恐怖の体験

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これをテニスをしない人が読むと、つまらない話だと思います。

試合に出たことのある人であれば私の気持ちを理解できるでしょう。

今日は現役時代によく練習して頂いていた男子と練習の約束をしていました。

そして早朝、思いのほかコートが混んでいなかったので最後にシングルスをワンセットすることになりました。

私はその彼に一回も勝ったことがないのです。

ところが、あらよあらよと言う間に4-0リードとなったのです。

このまま勝てるのか?このまま平常心で押し通せ!と自分に言い聞かせて、5-0のボインがありました。

ところがそこで隣のコートのボールが入っていしばらく時間が空き、相手が「これは0-5のポイントだよね」と確認しました。

私はそれがなぜかすごく嫌で、勿論彼は意識的にその言葉を発したわけではなく、何気なく言っただけなのですが、なぜか私の集中の糸を切り離したのです。

それからは!私の打つ球は何一つ入らなくなりました。

ボレーをすれば相手のいる真ん中へ(空きに打てば決まるのに!と自分を罵りながら)。快調だったサーブは突然入らなくなる。レシーブも浅くなり、相手に主導権を握られてしまいました。

そして4ー2と追いつかれてきたのです。

その怖さは、足が震えるほどでした。

たかが練習試合ですよ。でも、久しぶりにあの緊張感を味わいました。

最近短い時間しか練習できないので、相手とミスなく打ち合う練習ばかりして、ゲームとかやっていないのです。

この試合、ここから勝てなかったら、もうテニスは止めようと思いました。

結局。6ー2で勝ちましたが、勝った後も、高校生の時に全日本室内で優勝したときのような高ぶりがありました。❤️❤️


カテゴリー: 日記 | 投稿者佐藤直子 21:54 | コメントをどうぞ

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