福井監督から

おはようございます!貴男です。
現在のアメリカとヨーロッパの状況を見ると予想通りというべきなのか、全仏オープン後のウィンブルドンを含めたグラスコートシーズンが全てキャンセルになりました。それはATP・WTA・ITFの全てのカテゴリーの大会です。まずは感染を少しでも食い止めることであり、一日も早く終息に向かうことを願います。
さて昨日のデ杯フィリピン戦の続きですが、初日の試合を迎える前に現地での練習前の出来事をお伝えします。僕と岩渕さんが午前の練習時間に向けてストレッチをしたり準備をしていたところ、練習の開始時間よりも少し前にコートが空いたので松岡さんと辻野さんが先に打ち始めました。その光景を見ながら準備をしていると福井監督から僕と岩渕さんが呼ばれて「二人よりも先に準備して打ち始めないと二人に追いつけるわけがない!!」というお叱りを受けました。どこかで僕は二人に任せていた部分があったし、ジュニア感覚が抜けていなかったのでしょう。
この福井監督からの言葉があったからこそ、テニスへの取り組みが変わり、翌日から会場に行って松岡さんと辻野さんが練習を開始するよりも早くコートに立てるように、いつもよりも早く起きて朝食前に部屋でストレッチとラケットの準備を終わらせるようにしました。当時のナショナルセンターだった久我山スポーツセンターでの練習でも松岡さんに関しては、練習時間のかなり前から準備していて、コートさえ空いていれば自分の時間で動く方です。こちらが準備を済ませていないと失礼ですし、練習前のアップを含めた準備の重要さは松岡さんから学んだことです。
そして迎えたフィリピン戦の初日ですが、第1試合で松岡さんが勝利し、辻野さんが負けて1勝1敗となりました。辻野さんに勝ったフィリピンの選手は完璧なプレーでしたし、翌日のダブルスのために岩渕さんと離れたコートで練習をしていましたが、会場の声援がお祭り状態でした。ランキングだけでは分からないのがデ杯であり、日本チームに松岡さんがいるからと言って優位ではないということを感じた初日でした。続きは次回に!!
それでは、また・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 11:34 | コメントをどうぞ