結婚披露宴の席次の決め方~戸川利郎

結婚披露宴の席次は、当日の出席者の数によってもちがいますが、だいたい、基本的には、第1の卓メーン・テーブルには、上座に並んで新郎・新婦が着き、その左右に仲人夫妻、新郎・新婦の向かい側に双方の主賓が着き、他の卓には、それぞれ、新郎新婦の両親が着くという場合が多いようです。

客の多い場合は、さらに、第4・第5と食卓をふやしますが、どの食卓にも、その下座に、両家の親族を据え、食事のあいだじゅう、その卓の客をもてなすようにします。

座敷で、会席料理-日本料理によって結婚披露宴をおこなう場合の席次は、だいたいするのが普通です。

すなわち、上座の中央、左側に新郎、右側に新婦が並び、その左右に仲人夫妻が着席します。

そして、鍵の手に曲がって、左側の列には、新郎側の来賓・親戚が、主賓を上座に、次賓・三賓・・・・・親戚と並び、末座に新郎の両親が着座。

右側には、新婦側の来賓・親戚および両親が、同様の順序で並びます。

なお、新郎・新婦の兄妹などが列席する場合は、母親の次位ーすなわち末席に着くのが正式ですが、新郎・新婦のどちらかの兄妹はいないとか、双方の兄妹の人数が合わず、双方の両親の座がずれるというようなときは、兄弟を父の上位にすわらせ、両家とも、両親が末席で向かいあうというようにすることもあるようです。

なお、宴会場によっては、日本料理の宴会も、洋式のテーブルに着いて行なう場合があります。

そのような場合の席次は、メーン・テーブルの中央に、新郎は向かって左、新婦は向かって右に着席、その左右に仲人夫妻。

そして、新郎・新婦の真向かいに双方の主賓が着座するようにするとよいです。

戸川利郎

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結婚式の招待状を出すタイミング~戸川利郎

招待状は、挙式の1か月くらい前に出すように心掛け、遅くとも、2、3週間前には相手方に届くように出さなければなりません。

 

あまりぎりぎりの招待では、相手に失礼ですし、出席者がはっきりしなくては準備にも支障が出てきます。

 

招待状の作成にはふつう、10日から2週間かかります。

 

十分時間にゆとりをもたせ、2か月くらい前から手配するといいでしょう。

 

宛名は毛筆で書くのが原則ですが、最近ではペン書きも増えています。

 

毛筆の場合は、薄墨は不吉とされていますので、濃い墨で書くように気をつけます。

 

特に、夫妻を招待する時は、行き違いのないように、宛名に夫妻の名を並記します。

 

招待状に、最寄り駅などを記入した会場の地図を同封すると出席者に親切です。

 

また、出欠を確認するために、返信用はがきを必ず同封します。

 

はがきの裏面には出欠、出席者の住所、氏名を記入してもらい、表面には招待側の住所、氏名などを印刷しておきます。

 

返事の締切りは、挙式の10日前ぐらいがいいでしょう。

 

戸川利郎

 

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