日別アーカイブ: 2017年12月20日

知覚過敏・4の治療法

歯神経の興奮をしずめる
知覚過敏は、歯髄神経が「痛い!」という信号を脳に送って起こりますから、歯髄神経を興奮させず信号を送らせないようにすることで症状を軽減します。(超音波スケーラー)これは「歯髄神経の周りにカリウムイオン(K+)がバリアを張るように取り巻いていれば神経細胞が興奮しにくくなる」という性質を生かした方法です。
知覚過敏に有効なマグネシウム歯磨きペースト

マグネシウム歯磨きペーストは、現代人に不足しがちな重要なミネラルであるマグネシウムを、毎日の歯磨きで補うことにより、歯槽膿漏、歯周病、知覚過敏の改善に効果的な、今までになかったタイプの歯磨き粉です

象牙質の露出部分の内部の空隙を封鎖する
露出した象牙質の内部の小さな空隙を、歯と同じような成分の結晶や、その他様々な物質で封鎖することで、歯の神経への刺激の伝達が遮断されて、知覚過敏をなくすことができます。(スケーラー 歯科)そのための材料を歯科医院で塗布する方法(図8、9)の他、歯みがき剤でも結晶の形成を促進する成分を含むものがあります。歯科医院で塗布する方法の方が歯みがき剤による方法よりも効果が高く即効性もあります。

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歯がしみるときの最新治療
歯周病や虫歯で神経までダメージが広がっている場合、根管治療が必要です。マイクロスコープで歯の根元まで拡大して治療ができます。肉眼では判断しにくい部分まで見ることができ、より繊細な治療ができるでしょう。
根管治療では、雑菌の侵入を防ぐため、患部を覆うラバーダム防湿をします。ラバーダムは高度な衛生環境で精密な治療ができ、根管治療による完治率も飛躍的に向上するとされているのです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shikahanbai 16:43 | コメントをどうぞ