今、お米の問題が色々とありますが、その1つに、流通があり、多段階の卸、問屋が問題になっています。
そういう報道を聞いて、昔のカワサキラケット時代を思い出しました。
私は、広報部でしたので、販売のルートの詳細(金額等)は知りませんでしたが、
当時は、テニスメーカー(カワサキラケット等)⇒問屋⇒テニスショップ⇒一般ユーザーという流れでした。
テニスショップでは、定価販売はなかったですが、まあ1割引き、安い店で2割引きでした。
私は選手ではなかったので、自分で使うテニス用品は自腹で購入していましたが、当然、社員割引があり、3割引きで、自社製品を購入していました。
ある時、同期の営業部員から、3割5分引きで、購入できるよと言われ、??となりましたが、カラクリを聞くと、
問屋の社員に頼んで、その問屋の社員割引を使うと、3割5分引きで購入できると。
正確な金額は不明でしたが、例えば、テニスメーカーから3割5分引き以上で、問屋に卸され、その価格で購入できると。
聞いたときは、なぜ、自社製品を販売先の問屋から、自社より安く購入できるのと?困惑しましたが、こうしたカラクリがあったようです。
現在は、ネット販売や、実店舗でも、メーカーから直仕入れが多いようで、もうこうしたことは無いと思いますが、お米の問題で、昔を思い出しました。