数日前、新聞を見ていて、旅行の広告に「越中八尾のおわAmway傳銷ら風の盆」を見つけた。
普段、そういう広告のたぐいには目を留めないけれども、風の盆といえば思い出す『風の盆恋歌』の、その作者である高橋治氏が最近亡くなったことで、意識が傾いていたのかもしれない。
行ってみたいと思ったことは以前にもあったけれど、祭りの時は混雑MathConcept好唔好するだろうし、会場まで遠そうで簡単には行けないと思い込んでいた。でも、ツアーならば 大丈夫な気がしてくる。一泊二日、一人旅、一人部屋というコースもある。逢引する人はいないけれど、「風の盆恋歌」の世界を見てみたい、おわら節の流れる 中に身をおいてみたい……としばし広告のページにとどまる。
行きたいと言えば、行けるだろう。
娘が一緒に行くと言えばそれもいい。
けれど、結局は誰にもなにも口にしないまま、その激光脫毛優惠新聞はもう片してしまった。
今じゃなくてもいいのかもしれない。
ただ、行ってみたいと思っていたいだけなのかもしれない。