドにすればと言ってますが、ボレーはどうしたらいいか検討もつきません。そこで、少しでもアド バイスいただけると有難いです。よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

バックハンドですが

軟式のころはバックがうまかったのに硬式ではうまく打てない?

それとも

軟式のころもバックが下手だったので、硬式でもうまく打てない?

どちらでしょうか?

後の方なら

私としての答えは簡単

いっぱい練習しましょう、ということ。

先の方

軟式ではバックがうまかったのなら

面感覚の問題です。

軟式ではボールのホールド時間が長いので

面をかぶせながら打つ人が多い。

同じようにすると

硬式では下に飛んでネットしてしまうのです。

硬式では面の方向が重要ですので

バックハンドの場合振り出してからインパクト後少しまで

垂直面を保つ必要があるのです。

140722heninbk1

エナンのバックハンドはウェスタンの裏

全くの軟式グリップです。

しかも、世界1のバックハンドです。

アルマグロも

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CIMG5321a15

この人は軟式と同じ、片面打ちです。

垂直面を保っているでしょう。

軟式で面ができていた人なら何でもない。

そのままでいいと思います。

ボレーですが

ちょっと昔、1920年ベルギーのアントワープ

日本のオリンピック史上、最初のメダルを獲得した

テニスの男子シングルスとダブルス

ともに銀メダルの、熊谷一弥大先輩です。

フォアボレーの写真です。

kumagai.fb

100年後の東京は錦織君にとってほしいですね。

そうそうボレー

このころの人たちはバックもウェスタン

できないことはないのです。

とりあえずの試合はウェスタンで

並行して、薄いグリップを練習したらいいんじゃないでしょうか。  テニス

カテゴリー: バックハンド, ボレー, 年寄りのひとりごと, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 17:15 | 1件のコメント

今日はトミーテニス塾

今日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

1、2時間目はフォアハンド

フォアハンドはやらなくてはいけないことが多いし

皆さんからの需要が多いのでこうしたのだ

3時間目のみバックハンドだった。

 

フォアハンドでは

ワイパースウィングを理解してもらうために

本当に振り子を用意した。

CIMG3166

ヒモの先につけたオモリを振り回すのに

どこに向かって力を入れるのか?

しっかり感じてもらったのだ。

具体的には

ラケットが上に向かって振りあがっていくところなのに

手の動きはすでに下向きになっているといった具合。

皆さんにもやってもらった。

CIMG3172

縄振りの後は皆さん劇的にスウィングが鋭くなり

ボールがよく落ちるようになった。

効果てきめん、すごかった。

 

3時間目のバックハンドでは

手首を後にそらせないとか

姿勢の矯正などをウォームアップでやった後

ラケットを手前に引っ張りこむようなスウィングで

ショートクロスにチャレンジ

ショートクロスができればどこへでも打てる。

次はショートクロスの応用、ジャックナイフ

そしてリターンへ。

CIMG3154b

私のバックに入るスピンサーブをリターンしてもらう。

CIMG3162

全員、手首を硬めることがしっかりできてきて

安定して強いリターンができていた。

上手く返球できたらそのままラリーだったので

またフォアハンドでも打ち合いを多くしたので

全員と対戦する私の打球の量がとても多く

私のほうも、また上手になってしまったかもしれない。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:19 | コメントは受け付けていません。