其の弐 テニスにプロテインは有効なのか?

ミスターTです。

庭球卍固め研究所、第2回のテーマは、テニスに必要とされる栄養素について考えてみたいと思います。

先に結論を言うと、テニスにプロテインは有効ではないといえるでしょう。

なぜか。それについて考えていきましょう。

最近では、運動時にプロテインを飲む方が多くなった印象を受けます。そもそもプロテインはたんぱく質のことで、普段の食事でもプロテインは取れます。ではなぜ最近の人は運動時にプロテインを飲むのでしょうか?

理由を一つ挙げるなら、運動時に壊れてしまう筋肉成分を補給する目的でプロテインを飲む人が多くなったのではないかと思います。特にラグビー等のコンタクトスポーツでは必須のものです。

しかし、

    テニスに必要とされる栄養素はプロテインではありません!

ウスウス気づいているような方もいらっしゃると思いますが、テニスに必要とされる栄養素は糖質・ミネラル・アミノ酸の3つと水分です。

考えてみれば、テニスは試合の最初から最後まで動けることが大切です。そのためにはまず糖質が必要です。よくテニスの試合を見ている時に選手がバナナを食べる光景を見るのですが、実は糖質補給の為にバナナを食べるのです。
次にミネラルですが、運動時には汗が出ます。その汗の主成分はナトリウムをはじめとするミネラルです。諸説ありますが、夏場に炎天下で運動すると、汗1ℓで約1g(1,000mg)の塩分が汗で失われると言われています。
最後にアミノ酸ですが、これはどちらかといえば運動時に必須のものではなく、回復のための補助としての役割を担うものです。わたくしのようなよく足がつる方にはアミノ酸やプロテインよりミネラルの補給が大切なくらいアミノ酸は補助的なものと考えてください。
運動時の水分補給は当然ですが、水分と何を足すかによって水分補給の効果は変わります。また、体質、競技によって合うもの合わないものがあるので、そこはどうなのかコーチなどに聞いてみてもいいかもしれません。

少し長くなりましたが、テニスにプロテインは有効ではないという話、お分かりいただけたでしょうか?
それでは次回の庭球卍固め研究所をお楽しみに。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 17:11 | コメントは受け付けていません。

其の壱 NEXT GEN ATP FINALSの試合形式から読み解く試合形式の在り方

ミスターTです。

前回の最後の方で予告しましたが、新企画が始まります。
企画の名は庭球卍固め研究所(“テニスまんじがためけんきゅうしょ”と読みます)。名の由来はさておき、第一回の本題に入りましょう。

今回のお題は、“NEXT GEN ATP FINALSの試合形式から読み解く試合形式の在り方”です。

昨年から始まった21歳以下の若手選手による戦い、NEXT GEN ATP FINALS。その中で異彩を放ったのが、試合形式です。

ATPツアーの男子シングルスの試合はベストオブ3タイブレークセット制で行われます。また、グランドスラムやデビスカップでは5セット制を採用しています。

ですが、NEXT GEN ATP FINALSの試合形式は
① 4ゲーム先取の5セット制
② ゲームカウント3-3でタイブレーク

であり、通常の試合形式とは異なります。なお、これとよく似たような試合形式にショートセット(4ゲーム先取の3セット制だがタイブレークはゲームカウント4-4で始まる)があります。

確かに、NEXT GEN ATP FINALSの試合形式は独特のようなものですが、背景にあるのはテニスは野球と同じく1試合の時間が長くなる傾向があるということです。

わたくしはテニスの試合観戦に行くとき、1試合2時間を目安に長いか短いかを判断するのですが、接戦になると試合は2時間以上かかるので、確かに試合時間は読みづらい傾向があると思います。

そこでATPはNEXT GEN ATP FINALSを一つのモデルケースとして試合時間短縮に向けた対策をしているように感じます。その一つが今回の試合形式でした。

この試合形式が今後どうなるかはさておき、テニスの試合時間短縮の動きに今後とも注目しています。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 17:40 | コメントは受け付けていません。

まさかの熱中症⁈

ミスターTです。

今日は朝から頭が痛くて痛くて辛い一日でした。

かかりつけの先生に診てもらったのですが、返答は帰ったら休むようにだけだったので、もしかしたら熱中症かもしれないと思いました。

この夏は酷暑続きで熱中症が増えているようです。わたくしは明日から夏休みなので、きっちり調子を戻して辛い頭痛から解放されたいです。

ミスターTでした

P.S.
次回、新企画始動⁈

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:39 | コメントは受け付けていません。

アルファって、何だ⁈

ミスターTです。

昨日の夜からなぜか気になってしょうがない物があります。

昨日の夜、ヨネックスさんのサイト内にあるラケットチャートを見ていたところ、思わずえっ、と目を引くモデルがありました。

それは、VCORE PRO 100 αというものです。

これは推測でしかないのですが、フェイスは 100、フレーム厚はVCORE PROを踏襲して薄めではなかろうかと思います。ちなみに重さはラケットチャートを見ると290g(G)と270g(LG)の2種類があるようです。※ちなみにラケットチャートからVCORE PRO 97のLG(フェイスが97で重さが290g)の記載がなくなっていました。

気になってしょうがないVCORE PRO 100 αのさらに詳しい情報を探しているのですが、まだ見つかってません…

はたして、謎のαスペックの全ては如何に⁈

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:55 | コメントは受け付けていません。

ナイロンガットの立ち位置を考える

ミスターTです。

まず質問です。
あなたのラケットのガットの素材は何ですか?

おそらく回答としては、ナチュラル(牛腸)、ポリ、ナイロンのどれか一つ、または異なる二つを組み合わせたハイブリッドになるでしょう。

今回は、その内のナイロンガットについて考えてみたいと思います。

ナイロンガットといっても、細い繊維を束ねたマルチと太い芯糸の周りに細い糸を巻きつけたモノの2種類があるのですが、わたくしがよく使うのは後者の方です。

何故わたくしがナイロンモノを使うのかというと、マルチより耐久性があり、強打ができるからです。ですが、マルチの打感の柔らかさも捨てがたい印象を受けます。

また近々ナイロンガットについて考えてみたいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 19:29 | コメントは受け付けていません。

カレー食べたいなぁ…

しかも、ビーフカレーのようなお肉ゴロゴロのカレーが食べたい気分なミスターTです。

わたくしはカレーが好きです。
が、具があまり入っているように見えない、表現はよろしくないのですがソースだけのカレーはカレーとは認めてません。それはただのスパイスの効いたソースです。

最近ではあまり家でカレーを食べる機会がないので、カレーといえば外で食べるものなのですが、外食産業やレトルトのカレーは具があまり入っているように見えません。

ですが、渋谷駅にあるC&Cというカレー屋さんで食べたオムビーフカレーがとても良かったので、たまには家でカレー、しかもビーフカレーのようなお肉ゴロゴロのカレーが食べたいなぁと思いました。

さて、ナチュラルガットの材料は牛の腸です。
牛から肉を取った後の内臓を使ってナチュラルガットは作られるのですが、原材料費(牛の腸)が高いのではなく、そこから先の作業でかかる手間ひまがコストとして跳ね返るので、安いナチュラルガットでも1張(ラケット1本分)6,000円程の値段になるのです。

たまにはカレーもいいけれど、たまにはナチュラルガットを試してみたい気持ちにはならないミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 17:42 | コメントは受け付けていません。

えっ?嘘じゃないよね?

ミスターTです。

錦織圭選手の使用しているウィルソン・BURNがまさかのセール入りに驚いています。

贔屓のテニスショップの情報によると、セール入りしたのは錦織圭選手が使う95CV、ジュニア時代の錦織圭選手を支えた95JCV、伊藤竜馬選手が使っている100TOURCVの3種類です。

正直言って錦織圭選手モデルラケットのセール入りに驚いています。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 19:48 | コメントは受け付けていません。

こうも酷暑が続くとなぁ…

ブログどころではないのですがブログを更新します。

改めまして、ミスターTです。

今日も酷暑の中でしたが、テニス会に備えてX-BLADEのガット張り替えをお願いしました。

ちなみに、ガットはモノマルチのハリアーパワー16、ガットがNXTより硬くなるのでテンションは縦も横も45pにしました。

さて、こうも酷暑が続くとネタ探しがおっくうになるのですが、ネタは自分の足で探すのが持論なわたくしなので、熱中症でぶっ倒れないように気をつけます

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 16:15 | コメントは受け付けていません。

また酷暑かい…

ミスターTです。

今日はまた酷暑でした。

こうも暑い日が続くようでは、思考回路がショートしそうです。

さて、8月に入ったのでまたテニス会の誘いが来ました。もちろん参加の予定ですが、はたして体は持つのか?という感じです。

明日はテニス会に備えてX-BLADEの張り替えを検討しています。明日はまた酷暑になりそうなので水を持って行こうかな?と思います。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 18:21 | コメントは受け付けていません。

EPISODE 16 テニスにおける先攻・後攻の差は?

こんばんは。助手のミスターTです。

さて巷では明後日から甲子園球場で始まる全国高等学校野球選手権大会の話題で盛り上がっています。

ここで大博士から疑問が。
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よく聞くけど、野球は裏(後攻)が有利言われてるんけど、テニスは先攻・後攻の差はあるんか?
注)ここでは、先にサービスを打つ側を先攻、先にリターンする側を後攻と表記します。

確かに、野球は一般的に後攻が有利と言われています。
では、テニスはどうでしょうか?

テニスの場合、コイントスやラケットトスで勝った側が先にリターンする側を取ることがあります。
テニスは、サービスを打つ側が有利と言われています。つまり、先にリターンする側を取ることは不利ではないか?となりそうです。

例えば、トスで勝って先にサービスを打つ側(先攻)を取るとしましょう。
そのサービスゲームを自分がキープできれば良いのですが、相手がリターンの上手い人だったり自分にミスが目立ってしまうと相手に取られる(ブレークされる)リスクが大きいため、必ずしも先攻有利とはなりません。

では、先にリターンする側(後攻)だとどうでしょうか。
リターンする側は、ブレークできれば良いのですが、テニスにはタイブレークというルールがあるので、サービスゲームをキープし続けていけばタイブレークに持ち込むことができるので、後攻が有利かと言われればそうでもないわけです。

つまり、テニスはサービスを打つ側が有利ではあるが先攻・後攻に差はほとんどないと言えるでしょう。

助手のミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 20:37 | コメントは受け付けていません。