-センスがないから上達しないは間違い!?-
テニスの上達のスピードは人によって異なります。
上達しない人には上達しないだけの理由があり、その理由を探ることが重要となります。
あまりに上達しないと、センスがないからという理由に落ち着きたくなるかもしれませんが、それは必ずしもイコールで繋がるものではありません。
-大前提として量は必須-
上達のための基礎はみんな同じです。その一つが量です。
5回やった人より、50回やった人の方が上達するのはわかりやすい例に思います。
月1回より週1回、週1回より週3回というように自分の出来るペースでいいので量を増やすことをおススメします。
-上達しない理由は混在していることが多い?-
ある程度の量をこなしているのに思うように上達していない場合、考えられることがいくつかあります。
これらは1つ1つが独立しているわけではなく、複雑に混在していることが多いです。原因解明をスムーズにするためにも一般的に原因となりやすい項目をお伝えします。
-上達を阻害する6つの要因とは-
フォーム
フォームが原因の場合、打点がつかめていないことがあります。打点をつかむためにはポジションをしっかりしないといけなくなるのでその点も重要視します。ポジションに入りきれない場合、準備段階(テークバックやスプリットステップなど)に問題があるケースもあります。
【問題点】
①打点はつかめているか
②ポジションには入り込めているか
③準備段階はシンプルであるか
体重移動(重心移動)
体重移動はとても重要なポイントです。フォアやバック・サーブのどの球種にも必要なものであり、これがうまくできていない場合はほとんどの確率で手打ちになります。
【ポイント】
①打つ前の生み踏み込みが出来ているか
②視線をボールに当てているか
③ラケットを振り切れているか
練習方法
ただ打つだけの練習ではうまく上達出来ません。その練習に目的があるのかどうかという点と、どんなドリルを行うかという点が必要になります。
【ポイント】
①目的意識があるか
②実践を見越していろいろな動きを練習の中に取り入れられているか
③試合をイメージした緊張感のある練習が出来ているか
メンタル
スキルを向上させるためにはメンタル面が非常に重要です。
試合で負けてしまったときに、メンタルがもたなかったなどの発言をする方をみますが、そういう人ほどメンタルトレーニングを取り入れていない様子が見られます。普段の練習の中でも応用可能なので実践することをおススメします。
【ポイント】
①フォームや試合の流れに対する良いイメージがあるか
②モチベーションを高い水準で保っていられるか
③普段の練習の中にメンタルを鍛える要素を取り入れているか
コンディショニング
テニスを行うために必要な過程です。体を動かしやすい状態に管理しておくことが重要です。
【ポイント】
①睡眠は十分にとれているか
②食事は十分に摂取できているか
③ウォーミングアップはできているか
怪我(既往歴)
これまでしてきた怪我も一つのポイントになります。10年前にした肉離れが実は問題として残っていたなどのいうようなこともよくある話です。怪我による動きの変化により上手く体を使うことが出来ないこともあるので、トレーナーや専門家に診てもらうとよいかもしれません。
【ポイント】
・骨折をしたことがあるか
・捻挫をしたことがあるか
・肉離れをしたことがあるか
-まとめ―
今回は大まかなポイントをご紹介しましたが、これらを細分化すると、まだまだ項目が挙げられます。上達のためにしなければならないことは人によって差があるので、今の状態をしっかりと分析することが一つの解決策になると思います。
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Thank you very much.
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