LSDが科学的に健康かつ効果的なダイエット法といわれる理由について

-LSDとは?-

昨今のダイエットブームで様々なダイエットが流行っています。その中でも健康的で効果的なダイエット方法として利用できるものがLSDです。LSDとはLong Slow Distanceの略称です。この運動は長時間かけてゆっくりとした速度で、長距離を走るというものです。長距離選手や健康増進を目的にされている方が多くいらっしゃいます。

 

-LSDによって起こる体への反応-

短時間の運動であれば、糖質をエネルギー源として利用しますが、LSDでは長時間体を動かし続けるため、主たるエネルギー源が糖質から脂質へ変わってきます。

この反応に伴い、脂肪細胞内に蓄えられていた中性脂肪が分解され、血液中に放出された遊離脂肪酸と呼ばれる物質がエネルギーの中心となり、燃焼されていきます。これが、ダイエット効果になってきます。

この他に、筋肉を取り巻く毛細血管の量が増えることや、ミトコンドリアに影響を及ぼすなどの作用を引き起こすことで、筋肉でエネルギーを作り出す能力を高め、スタミナを向上させることができます。

この効果を得るための最適強度は、会話できる程度のスピードで30分~2時間走り続けることといわれています。

 

-筋肉は内分泌系!?-

この長時間の運動で、筋肉は体内にあるホルモンを分泌することが近年の研究で明らかとなっています。よって筋肉は一種の内分泌系であるといわれています。その研究でつけられたホルモンの名前が「マイオカイン」です。

 

-LSDとマイオカインの関係性-

筋肉からマイオカインが分泌されることによって、脂肪をよりエネルギーとして利用するシステムが活性化されます。よってダイエット効果をより促進させることができます。また、血管内の細胞にも作用し、動脈硬化を予防する働きを持っています。作用はこれだけに留まらず、肝臓にも作用し、糖の調節機能にも良い影響をもたらします。よって、血糖値の改善、生活習慣病の改善にもつながります。

ただし、このマイオカインは少々の運動では分泌されないことも分かっており、いくつかの研究では20分~1時間の運動時間を要することが分かっています。よって、LSDのように、持続的に長時間の運動を行うことで、マイオカインの効果を最大限まで引き出すことが可能です。

 

-まとめ―

この運動の強度は比較的低めに設定されています。よって、走る速さや、一度に用いる筋肉の量を増やすなどの特異的なトレーニングには向いていません。そのため、アスリートに関しては体を調節させるために利用することが多いと言えます。一方で、あまり運動習慣のない方に関しては、体内環境を改善し、生活習慣病予防に対し、非常に有力であることから、LSDをオススメします。1人では続かないという方は、有志を集い他愛ない話をしながらされてみてはいかがでしょうか。

 

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カテゴリー: ダイエット | タグ: | 投稿者monsutoro 00:38 | コメントをどうぞ

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