J.ロジェ/H.テカウ 6-4 6-3 F.ロペス/M.ロペス
WOWOWの放送では解説が松岡修造でした。やっぱりツアーレベルでプレーしていただけに、この人の解説は一味違う気がします。随分マルク・ロペスを買っていたのが、個人的には嬉しかったです。
ただ、試合自体はそのマルク・ロペスのサービスの弱さがやはり目立ちました。第1セット先にブレークしたにも関わらず、マルク・ロペスのサーブでブレークバックされてしまったのが痛かったです。ロペス組にもブレークチャンスはたくさんありましたが、ロジェ/テカウはそういった場面でいいサーブを入れてフリーポイントで逃げることができました。マルク・ロペスのサーブではどうしてもラリー戦になることが多いので、自分のサービスゲームで相手に流れがいってしまうと、なかなかスムーズにそれを断ち切れないところがあったように思います。
試合以上に印象的だったのは、試合が終わって表彰式の準備中ににロジェとマルク・ロペスが話をしていた姿でした。松岡修造によれば恐らく試合を振り返っての戦術的な話をしているのだろうとのことでしたが、グランドスラムの決勝を戦い終えた直後に対戦相手と冷静に話ができるというところが、お互い一流だなと感心してしまいました。
今大会のロジェ/テカウはドディグ/グラノイェルス、マレー/ソアレス、コンティネン/ピアース、ロペス/ロペスという錚々たるメンバーを破っての優勝でした。この4組との対戦で対コンティネン/ピアース以外はセットも奪われていないというところがさらにすごいです。今年で結成4年目と現在ツアーの中では割と長く組んでいるペアですが、この調子なら来年も継続しそうです。
↓人気のブログランキングに登録しています。よろしければクリックをお願いします。
プロテニスランキング