千葉市美浜区ライズテニスサービス
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最新動画がアップされました。
今回RA（ラケットの撓り）の違いでどうなるのか？
検証をしてみました。
RA値が高い程「硬いラケット」=撓りが小さい（高反発）
RA値が低い程「柔らかいラケット」=撓りが大きい（低反発）
RAが高いラケットの代表格はピュアドライブ系です。
RA70～73位に位置します。
逆に低いラケットはプレステージなどのBOX系です。
RA60～63位ですね。
（CLASHはRA53位でかなり柔らかい）
板は厚くなると、撓りにくくなりますね。
逆に薄いベニヤ板は撓ります。
一般的な生活の中から、基本的なことはイメージ出来ますが・・・
厚くてRA値が高いピュアドライブを柔らかい
薄くてRA値が低いBOX系を硬いと表現されているのを多く見ます。
厚くて高反発だとボールコンタクト時間が短い為
軽くボールを打てる感覚、「ボールの重さ」を感じない為
柔らかいと表現されていると思われます。
逆に薄くて低反発だとボールコンタクト時間が長い為
ボールとの設置時間が長く、「ボールの重さ」を感じている為
重い→硬いと表現されていると思われます。
またスピン性、ボールの深さについて補足させていただくと・・・
ピュアドライブ系はスピン性があり
BOX系はフラット系が向いていると言われていることが多く見られますが
これは打ち方によるもので、ラウンドが合うのか、BOXが合うのか・・・
2パターンあります。
ラウンド系でスピンを多くかけるには「弾き飛ばす」打ち方が向きます。
硬いものをボールにぶつけていく感覚で弾く。
打点を前で前で捕らえていく打ち方だと弾けますのでスピンはかかります。
ボールも深くなります。
これを身体を撓らせてボールコンタクト時間を取る打ち方の方が使うと
乗せて飛ばしたくても先にボールが離れてしまい、ボールが浅くなります。
逆にBOX系でスピンを多くかけるには「乗せて飛ばす」打ち方が向きます。
撓りを活かしてボールとのコンタクト時間を取ってコントロールする。
身体を撓らせて乗せていくとスピンがかかります。
ボールも深くなります。
弾き飛ばす打ち方の方がBOX系を使うとパワーが足りず（反発しない為）
ボールが浅くなり、硬いと表現される傾向です。
自分のようにBOX系に慣れ親しんだプレイヤーにとっては
BOX系でボールコンタクト時間が取れる方がボールを操る感覚があり
スピンコントロールがアップします。
打ち方によって、ボールの深さ、スピン性は変わりますので
ラケット選びの際はRA値と打ち方の相性が非常に重要になります。
オーバーパワー気味とお悩みなら、少しRAが低いラケット。
パワーを欲しいとお悩みなら、少しRAが高いラケット。
一気にRA73→RA63だとテニスが変わりすぎてアジャストが難しくなります。
RA73でオーバーパワーなら、RA66～70位を試すなどがキモです。
また、打球感についてですが、メーカーによっての「味」が出る部分です。
セプトングリップのようにグリップ自体が柔らかい素材で覆われいれば
打球感は鈍くソフトに感じるので高反発で硬いラケットもソフトに感じます。
今回の動画は「味」についてでなく、基本的な「撓り」の部分に
フォーカスした検証となっております。
最後に、簡単には・・・
薄いラケット→RAが低い、撓りが大きい
厚いラケット→RAが高い、撓りが小さい
（ラウンド系で薄いなど全てがそうとは言えませんが）
基本的には、これで見分けていただくと良いと思います。
テニスは道具を使うスポーツです。
道具選びでテニスが変わりますので非常に大事な情報だと思います。
お気軽にご相談下さい。
