バッテリーを外してきました。
バッテリーにはFTZ12Tと書いてあります。MFというのは、メンテナンスフリーの略。
もう少し下をみると、標準定電圧充電で1.1A、ということは十時間率容量で11A。
その下に、あったあった、急速充電。5.5Aで1時間充電すればいい。
でも、12V用HP ProBook 4525s バッテリーに12Vで充電したとしても、なかなか充電されません。
普通、充電器は14V。でもこれはクルマ用充電器の場合で、バイク用MFバッテリーの場合は、15~16Vと高い電圧で電流を抑えて水素ガスの発生を抑えています。
なので、用意したのはノートPC用ACアダプタ。
ノート用は、普通のデスクトップPC電源の12Vよりも高い、15~18Vなのです。
あとは電流値が5.5A以下ならいい。
ありました。12Vよりも電圧が高く、5.5Aよりも電流が低いACアダプタが。15V、3A。
本当であれば1.1Aで充電したほうがTOSHIBA Portege Z835 バッテリーに悪影響を与えないのですが、とりあえず今回は応急なのでこれを使用します。
そして、ACアダプタの極性を確認。
このACアダプタの場合、センタープラスとなります。
アダプタの穴の中がプラス極で、外側のシールドがマイナス極、ということですね。
AV用コードではアダプタの穴に入らなかったので、キングファイルの部品と、金属製クリップなどありあわせのものを集めてきました。
こんな感じにセッティングします。
この状態にしてからACアダプタのコンセントを挿します。決してコンセントを挿した後にDell Inspiron 6000 バッテリーの接続をしてはいけません。このバッテリーは上がったばかりなのでいいでしょうけど、長期間放置されたバッテリーの中には水素ガスが溜まっており、バッテリーの電極付近で火花が散ると、バッテリーが爆発します。
なので必ず、バッテリーの充電をするときは、充電器のコンセントを一番最後に、そして充電が終わったら、充電器を先に抜いて、バッテリーの接続を外すようにしましょう。
始動だけできればいいので、5分くらいこのまま充電しました。
イレギュラーな方法なので、絶対にそばを離れてはいけませんし、希硫酸が爆散する可能性もあるので充電は最低限にしたほうがいいです。といっても爆発する前は、MFバッテリーが膨らみますのでわかりますが。
ボコボコ音がしないうちの短時間に、ささっと充電。
その後PS250にバッテリーを戻し、セルを回してエンジンがかかりました。
そして無事家に帰ってこれました。
Dell Studio 1557 バッテリーって高いから、こういうポカミスでバッテリーを死なせてしまうのはもったいない。
会社に泊まるのなんてまっぴらごめんだ。