Windows 8.0/8.1でバッテリー利用状況を取得する
ノートパソコンのバッテリーの持ちが悪くなったり、スリープ(サスペンド)状態にしておいたはずなのに XPS L501x 互换バッテリーの消費が激しかったりするようなことはないだろうか。このような場合、バッテリーが劣化していたり、何らかのアプリケーションなどがスリープ状態に移行するのを邪魔していたりする可能性がある。本稿では、それを調べる方法を紹介する。
ノートパソコンやタブレットPCをバッテリーで使用していると、思いの外、使用できる時間が短くなったと感じることはないだろうか。これは長期間ノートパソコンを使用していると、バッテリーが消耗・劣化してバッテリー容量が低下し、結果、バッテリー駆動時間が短くなってしまうためだ。
また、ノートパソコンの液晶ディスプレーを閉じて、スリープ(サスペンド)状態にしたはずなのに、しばらくして使おうとすると Inspiron N7010 充電池残量がほとんどなくなっていた、といった経験もあるかもしれない。これはスリープ状態に入るのを妨害するようなアプリケーションが実行されていて、液晶ディスプレーを閉じてもスリープ状態になっていなかったり、スリープ中にWindows Updateなどが実行されたりした可能性が考えられる。
http://www.dclog.jp/en/8328803/554732192
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さらにWindows 8/8.1では、「Connected Standby」と呼ばれる機能が実装されており、対応ノートパソコンではスリープした状態でもネットワーク接続の状態を保持し、一定時間(約30秒に1回)ごとにWindowsストアアプリのメールアプリがメールの新着をチェックしたり、カレンダーアプリの更新や通知を行ったりする。こうした機能によっても、少なからずバッテリーが消費され、思ったよりもInspiron 1470 バッテリー駆動時間が短くなる。
Windows 7までは、バッテリー駆動時間が短くなっても、それがバッテリーの劣化なのか、それとも使用状況が原因なのかの判別が難しかった。Windows 8/8.1では、詳細なバッテリーの使用状況などをレポートする機能がサポートされ、これを見ることで、バッテリー駆動時間が短くなった原因を調べることが可能だ。
バッテリーや消費電力についてのさまざまな情報を得ることができる。ときどき実行して、Inspiron 15z 対応バッテリーの状態などを確認するとよいだろう。