10日木曜日 昼過ぎから
歴史的な朝を迎えたに違いない。アメリカにおんぶにだっこの時代からの決別の時を迎えたようだ。フィリッピンの新たな大統領も国益のために東奔西走して頑張っている。日本も目を覚まさないと。「太平の眠りを覚ます上喜撰たった四杯で夜も眠れず」
疲労していた上にサービスの練習をし過ぎたらしい。一昨日壁打ちをして、それからワンバンドさせてスマッシュの練習をかなりやった気がする。サービスの練習を10球ぐらいすると背中の違和感にようよう気が付いた。しばらく上から打つのは止めようと思っていたのに、忘れていた。忘れていたぐらいだからだいしたことはと、しかし1時間ほどで引き上げていた。
疲労でくたくたなのは間違いなさそうだ。木金と休めば土曜日の1回戦は何とかなるかもしれない。そこで芝のコートになれて勝ち上がれば2シードの初戦の選手に少しのハンデイをもらえるかもしれないとか思いめぐらしていたら、めずらしく携帯がなった。
誰だろうと耳に当てるとグラスコートからだというので緊張した。何か間違いをしでかしたのか、まさか今日が初戦だったりとか、疑心暗鬼が一瞬よぎる。1回戦の相手からデフォーするとの連絡だった。
ドローを見た時そんなことも思わないでもなかった。彼とはグラスコート選手権が全日本ローンテニス選手権と言われていた頃、数年の挑戦の末、ようやく出場権を手にして対戦したのか彼だった。二年前も彼と対戦して、その時は運よく決勝戦まで勝進み、ランキングもトップテンになり、自信過剰は、その後のつるべ落としにつながっていた。
そして今のぼくは6年前のそのときと、ほぼ同じ状況にある。2回戦はその時の第一シードのT氏、よくどと思うほど同じ人と当る、摩訶不思議としか言いようがない。ドロー作成者はルールにのっとってやっているのだろうから。
この体でとこまで通用するか、楽しみながら三度目の挑戦をすることにしよう。