壊れたとか、真面目とか。

冷蔵庫の具合が悪くなった。

製氷室の氷が微妙に溶けたり、
冷凍室の食材の冷えが甘いような。

そして前面パネルのウォーニングランプが点いた。

どうしようもないので、ひと晩放っておいたら
ランプが消えて、氷も再度固まっていた。
ひと塊りにだけど。

直った?
いや、機械に自然治癒力はないだろう。

完全にアウトではないが一進一退。
非常にジャッジがしづらい。
うむー、どうしたものか。

結局、買い換えた。
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しかし、普段当たり前に使えているものが壊れて
買い換えなきゃいけないのって、
買い物的な楽しさもないし、15万円はダメージ大だ。
はあぁ・・

 

さて、長男くんの受験も終盤戦。
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とりあえず、いくつか合格も出ているし、
もう少しで受験地獄からも解放される。

が、何故かとても元気がない。

妻によれば、かなり悩んでいるらしい。

「ツラい・・」と言って涙を流し、
「自分が選んだ学校で良いのかが分からない」
「就職がどうなるか心配」と悩みは尽きないらしく、
受験が終わり、あとはハッピーな大学生活が
待っているだけとは思えないほどのローテンション。

いちおう親なので、久しぶりに本人と話をしてみた。
受験勉強で手一杯だったし、あまり親と話をする年齢でもないので、
こんなふうに向かい合ってじっくり話すのは久しぶりだ。

本人の悩みを聞いてみる。
妻の言う通り、学校や将来に不安があるらしい。
まだ、すべての試験も終わっていないし、発表も残っているのに。
そもそもどこも行くところがないわけじゃないのにね。

しかし、高校3年生で就職とか将来に不安持つのか?
ワタクシの高校3年生なんて、好きな子のこと以外に悩みなんてなかったぞ。
ましてや将来のことなんて、考えたこともなかったけど。

参考になるか分からないけど、ワタクシの話をしてみた。

何も考えていなかった高校から大学。
ほとんど学校に行かずに、アルバイトと女の子と遊ぶだけだった大学生活。
単位もギリギリで卒業もあやしく、就職活動もろくにしなかったこと。

地方都市の公務員の家庭に育ち、お酒も飲まない父親、
毎日、家族揃って正座での夕食。

仕事イコール公務員みたいな思い込みしかなかった自分が、
こっちに出てきて、アルバイト先や学校で色んな人と出会い、
世の中は公務員ばかりじゃなくて、
たくさんの生き方があるんだなと思ったこと。

公務員試験さえ受かれば就職はなんとでもしてやると言う父親の声を無視し、
大手スポーツクラブの本部に入社、1年も経たずに辞めテニスコーチになったこと。

実績も実力も人脈もお金もなかった駆け出しの頃。
試合に行く交通費もギリギリ、ラケットも買えず、
ストリングが切れないように祈りながら試合をしたこと。

そんなことをしていたら、何故か色んな人が助けてくれたこと。
練習をつけてくれて、ご飯を食べさせてくれた先輩コーチたち。
毎日のように家に呼んでくれて夕食を食べにさせてくれたお客様。
仕事を手伝ってくれてたうえに、毎日お弁当を作ってきてくれたお客様兼スタッフさん。

それでも生きてこれた。

わけも分からずに自分なりに仕事を頑張った時期。
そして退職。
声を掛けてくれた方々。
現在の会社。

昔に戻りたいとは思わないけど、その時々が楽しかったし、
その時の自分なりに一所懸命やれば、悪いことはない。

未来は分からないから不安になるのは当たり前。
でも、それは誰にも分からないし、努力と縁がなんとかしてくれる。

まあ、「なんとかなる(ように頑張る)のだ」(我が家の家訓)

そんな話は今まで一度もしたとこはない。
まともな人生じゃないから参考にもならないし、
するつもりもなかったけど。

話を涙ぐみながら聴く長男。
なんとなく気持ちの整理がついたような、そうでもないような。

後で妻に聞いてみた。

「あの後、どうだった?」

「おとうさんはスゴイって、泣いてたよ」

こんないい加減な人でも生きていけるのかって衝撃を受けたのだろう。
そう、キミは真面目すぎるのだ。

人生はなんとかなる。
なんとかなるように頑張るのだよ。

まずは楽しい学生生活を送ろう。
世界が広がる4年間になるぞ。


カテゴリー: ファミリー, 買い物 | 投稿者Tameblo 05:30 | コメントは受け付けていません。