招待状は、挙式の1か月くらい前に出すように心掛け、遅くとも、2、3週間前には相手方に届くように出さなければなりません。
あまりぎりぎりの招待では、相手に失礼ですし、出席者がはっきりしなくては準備にも支障が出てきます。
招待状の作成にはふつう、10日から2週間かかります。
十分時間にゆとりをもたせ、2か月くらい前から手配するといいでしょう。
宛名は毛筆で書くのが原則ですが、最近ではペン書きも増えています。
毛筆の場合は、薄墨は不吉とされていますので、濃い墨で書くように気をつけます。
特に、夫妻を招待する時は、行き違いのないように、宛名に夫妻の名を並記します。
招待状に、最寄り駅などを記入した会場の地図を同封すると出席者に親切です。
また、出欠を確認するために、返信用はがきを必ず同封します。
はがきの裏面には出欠、出席者の住所、氏名を記入してもらい、表面には招待側の住所、氏名などを印刷しておきます。
返事の締切りは、挙式の10日前ぐらいがいいでしょう。
戸川利郎