実は今回は別テーマを書くつもりだったですが、そテーマ資料として実勢価格を調べているとき、何気なくミルガウス価格を見て、思わずパソコン画面を2度見してしまいました。そこで、急遽テーマを変更し、今回はミルガウスについて簡単に触れたいと思います。ミルガウスは、機械式腕時計 コピー天敵ひとつである「磁気」に対抗するために、優れた耐磁性能に特化して開発された耐磁時計です。最初に開発されたは1956年で、名前はフランス語で1000を表す「ミル」と磁束密度単位「ガウス」を組み合わせた造語となっています。
ただし、当時は今と異なり、パソコンすら一般的ではない時代でした。スマートフォンなどはもちろん存在しませんでした。そため、時代的に特殊すぎたため、1988年頃に生産が終了しました。しかし、2007年に復活し(Ref.116400)、現在に至っています。
そして、本題に入ります。復活したミルガウスは最初、黒文字盤が2タイプ(ひとつはグリーンサファイア風防仕様)と白文字盤3タイプでした。現在は、スタンダードな白と黒文字盤風防が生産終了しており、代わりにグリーンサファイア風防黒とZブルー文字盤2種類(Ref.116400GV)が展開されています。
ただ、それ以上に驚くは、すでに生産を終了した通常風防白と黒文字盤タイプであることです。中古であっても、現行モデル新品実勢価格を上回り、高騰しています。しかも、唯一白文字盤タイプは、黒文字盤タイプ150万円前後よりも高い170万〜200万円になっています。ここまで上昇しているという噂は聞いていましたが、これほど高騰しているとは驚きです。