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御用達とか、育ち方とか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

展示会シーズンである。

プリンスさんの展示会で見つけたこんなもの。
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GRIP PLUS

中はこんな感じ。
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デロっとゲル状の液が出てくる。
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これを手のひらでのばす。
しばらくすると手が滑らなくなる。

そう、選手がチェンジコートで
手のひらをすり合わせているのがこれだそうだ。

使用選手も多いそうだが、契約しているわけではないので
表立っての宣伝は出来ないそう。

確かにグリップとのフィット感が増していい感じ。
なるほど、あの選手も使用しているさすがの一品である。

 

さて、こんな本を読んだ。
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ワタミ創業者、渡辺美樹氏を題材に書かれた本である。
この本は1999年に日経ビジネスの連載を書籍したもの。
当時、ワタクシも日経ビジネスでこの連載は読んでいた。

ちなみにこの本をくれたのは、元フォルクル、
現在は自由人をやめ、外資系アウトドアブランドで
真面目に働き始めたK女史である。

16年振りに読んだこの本、当時とは随分と感じ方が違った。

その感じ方はワタミグループと渡辺氏周辺に起きた
賃金不払いや過剰労働による従業員の自殺など
この本にある先に起きた現実によるものである。

当時、氏は時代の寵児であった。
猛烈に働き、猛烈な上昇志向を持ち、
企業の成長を現実のものとした。
メディアも財界も政界までもがそれを評価した。

実際、受ける印象は前向きに上を目指せば
思考は現実になるというものであったし、
ある種の過激さが良い意味で原動力という印象もあった。

しかし、従業員が過労死したり、給与不払いなどの
どうにも言い訳が立たない現実が見えると
氏の言葉も逆の意味に取らざるをえなくなる。

「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。
途中で止めてしまうから無理になるんですよ」

実際、氏はそういう環境に耐え、乗り越え、会社を作った。
自分がそうしてきたから、当然会社もそういう体質になるだろう。
そんな体質についていけない人間は「止める」を死ぬことでしか
出来なかったのかもしれない。

問題は「自分がこうだったから、皆が同じように出来る」と
(おそろしく)強い人間側の基準を全体に当てはめたことかもしれない。

しかし、現実にそうしてやってきた人にとっては、
「オレはこうだったぜ」と言いたい気持ちもあるだろう。

実際、「自分はこうだった」「こうしてきた」は
ビジネスシーンでよく聞く言葉である。
(まあ、昔話は誇張美化されていることも多いのだけど)

 

とはいえ、あらためて面白い本だった。

会社の成り立ちもよくわかるし、経営とは?、
経営陣(役員)とは何をすべきか、どんな能力を持つべき
幹部とその役割り、必要な能力は?など、
会社の組成については考えさせられることも多かった。

そして最後に思った。

人は育てられたように育つ。
そして自分が経験したように人を育てる。
育てられた人は、それが絶対普遍なものだからその通りに育つ。

話し方から業務管理から商道徳から常識まで、
上司がやっていることをそのまま正しいと思って吸収し実践する。
つまり、アホな上司につけば、アホな部下が出来上がるという恐怖である。

死ぬ一歩手前まで追い込む会社は、
死ぬ一歩手前まで耐えた者が生き残り、
同じことを部下にも望み実践するだろう。

序列や格式を一番に重んじる会社にはそういう人たちが集まる。
というか、そういう人になっていくか、そういう人が残る。

子供が親にそっくりに育つように、
社員も社風通りに育つかそういう人間が残る。

ワタクシ、無駄に年を食ってきただけだが、
いつの間にか上司よりも部下が多くなった。

上司部下の関係性をことさら強調し教育することはほとんどないが、
それでも一緒に仕事をしていれば何らかの影響は与えてしまうだろう。

ワタクシも過去、たくさん(かな?)の上司についた。
勉強になることもたくさんあった。
育ててももらった。

そして、疑問に思うこともあったし、違うと思うこともあった。
決定的に根本が違った場合はそこを離れることもあった。
そのまま育つのは無理だと思ったからだ。

何れにしても、上下によらず人と関わっている以上、
「ワタクシの存在は何にも影響しません」というわけにもいかないだろう。

せめて一緒に働く仲間が「コイツはダメだ。一緒に働けない」
と思うようなことがないレベルとバランスは持たなければと思った次第。
出来てないけど・・・
申し訳ない。

カテゴリー: テニス用品, 仕事, 仲間 | 投稿者Tameblo 05:30 | コメントは受け付けていません。