日別アーカイブ: 2019年7月19日

負傷との戦い

スクールの最後の方で受けた技術指導で、私は手首を傷めてしまったようです。

テイクバックでかなり手首を後ろに曲げるよう指導を受けたのですが、それを真似てみたらあっという間に手首の小指側にズキンとした痛みが出るようになってしまいました。

調べた結果。これはTFCC損傷といいます。

平たく言うと、靭帯を傷めたということです。

初めてのテニスの怪我。

それもあの指導がなければこんなことにはならなかったという思いが頭をよぎります。

しかしそこは自己責任。

コーチを責めるつもりはありません。

私の受け取り方にも問題があったのでは?

と聞かれれば、明確な反論はできませんから。

それでもあれは不適切な指導だと思いました。

もっと手首を反らして。もっと反らしてと繰り返し指導されたからです。

そんなことする必要はなかった。

あれは彼個人のスタイルなのでしょう。

そのスクールの他のコーチはそんなことは言わなかった。

それに根本的な話ですが、現代型テニスではテイクバックでラケットを下には引かない。

ラケットを立てるはずです。

今なら分かりますが、テイクバックでは脱力することが大事です。手首に負担のかかるテイクバックは根本的におかしい。

彼はスクールのコーチの中で誰にも勝てないようなことを言っていましたが、それは進化をしようとしなかったからではと私は思います。

前の記事でこのスクールは古いテニスを教えていると言いましたが、そこで一番上手いと思われるコーチの打ち方は皮肉にも現代型の回転で打つスタイルでした。

いずれにせよ私はテニスの怪我について学びました。

そしてこの時はテニスが出来ない身体になるのを恐れて半年間お休みすることにしたのです。

その代わり、体力が落ちないようウォーキングやジョギングを始めました。

この頃、最大で10キロ歩いても全然平気だったのを覚えています。

少なくとも健康にはなったようです。

そしてテニスの試合を見たり、テニスの知識を深めていった時期でもあります。

そして再開する時がやってきます。

カテゴリー: テニス活動記録 | 投稿者ぱぱち 11:31 | コメントをどうぞ

昔のテニススタイル

今やネット社会。テニスの情報もちまたにあふれています。

それで違和感を感じたのがスクールの技術指導。

打ち方、とりわけストロークの指導が現代テニスと違うということ。

ストロークは身体の回転で打つのが主流なのに、後ろから前に運ぶように打てと言う。

これ、後でわかったことだけど、伊達さんの打ち方がまさにそれ。なのでどちらが正解ではないけれど、今のテニスを覚えたいというのは、妥当な選択だったと。

ジュニアも一般も身体の回転で打つ。

ネット動画も、ブログも、雑誌も、プロの多くもそのスタイル。

自分が学ぶ時に前後の体重移動で打つ情報はほとんどなく、上達の障害になるだけだと。

この先永くテニスを続けたいこと、運動不足解消が主たる目的ではないことを考えると、ここにいてはいけないと思いました。

それからもう一つ。スクールの中で上達するわけではないということ。

スクールは指導を受ける場であり、チェックしてもらうためにあると私は思います。

実際に上達するのは、その後の反復練習、基礎練習、地味練習です。

繰り返し身体に覚え込ませること。

うまくいった感覚を反復することで上達します。

これは真理であると思うのです。

なので私にとって大事なのは練習の場でした。

好ましくない指導を受けるくらいならネットでも雑誌でも情報源はある。

しかも、練習の場でも上手い人のプレーから学ぶことが出来る。

さらに言えば、スポットでレッスンしてくれる場もあちこちにあり、自分の意識している課題にマッチしていれば検討の余地があるということ。

もはやこのスクールに行く意味を失っていました。

この時点で正しく上達するためのスタイルは確立できてはいなかったものの、何となくこっちの方にいきたいという本能のようなものはありました。

かくして私はスクールを半年で退会することにしたのです。

しかし、そこにはいきなりある試練が待っていました。

カテゴリー: テニス活動記録 | 投稿者ぱぱち 11:15 | コメントをどうぞ