タグ別アーカイブ: ジャパンオープン

Road to ジャパンオープンpart3

ミスターTです。

今回は、相当久しぶりとなるRoad to ジャパンオープンの3回目として、何故更なる大会招致に動けないかについて話をします。

結論から言ってしまうと、ハード(設備面)、ソフト(おもてなし)両方に課題があると思います。

ハード面の課題は、日本のテニスコートが砂入り人工芝コートが多数を占めているように、「グローバルスタンダード」になっていない→クレーコート、ハードコートの整備が進んでいないことがわかります。

ソフト面の課題は、日本で行われる国際大会は入場無料の大会が多く、なかなか大会の運営費(賞金や付帯経費)を賄えない事情があります。

それぞれの課題についてはまたあらためて話をします。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 19:50 | コメントは受け付けていません。

Road to ジャパンオープン part2

ミスターTです。

特集企画Road to ジャパンオープン、2回目となる今回は、なぜATPツアー大会の招致に動けないのかを見てみたいと思います。

原因はいろいろありそうですが、一つ挙げるとするなら、日本のテニスコート事情の悪さをがあると思います。

日本の大抵のテニスコートは、砂入り人工芝コートが採用されているようです。が、他の国を見てみると、ハードコートクレーコートが採用されているようです。グラスコートは少数派ですが、ウィンブルドンのイメージから、最高峰のテニスはグラスコート大会と言われているようです。

以前より、砂入り人工芝コートの問題点はいろいろなテニスブログを見て書かれていることが多く、それが日本テニス界に重くのしかかっている訳ですが、なかなか砂入り人工芝コートに代わるハードコートやクレーコートが増えません。

現在の日本で行われている国際大会(男子)のテニスコート事情を見てみると、昭島フューチャーズが砂入り人工芝コート、軽井沢フューチャーズがクレーコートで、他の大会がハードコート大会となっています。女子は、クレーコートの大会がなく、ハードコート又は砂入り人工芝コートの大会が行われているようです。

今の世界の潮流では、ハードコート中心ではありながらも、全仏オープンを頂点とするクレーコートシーズン、ウィンブルドンを頂点とするグラスコート大会が整備されています。

つまり、砂入り人工芝コートからハードコート、クレーコートにシフトしていくということが必要ですが、特に問題なのが、クレーコートの大会が軽井沢フューチャーズだけという現実です。せめてクレーコートの大会をチャレンジャーレベルでも作ってもらいたいですが、まずは日本のコート事情を砂入り人工芝コートからハードコート、クレーコートにシフトすることが求められていると思います。

今後、日本でチャレンジャーレベル以上のクレーコート大会、あるいはハードコートにおけるATPツアー250大会の招致に向けて、ハード、ソフト一体となっていく努力が求められていると思いますが、果たしてどうなのか。今後も注目したいです。

次回のこの特集企画では、日本で行われるチャレンジャーレベル以上の大会の現状を見てみたいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 20:46 | コメントは受け付けていません。

Road to ジャパンオープン part1

ミスターTです。

いよいよ始まりました大型企画
Road to ジャパンオープン

記念すべき第1回目となる今回は、日本の国際テニス大会の実情について話をします。

現在、日本全国で行われているテニスの国際大会は、男子13大会、女子15大会。この特集では主に男子の大会に焦点を当ててみたいと思います。

男子の今年の国際大会シリーズは、2月~4月にかけて行われた京都チャレンジャー、慶應チャレンジャーのチャレンジャー2連戦と亜細亜大学フューチャーズ、早稲田大学フューチャーズ、山梨学院大学フューチャーズ、筑波大学フューチャーズ、かしわ国際オープンのフューチャーズ5連戦の7大会を消化し、このあと5月下旬から始まる軽井沢フューチャーズ、東京有明国際オープン、昭島フューチャーズの3連戦、9月終わりから始まるジャパンオープン、そして11月の神戸チャレンジャー、豊田チャレンジャーの2連戦の6大会を残すのみとなりました。

注目は、まず賞金総額の規模です。
一番高いジャパンオープンが150~160万ドル(2億円いかないぐらい)、次いでチャレンジャー4大会が5万ドル(550~600万円くらい)+ホスピタリティー(選手、コーチの宿泊費など)、軽井沢フューチャーズが2万5千ドル(300万円くらい)、そしてその他のフューチャーズが1万5千ドル(170万円くらい)。

こうしてみると、日本一レベルの高いジャパンオープンとそれに次ぐレベルのチャレンジャー4大会の賞金格差があまりに大きい

そこでこの特集企画の目的であるジャパンオープンに次ぐレベルの高い大会(ATPツアー250大会)を作る為に何が必要なのかを賞金の面で考えたいと思います。

基本的に、賞金の規模が大きくなればなるほど、海外勢の選手が来やすくなるのですが、実際にATPツアー250大会の賞金規模はどれくらいなのか見てみました。
→賞金規模の目安は、およそ50万~80万ドル(6千万円~1億円)といったところです。

仮に賞金総額70万ドル(8千万円前後)の大会をジャパンオープンの前あたりに作れれば、日本テニス界の盛り上がりも期待できるはずですが、おいそれといかないのもまた事実です。

次回のRoad to ジャパンオープンでは、なぜATPツアー大会の更なる招致に動けないのかを見てみたいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 21:19 | コメントは受け付けていません。

緊急企画発表!?

ミスターTです。

これはわたくしが思い描いていたテニスの理想像なのかも知れない。

というわけで特集企画の発表です

特集企画テーマは、こちら。
Road to ジャパンオープン ~ジャパンオープンに次ぐ大会を考える~として、ジャパンオープンに次ぐレベルの高い大会(ATPツアー250レベル)の創設の為に何が言いたいかを考える企画を立てました。

錦織圭選手人気から、ジャパンオープンの観戦が年々難しくなっている昨今。しかし、それに次ぐレベルがチャレンジャーレベル(しかも京都、慶應、神戸、豊田の四大会)なのがどうも歯痒い。

そこで、ATPツアー250レベルの大会はどうすれば開催にこぎつけられるのかを真剣、いや、ガチで考えたいのがこの企画の趣旨です。

この企画は、慶應チャレンジャーの時のように短期集中ではなく、長期的スパンで考えたいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 21:10 | コメントは受け付けていません。