カテゴリー別アーカイブ: 試合

試合前のウォームアップ

『れね』 さんからウォームアップの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは。
全豪オープンも終盤にさしかかりました。錦織選手の試合の解説で、気になった点が。
「試合前の練習で、汗を流し・・」みたいなことを聞きますが、映像では結構ハードに動いてますよね。
試合前のアップって、何をどの程度やるもんなんでしょうか? あんまりやりすぎると、試合が長引いたりすると途中でばててきそうで。プロ・一般人で分けて教えていただけると幸いです

れね より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

その人によりすごく差があると思いますが

プロの選手ですと

温まって、全力で動き始めるようになるまででも

30分以上かかるでしょうね。

着替え終わって、コートに立つ

その人なりの体操やストレッチで

筋肉を伸ばし、関節を動くようにする。

どこにも故障がなくても

それなりの時間がかかりますが

故障個所があると

(プロで何もないという人はいないでしょうね)

そこを動かすには

その周囲からでしょうか

それはそれは大変だと思います。

 

そして軽くボールを打ち始める。

一通りのショットをやったら

(それだけでも30分以上かかるでしょう。)

そっから先はその人次第

ここで終了の人もいるでしょうし

その日の調子や疲労具合で違ってくるでしょうね。

 

ただこれだけは言える

練習したら

試合でばてるかもしれないけど

調子が出ないうちに

楽に負けてしまうよりはよっぽどまし。

 

試合形式の総合練習。

次に

その日のテーマや

調子の悪いところの調整など。

サーブをえんえんと、という人も

サウスポーのサーブをリターンとか

そこまでやれば

すぐ2時間くらいたっちゃいますよね。

 

だから、1,2時間くらいといったところでしょうか。

 

そして

疲労回復して待機

試合前のウォームアップ。

 

この程度で疲れたら、試合で大変

という人はプロにはならないのでしょうね。 テニス

 

 

さて、アマチュアの場合ですが

試合会場で練習コートが用意されてるなんて

まずありえない。

へたすると

サーブ4本で試合開始。

 

相手もそうで、同じ条件だから言い訳もできない。

だから試合前に温まるやり方を

自分のパターンで作っておく必要がある。

ストレッチとか

体操とか

散歩か軽いジョギング。

そして素振り。

素振りで注意すべきは

入らないフォームをいっぱいやらないこと

腕回り、肩回り、手首、上体などを

ラケットを振る状態にしておくことが大事。

 

次に試合に入るやり方を決めておくこと。

第1球をどんな球種で

どこへ打つか?

エラーをしないで安心して打てるショット

できれば温まるショット。

1501nisikori

私なら

サーブはスピンをいっぱいかけてファーストを入れる。

最初のストロークやリターンはクロスに

ヘビートップスピンで安全に大胆に振り切る。

最初から大胆な奴と見せかけて

安全に、どさくさに1ゲーム目をゲットするのだ。

nadal1501c

結構上手な人でも

最初の入り方を決めていない人が多い。

だからこれだけでもかなりのアドバンテージ。

 

試合の最初から温まっていないうえに

頭も寒いと

これではちょっと ・・・  テニス

 

 

 

カテゴリー: 試合 | 投稿者松原コーチ 20:06 | 1件のコメント

試合で緊張する

『れねしす』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  試合に関する質問です。
娘がスロースターター過ぎるんです。ただ、緊張しているだけかもしれませんが・・・。
3試合目、4試合目でやっといつもどおりもプレーになります。
序盤の試合では、「普段はトップスピン中心なのに、回転も少なく、スピードもない球出しのようなボールを打つ」、「やたらと角度のついたショットを打つ (但し、アウト多し)」、「サーブでは頭のかなり後方に上がったトスを打ってダブルフォールト連発」、「余裕があってもラケットとがぎりぎり届くところま でしか走らなくなくなったり、あきらめるのが早い」、「やたらとバックハンドに回り込み(ちなみに今はフォアが得意ですが、昔はバックハンドが得意)、 オープンスペースが広くなりきめられてしまう」など、疲れた場合や調子が悪いときに現れる症状がでます。 いつもの調子でないことを気付けばなんとかなる かと、先日の試合では、上記のようなショットがでていないかのチェック表を作って試合に持ち込んだのですが、症状がでていても、「そうだった?」の一言。 気づいていないようです。
次の試合は、5Rからなので、最初からきつい試合が予想されます。
試合に備えイメージトレーニングなどをさせるなどはしてるのですが、改善につながりません。
漠然としすぎですけど、なんか方法はありませんか?
いつも長文で申し訳ありません。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

多分、緊張して、しかも硬くなっているのでしょうね

 

だから、無意識に危険なことは避け

安心なことをするのでしょうね。

 

現在、得意な、フォアハンドよりバックハンドの方が安全?

それは

いいショットを打てるフォアよりも

面の安定したバックなんでしょうね。

それは

見ている方からすれば得意な

どこかでは落ちるはずのトップスピンよりも

フラットっぽい、球出しボールの方が安心

という事にも出ているようです。

 

トスが後ろに上がるのは

指が緊張で、硬くなっているからで

症状がでていても、「そうだった?」 は

あがっていて、ここはどこ? 私は ・・・

という事でしょう。

 

硬くなるのは

神経がデリケートで性格がまじめな証拠

まるで私の若いころのようです。

 

さて、こうゆう子への

いや、親やコーチへの助言ですが

1、 きちっとした、やさしいテニスを教えてあげること。

「ミスしてもいいから深く打て」 なんて

口が裂けても言わない。

もう一つは

2、「テニスで負けたからって、君のことを嫌いにならないよ」

と言ってあげること。

3、試合にたくさん出て、練習試合たくさんして、試合慣れする。

 

2番は松原さんの得意分野ではないので

1番に集中します。

 

まずはフォアハンド

トップスピンだろうがフラットだろうが

ただ振り切るのではなく

振り切らなくても、ゆっくりスウィングでも

コントロールできるフォアにする。

トップスピンだから入るのではなく

基本は、正確に1点を狙えるフォアにするのです。

具体的には

手首を固定し、テイクバックの面を決め

フィニッシュの位置、姿勢も固める。

そしてなるべくステップしながら、動きながら打つ。

 

サーブは

身体を使いすぎないよう

特に

トスを上げるときに動かない方がいいですね。

 

とにかく自信があれば、ビビりません。

ミスが怖いのです。

ミスるわけがないショットならいいのです。

 

私も硬くなりビビるタイプなのでよくわかります

ちょっと思い出話になりますが

私の学生時代、一番強かった頃です

薄いグリップ、フラット性の

フォア系は徹底的にビビりぬいていました。

スマッシュとバックボレー、セカンドサーブは

そんな中でもビビらずに打ち抜いていました。

ミスるわけがないと思っていたからです。

今の私

スマッシュはビビってもフォアハンドはビビりません。

ミスるわけがないと思っているからです。

 

試合でビビりたくなければ

安心して打てるショットを身に着けるしかありません

そしてそれは

真剣にやるテニスなら

練習で安心できる精度ではとてもとても駄目なのです。

ミスるわけがないという精度です。

(真剣て字、わかります?  ミスったら死ぬんですよ)

 

ここまで書いたら私も

ちょっと年頭に当たり

ときめいてきましたので、ネット上で宣言します。

あのころのスマッシュに戻りたいので

またスマッシュ練習をしようかと思っています。

 

「春までに強力スマッシャーとして復活します」

やり方は分かっているのです。

 

すいません、ちょっと横道にそれました。

 

ところで、5Rまでには間に合いそうもありませんね。

硬くなっちゃうお嬢さんですが

技術的な問題をクリアーし自信がつけば

飛躍的に勝てるようになります。

とりあえず

「試合で緊張する」 でいいんです。

そう言ってあげるだけでも効果ありますよ。

 

少しくらいエラーしても気にしないような性格では

逆に将来、大きくはなれないと思います。   テニス

 

 

カテゴリー: ジュニア, 年寄りのひとりごと, 練習法, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:05 | 1件のコメント

ドロップショットの使い方

『オレンジ』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは、いつもわかりやすい解説ありがとうございます。

今回シングルスでのドロップショットの使い方について質問があります。

最近のトッププロは錦織選手をはじめみんなドロップショットが上手いですよね。

自分も真似してやってみるのですが、いいところに落としたなと思っても大概相手に拾われてしまいます。

プロの場合はストロークに威力があるので相手をベースラインの後方2、3メートルまで下げてから打ってるケースが

多いと思います。私のようにそこまで相手を押し込めるストローク力のない人はあまりドロップショットは

使わない方がいいのでしょうか?(相当足が遅い人と年配の人と対戦するとき以外)

また、打つとしたらどういうパターンやタイミングで使うと逆襲されるリスクが少ないのでしょうか?

オレンジ より

 

 

 

私の答えです。

ご質問の通り

ハードヒットと見せかけて、ドロップ

nisiidrops1412

相手をコートのはしっこに走らせた上に

2種類のショット、選択肢が

こちらにも、相手予測にもあるから決まるわけですね。

 

だから、ハードヒットじゃなくても

ドロップショットと対比できる、有効なショットがあればいいわけです。

 

すぐに思いつくのはアプローチショット。

浅いボールが来たときに

スライスを打ちながら前進してネットを取るのです。

safin_voll

(これは365ネット技術解説ページの写真です)

この時にドロップショットを混ぜる。

アプローチを予測しているとドロップショットが取れない。

ドロップショットに備えると

前がかりとなり、パスが打てない。

下手すると、深いアプローチと行き違いになる。

 

もちろん、ネットへ出なくても

クロスの深いスライスとストレートのドロップショット

という組み合わせもありです。

 

 

どちらのショットもスライスなので

うまく打つと、インパクトするまでどちらなのかばれない。

nisifs1412tb

もう一つの使い方が

ばれても構わない

取られても構わないドロップショットの使い方。

 

深いボールの後に

ドロップショットを打って、相手をネットに来させる。

次のボールをパスかロブ。

相手コースが読めるなら

こちらも前進し、ボレーで処理するという方法もある。

私の知っているベテランプレーヤーに

ロブボレーで抜くのを楽しんでいる人もいる。

ただし

短めのボールを楽しみにしているような人に対しては

こちらが墓穴を掘り、あえてご奉仕という結末もあるので

相手ショット、持ち球を十分考えたうえで実行すべきですね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, ドロップショット, バックハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:10 | 1件のコメント

ネットすれすれを打てばいい

『butchcoon』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

先生、たびたびすみません。さきの質問に関連するかもですが、よく「ネットの上30センチ以 内をねらえばバックアウトはしないよ」と指導されたりします。たしかにネットから2,30センチ以内の高さでボールがネット上を越えていくボールはバック アウトはしません、結構な強さで打ってもです。しかしコンスタントにそんなこと可能なのでしょうか?

butchcoon より

 

 

 

私の答えです。

「ネットの上30センチ以 内をねらえばバックアウトはしないよ」

確かに、ほぼその通りです。

半面のラリー練習だったらできます。

「試合中にコンスタントにやり続けられない」

という以外に欠点はありません。

ジョコビッチさんなら、松原さんを相手にうまくやってのけられるでしょう。

ただ相手が錦織で

お互いに、相手の強力ボールに対してできるのかというと?

1411nisikorifor

私だって

ジョコビッチ相手には絶対にできないでしょうが

中級者相手ならうまくやって見せられると思います。

要はすごく実力差があって余裕がればできるということ。

競る試合を勝ち抜いていこうという人には

役に立たない話だと思います。

1411nisikori

もしそれが簡単にできるのなら

ナダルは変わらないと思いますが

ジョコビッチもフェデラーも

トップスピンなんてやめていると思います。

彼らのトップスピン

ものすごい量ですよ。   テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:35 | 3件のコメント

ヤングの戦法

決勝戦はすごかった。

お互いにサービスダウンは1回。

ラオニッチの喫したブレークポイントは

最後の最後、マッチポイントのみだ。

 

ここから見えるのは

錦織の勝負強さということになっているが

勝負のポイントに至るまでに

1,3セット目は

自分自身がブレークされなかったという事実がある。

この事実がなければ

勝負強い場面はやってこないのだ。

 

このレベルになると

サービスキープが当たり前

そのうえで一瞬のチャンスをつかんだ

勝負強さが必要なのだ。

 

そして当たり前のサービスキープを

当たり前に

錦織以上に続けたラオニッチもすごいやつなのだ。

 

さて、アメリカの183cmサウスポー、ドナルド・ヤング

CIMG5479

先日、錦織の応援に行った2回戦で

4-6 6-7 で錦織に敗れた。

 

サーブのポジションについては先日触れたが

今日の話はリターンゲーム。

何度もリターンゲームで錦織にプレッシャーをかけ続け

かなりの接戦を演じた。

 

そのやり方はセカンドサーブでの

バックハンドライジングリターン。

バックの方が攻撃力に劣るので

錦織のセカンドサーブはほとんどバック側へ。

打ち合いに持ち込みさえすればいいという考え方。

 

これをヤングは逆手に取った

大事なポイントでセカンドになると

前進して、両手バックでライジングヒット

面白いように決まる。

 

これはダブルスプレーヤーがよくやる戦術。

フォアハンドだと大ぶりで難しいが

バック、特に両手打ちプレーヤには得意な人が多い。

プロの場合

これをいかすため

サウスポーが入るペアーは

リターンゲームで

二人ともバック側のサイドに入ることが多い。

 

錦織も最後はこれに気づき

後半、重要なポイントでは

セカンドをフォアに入れて、大けがを防いだ。

ストレートで勝ったが

けっこうきわどい試合だったと思う。

 

ヤング

動きもいいし

サウスポーのいやなサーブ。

CIMG3762

フォアがもう少し安定してくると

もしかしたら、次代の4人は

錦織、ラオニッチ、ディミトロフ、ヤ・・   テニス

 

 

カテゴリー: シングルス, 試合 | 投稿者松原コーチ 22:15 | コメントは受け付けていません。

勝ちにこだわる人

『オレンジ』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。

練習の取り組み方についてコーチの意見を伺いたいので質問させてください。

私の知り合いで練習熱心なのですが、とても勝負にこだわりの強い人がいます。

例えばダブルスの練習試合をするときは必ず自分が勝てるようにペアを組みたがります。

ミックスダブルスでは徹底的に女性を狙いまくっています。

本番の試合ならともかく練習のときに目先の勝ちにこだわってそういうことをやっていては

結果的に自分の上達を遅らせていると思うのですが……

でも練習と試合は同じという言葉があります。練習でやってないことを試合ではやってはいけない

ともよく言われますが、その人を見ているとある意味言葉どおりだなとおもいます。

つまらない質問かもしれませんがちょっと気になったのでコメントよろしくお願いします。

オレンジ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

皆さんで、ルールを作っちゃえばいいのでは

例えば、 「ペアーはじゃんけんで決める。」

そうゆうやり方がいやなら

やめてもらえばいいのです。

 

女性ばっかり狙う

弱点を突くのは試合での鉄則ですから

「女の子も強くなればいい。」

それでも女性側がいやなのならば

その女性は拒否権を発動して、その人とは試合しない。

「女性とできないのでさみしい」 のなら

考えを変えるか、やめるかすればいいのです。

けっこう、女性たちは強いと思いますけど。

 

「目先の勝ちにこだわる」 のは

強くなるためには必須です。

いいんじゃないでしょうか。

「結果的に自分の上達を遅らせている」  のは

その人の勝手ですから ・・・

 

また、皆から、特に女性から嫌われるのも

その人の自業自得です。

 

とにかく

いちいち注意するわけにもいかないでしょうから

みんなで

その人のいないところで談合して

共通ルールを作っちゃえばいいと思いますが ・・・     テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:15 | 1件のコメント

スクールでのハンデ戦

『与一』 さんからの斬新な質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちわ。
大変につまらないことなのですが質問させていただいてもよろしいでしょうか?

テニスのハンデ戦についてなのですが、ポイントでやるのか、ゲーム数でやるのか、どちらなのでしょうか?

よくスクールが主催している試合だと、ポイントでハンデをつけている場合が多い気がするのですが、
私の素人的な勝手な考えとして、ポイントでやった場合は15ハンデ、30ハンデ、40ハンデの3段階の調整しか利かないのに対し、
ゲーム数でやれば1~5ゲームハンデの5段階の調整が可能なので、
状況によってはこちらのほうが便利じゃないか?と思うのです。

ここら辺のマナー?ルール?的なことって、どんな感じなのでしょうか??

与一 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

マナーとかルールの問題ではないですね。

sate,

ハンデを付ける場合

ポイントの方が厳しいですね。

ゲームだと実力に差が大きくある場合は

何のハンディーにもならないからです。

力の差が歴然とあるなら、気を抜かずに

6-0で勝つつもりでやればいいだけ。

 

テニスのスコアリングは

4点取らなければ1ゲーム取れないところに特徴があります。

ですから

少しレベルが違うとすぐ6-0になっちゃうのです。

 

もし40ハンディーだと

1本ミスしただけで1ゲーム取られちゃう。

相当厳しいですね。

 

ですから

ハンデをつける場合

まずはポイントです。

スクールの上級と中級が当たったら、15ハンディー

初級と上級が当たったら30ハンディー

ダブルスで1人だけのレベルが違う場合は

例えば中級ペアー対中級上級の混合ペアーだと

上位ペアーのサーブゲームのみ15ハンディーにするとか。

 

そしてさらに味付けをしたいときに

ゲームハンディーを登場させるのです。

 

スクール初級ペアーとスクール上級ペアーが

各ゲーム30ハンディー

そして3ゲームくらい

0-3開始のハンディーをつけると

かなりの確率で上級が負けます。

何せ、いきなりダブると0-40なのですから。

 

スクールの場合は

上級といえどもけっこうエラーするのでこんなものですが

試合に出てコンスタントに勝っているような

本当の上級者だとあまりエラーをしません

だから、0-30のハンディーくらいでは困らないでしょうね。

でもさすがに、40ハンディーを採用すると

変な緊迫感ばかりで面白くないイベントになっちゃいます。

 

もう一つ考えられるのは

上位者のサーブを1本にすること。

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ここまで含めて考えると

かなり現実味のある

両者が面白い戦いができると思います。

 

参加者みんなが納得して楽しめるイベントにするには

下のレベルの人も、やりようや運によって

時々は、上のレベルの人に

勝てるくらいのハンディーを設定する必要があります。

それ以上のハンディだと

面白くないイベントになる可能性が強いと思います。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:23 | コメントは受け付けていません。

シコラーをやっつける

『レフティスタイル』 さんからの連続質問シリーズ、再開です。

以下がコメントのその部分、8つ目の質問です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。 ・・・・・

8つめ、シコラーと対戦した時の勝ち方について
先日のクラブ対抗戦で、私はグリグリスピンの相手に負けましたが、後輩はシコラーと対戦していました。相手はダブルスを3セット終えた後で、体力が尽きる、また故障寸前で、全く攻めてきません。
全て軽いスライスの山ボールで返してきます。後輩は左右に振るのですが、コントロールも確率もイマイチで1セット目を1-6で落としました。
そこで、アドバイスしたのは、「こちらもリスクを負うな。攻めるな。徹底的につなげ。相手が潰れるまでねばれ!」でした。功を奏したのか、からくも2セット目を取り、接戦のまま第3セットで日没タイムオーバー、再試合となりました。
私なら、チャンスボールをブン殴って、ネットへダッシュしたいところですが、相手のペースにはまると上手くいかないこともあります。こうした時はどうしたらいいのでしょうか?
稚拙な質問ですが、よろしくお願いします。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

基本的には

オープンコートへ打って走らせ

短くなったら決めるかネットへ

ネットへ出たらスマッシュ。

これができれば簡単に勝てます。

できなければ泥沼へ ・・・

左右に振るところまではできるけど

最後の決め球が打てない人が多いのではないでしょうか。

決め球を練習しておきましょう。

1、短いボールを短くアウトしないようにクロスに決める。

2、ボレーをショートクロスに、またはドロップ。

3、スマッシュを逆クロスに。

これらをしっかり練習しておくことです。

練習してないのに試合でできないのは当たり前

深いショット、ラリーばかりしていても駄目です。

ボレーも決め方を練習する

ストロークと打ち合いをしているだけでは決め球は覚えられません。

とまあ、ここまでは当たり前の松原さんの話。

今日は念のため

東戸塚松原テニススクール田村コーチに知恵を借りました。

こうゆう場合どうすると聞いたら

「僕ならスライスで前後の走らせますね」 とのこと

nisiidrops1408

前に来たらトップスピンのショートクロスで抜く、またはロブ。

「シコラーは横には強いけど、前後に動かすとヘロヘロ」

と言っていました。

こちらの方が先手意地悪で

ゲームを支配するということのようです

参考にしてみてください。

nisi1408maitta

ただし、浅く打ったら

相手のドロップショットには気をつけてくださいね

相手がドロップを打った途端に

嬉しそうにスタートするくらいじゃないといけません。

そしてそれをどう処理するかも決めておきましょう。

そうしないと自分で自分の首を絞めます。

とにかく準備をしっかりしておくことです

そして自信をもって実行。

それでだめだったら?

日没目指してしこり倒すしかありません。 テニス

 

カテゴリー: シングルス, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:59 | 4件のコメント

いいボールを打っても返されたら

レネシスさんから小5のお嬢さんに関する質問です。

夏休みの試合シーズンですので

ほかの質問を差し置いて優先扱いで取り上げます。

以下がコメントのその部分です。

 

カラオケ  またまた、小5の娘に関しての質問です。
ただ必死にボールに追いついて、当てるだけでなんとか返す相手が苦手ということでアドバイスをいただきました。その時のアドバイスを基に、そういう相手にも安定して自分のテニスをできるようになりました。ありがとうございました。
しかし、また同じような悩みが。
必死にボールに追いついて、「当てるだけで返す」までは、同じですが、プラス自分からも打てる子で最近苦労しております。ラリー中、深く回転がかかった球 で娘がおしていくと、面をうまく作って返してくるわけです。そのボールは回転はかかってないものの、弾道が高いので高くはずみます。それも、比較的 深いところにコントロールされるため、身長が低めの娘は、ベースラインよりかなり後方に下がった上で、軸足にパワーをため、貯めたパワーを思いっきり開放 し、打ち終わりで相手に背中をみせる身体を回転させて、自分の顔くらいの高さのボールをスピンを思いっきりかけて打ってます。序盤はその打ち方で、さらに 追い込んでチャンスボールが来たところをたたいて決めてます。中盤になってきたり、2回戦・3回戦になってくると、体力的にきつくなり、同じ打ち方をする ものの、ボールが浅くなりがちに、且つ、回転も少なくなり、相手にチャンスボールを与える形になります。ライジングで処理しようとこころみたこともあるの ですが、練習不足も有りミスが目立ちます。
夏休みで公式戦が続きます。即席でなんとかなる戦い方はありませんか。また、今後じっくり取り組むべき戦い方、練習はありますか。

レネシスより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

基本的にやっていることはその通りで

「根性だ」 というのがまず1番の答えです。

気合を入れてやり抜くことではないでしょうか。

チャンスボールが来るまで打ち続ける

そうしているうちに

体力も根性もついてくる。

TENNIS-GBR-WIMBLEDON

でもすごいですね

よくそこまでのレベルになったと思います

大したものですね。

しかし、ここで気合を入れてやり抜けば

もう1段上に行けます。

 

さて

もし体力と根性で打ち続けることができないなら

しこるしかないと思います。

簡単に決める方法があるなら

最初から苦労はしない。

トップスピンが大変なら

フラット気味にして

相手がエラーするまで

またはあきらめるまでしこり抜くのです。

rad1407hiroi

そうまでして勝ちたいのでなければ

あきらめればいいのです。

テニス、強くなった人はみんな1度はここを通ります

テニス=パンパシフィックOP、決勝はラドワンスカ対ペトロワ

こんな情けないテニスで勝ちたくなかったら

後で、死ぬ気で努力すればいい。

 

とりあえず

明日は安易に勝つ方法がない以上

体力が持つように考えてコートに入りましょう。

スポーツドリンクと水

バナナとおにぎりをもってコートに入りましょう。

最後のパワー用にチョコレートも少し。

 

そんなわけで

この夏は体力と根性で頑張ってください。

一度

「あの子と競るととんでもないことになる」

と評判になれば

それだけで勝ちやすくもなります。

テニス=ラドワンスカらが4強、ウィンブルドン女子単

今後、次の課題ですが

サーブの強化

相手のリターンがチャンスボールになるように。

リターンの強化。

その次のボールがチャンスになるように。

次はドライブボレー。

 

とにかく

早くチャンスボールが来るように

チャンスボールを1発で決めるように。

相手はそれを避けるために無理をする

そうすれば相手のエラーも多くなっていき

ますます試合が楽になっていきます。

 

とはいうものの

お互いにそのレベルになれば

またまた、同じこと。

ますます体力と根性が必要になることは

ラドワンスカだけではなく

プロの試合を見ればわかることですよね。  テニス

 

 

カテゴリー: シングルス, 練習法, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:58 | 1件のコメント

グリグリのスピンを打たれたら

『レフティースタイル』 さんからたくさんの質問をいただきました。

以下がそのコメントの1番です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

1つめは、まさに今回のテーマ「高い打点」に関係する質問です。
先日、ダブルスの試合で、ベースライン付近からグリグリのスピンを打ってくる相手と当たりました。
非常に処理しにくく、深い球はライジング、そうでもない球は高い打点で打たざるを得ず、甘い返球は前衛がポーチに出てくるので、非常に苦労しました。(結局競り負けました。)
こうした相手と当たった時はどう対処すればいいのでしょうか?答えは既に書いていると言われそうですが、どうかよろしくお願いします。

レフティースタイルより

 

 

水瓶座  私の答えです。

深いボールにはライジングで打ったそうなので

つまりライジングを打てる。

相手ボールが短かった時もライジングで打ったらどうですか。

(高い打点で打たない)

つまり積極的に先手を取る。

もちろん、こんな打ち方もアリです。

nishikori1407bk

だいぶ乱暴な答えですが

こんな考えもあるわけで

最近の世の中ではグリグリは結構普通になってきている。

こんな練習もどんどんしておくべきでしょうね。

 

と言ったものの

そうできれば、しかも打ち勝てれば世話はない。

次はちょっと現実的な対処法。

質問の内容はダブルス

しかも雁行陣ですね。

 

雁行陣やめましょう

それで高く跳ねるグリグリはなしです。

サーブ打ったら前に行き、平行陣です。

サーブアンドボレーでもいいし

サーブアンドアプローチでもいい。

もちろんアプローチショットは

スライスもアリですが

ライジングトップスピンで打てれば最高。

 

レシーブゲームも

suzukii140720

リターンダッシュです。

(鈴木・岩淵組はこれで、ジャパンオープン優勝しています)

もちろんトップスピンで打つのもアリです。

ネットで、ボレーで処理すれば、跳ねるボールは関係ない。

 

こんなやり方で確実に勝てるのか?

もちろん確実には勝てません

5分5分でしょうか?

でも、もしそう思えるなら

トライする価値はあります。

 

実はこれ

グリグリ・ストローカーの私が

ストローク力で明らかに負けているときの奥の手なのです。

はぼ確実に打ち負けて、負けそうなとき

(最近、若者とやるとよくあります)

4分6分ならアリだなと思ってやります。

実は、かなり高い確率で勝っています。 テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:17 | 2件のコメント