ミスをどう判断するのか? ~ ミスマネージメント ~  

精神力向上シリーズ

ミスをどう判断するのか? ~ ミスマネージメント ~
日本人と外国人の考え違い根底にあるもの

・ミスをどう判断するのか?

 
上記を先日の東レであった伊達選手の例も交えて話していこうと思います。
日本人と外国人の考え違い根底にあるもの

 

自分は一応大学で外国語専攻で短期ですが留学していました。

 
現在でもたまに外国人にレッスンしていますし外国人の友達と外国人もどきの友達(長期留学経験のほぼネイティブ)

 

の知り合い、もいるので理解はしている方だと思います。

 
外国人の発想は基本的には

 

「挑戦して失敗してももう一度やればいいじゃん」

「なんとかなるさ」

「あまり先は考えない」

 

 

方が多いです。外国人文化論ではないのでこれぐらいにしますが、

 

一つのミスにこだわらない事

 

 

が多いです。

 

これは大事です。

 

 

日本人でもアメリカ等で育った方はそういう方が多いです。

 
リスクを取るのは当たり前。リスクの先に夢がある。

 

これはおおげさですが、

 
テニスなら結果でしょうね。

 

この間の東レの時に伊達選手が

images

「もうため息ばっかりっっ!」
ってシャウトしてましたね(^^;)
コワっ

 

もちろん自分も試合に出ていますし、生の試合を海外で観てますので

 

伊達選手がどういう心理かはわかります。

 

これに関してはいろいろ意見はありますが、
あくまで自分の憶測としてですが

 

観客(ほぼ日本人)

「ああっ 大事な所でミスっちゃった」

 

伊達選手

「ここで取られてもまだわからないのにっ。

なんで後ろ向きのため息なの??」
実際彼女のインタビューで
「ああいう風にため息をつかれると会場全体が重くなり自分もそんな気持ちになる」
と言ってました。

 

話を戻して自分の場合。

 

もちろん自分もミスは嫌です。
ただ最近は受け入れられるようになってきました。

 

ミスをするとそこに意識が行きます。
51歳まで現役だった昔の名選手ナブラチロバが言っていました。

images (1)

 
「ミスをしたのではなくボールがネットに引っかかっただけと思うようにしてる」

 

彼女も最初は思うような結果が出ずに悩んだそうです。

 
もちろん超高次元でですけどね。

 
ただ考え方、光の当て方を変える事で全く違う精神状態になれる。

 
そしてミスしても次に向っていける

 
という事になります。

 

 

そして大事な事は

 
ミスするまでのプロセスで何をやったのか?

 
が大事なのです。

 
プロセスが良ければ結果は良くても悪くてもいい。

 
これが成長、進化していけるコツとなります。

 
ミスに対する光の当て方を変えましょう!

 

 

必ず結果は付いて来ると信じて。。

 

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者sinsuke 21:41 | コメントをどうぞ

ストロークのフットワークトレーニングの必要性

ストロークのフットワークトレーニングの必要性

 

~ 石井コーチのトレーニングを通して ~

 
今私の所で手伝ってもらっている石井コーチは

 

コーチをやりながら自分のテニスの向上を図っています。

このトレーニングは半年くらい彼にレッスンをしているのですが、やっと全体の統合が取れてきたので同意の上始める事にしました。

 

ストロークのフットワークトレーニングです。

 

自分のレッスンはよっぽど運動が出来ない人でない限りやる事は一緒です。

 

それは人によって変えないという事ではなく

 

 

根底、軸は一緒

 

という事です。
ショットをおろそかにする方多くありませんか?

 

ポジション、立ち位置、戦略、全て大事です。
がそこをメインに据えて指導しいっても伸びしろは限られてきます。

 
やはりシングルスでショットをしっかり作りダブルスで細かい所を学ぶ。

 
そうすると出来ない戦術がないので結果が出やすいです。
よっぽどボレーセンスがない場合を除いてですけどね。

ただこれは急がば回れの考えですのでとりあえず来週の試合に勝ちたいという方には合っていないコーチングスタイルでしょうね。

それはそれで価値になっていればいいのでしょうが。。

 
さて話を戻して

 

よく指導者の方で

 
「ボールの後ろに入って!」
「もっと足を動かして!」

 

生徒とコーチでもうすでに相互理解があれば別ですが

 

これは指導ではありませんね。

 

生徒各個人で理解の差

 

理解とは頭でと体両方で差が出てしまいます。
これでは生徒さんはかわいそうです。

 
出来る人と出来ない人が出てくる。

 
具体性がある方法は

最初の1歩~2歩→アジリティステップ→軸足の設定(滑るコートならスライド)→軸足の設定

 

となります。

 

石井コーチにはこれをひたすらやってもらいました。
「出来ないな」
と私がつぶやいてますが、

 

彼はかなり運動神経がいいです。

 

だから余計出来ないんですね。

 

矛盾してると思いますか?
自分が過去に行った運動は体に残ります。

 
ゴールデンエイジと呼ばれる14歳までにやったらより濃くシナプスに刻まれます。
彼の中にはあまり細かい動きがなかったのでしょう。

 

というより細かい指導ではなく

 
自分の持ち物で勝負していた

 

 

という事でしょう。

 

 

もちろんこれから身につければいいので全然構いません。
一般レベルの方でもやったら動きが格段に変わります。
少し取り入れて使うだけでもストロークの安定性は変わります。
これを見て出来る方はやってみて下さい。

 

なかなか難しいですよ(-_-)

 
自分に合わせたトレーニングをしたい方は是非レッスンにいらして下さい。

 
お待ちしております(^_^)

 

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カテゴリー: フットワークトレーニング | 投稿者sinsuke 21:22 | コメントをどうぞ

~ テニスで要求される精神性について ~  

~ テニスで要求される精神性について ~  精神力向上シリーズ

 

精神力とありますが今回はマインドセットです。

 

 
自分は経営の勉強の為ビジネスセミナーも行ってますがそこでも同じ事でした。

 

進化しようとすれば一緒ですね。

 

【我慢する力】

 

これは大事です。
我慢と言ってもいろいろあります。

 

現代のように全て揃っている時代は日常生活では我慢が必要ない事も多々あります。

 

ただテニスまたスポーツ関してはここで決まると言っていい程

 

この我慢のメンタリティは大事ですね。

 

1.結果が出るまでの我慢
2.自分の思い通り行かない時の我慢

2通りについて話していこうと思います。

 

1.結果が出るまでの我慢

 

これは長期的に起こる事ですね。

 

一旦これを乗り越える力がつくと結果は出るのが速いですね。

 

他の事柄で成し遂げている人も同様です。
そういう方はほぼプロセスが一緒で体験している所なので頑張り所での爆発力がありますね。
10代でこれを知っている人はその後も強いです。

 

古いですが
「若い時の努力は買ってでもしろ」
ですか。

 

柳川のOBなんかそういう感じです。

 

あそこまでやったんだから自分に出来る。

 

出来ないわけがない。というマインドセット。
限界線が高いんですね。
まああそこまで行かずとも我慢力は必要です。
諦めたら終わりですからね。
2.自分の思い通り行かない時の我慢

 

これは短期的、中期的に起こるのですが
9割は思い通り行きませんよね。

 

どのような事象にも。

 

こんな時は

 

・レベルが上がった時の自分をイメージし続ける。

 

・一つ一つを大事に扱う、行動する。(テニスなら1球、1球)

 

今の先にしか未来はないですが未来が気になるという心理ですからね。

 

でも今の先にしか未来はないので今に集中する。

 

これに尽きます。
そして疲れたらエネルギーが回復するまで休む。

 

 

是非我慢を意識して練習、トレーニングしてみて下さい。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者sinsuke 22:25 | コメントをどうぞ

フェデラーのトレーニング

 

フェデラーのトレーニングビデオ
これは加藤純選手と一緒なので16~18歳くらいでしょうか。

 

 

フェデラーでさえこれだけの基礎トレをやってあのレベルまで到達しているのです。
ただ全ての動きに力みがないという事です。
それなりのトレーニングをしても自然体です。
ムキーという感じではないですよね?
どうしてもトレーニングをするとそういう感じになる方が多いですが、
テニスでもトレーニングでもこの部分を意識してやってみましょう!

 

 

さてビデオの紹介です。

 

まずは縄跳びでウォームアップ
これは重い縄跳び手首の強化をしている場合もありますね。

 

 

縄跳びはいいです。肩の回旋筋のトレーニングにもなります。

 
両足首に巻いた状態でのトレーニング

 

名前忘れました。

 

足に抵抗がかかります。
腰に巻いているのも同様です。

 

メディシンボールも投げてますね。
ボールに別々の色をつけて一気に投げて反応させる

 

動体視力、反射、反応トレーニングですね。
ラケットで触っているのでコーディネーションにもなってます。
ラケットにヒラヒラをつけてコーンフットワーク

 

 

まあフットワークなのでしょうが、体の捌きの要素でしょうか?
これはちょっと真意がわかりません(-_-)
(ジム内で)
ボールペッパー

 
プロがアップで良くやっています。

 

 

体と足と手のコーディネーションですね。

 
オンコートに戻って
メディシンを投げてからすぐにサーブ

 

これは元デ杯監督の竹内映二氏もやられてました。

 

 

背中の意識がアップした状態ででサーブを打っていけますね。

 

プライオメトリックボードを使ってからのサーブ
ボードに載ってから打つのはおそらく高さの意識を上げたいのでしょう。

 
リターンは間違いなく足のバネ感覚が上がりますね。

 
腰に巻いてのボレー全て抵抗をつけて外した時のスピードをあげるのが目的ですね。

 

片足ボレー
片足のバランスを鍛えます。
足の周辺筋のバランスが取れてきます。

 

 

(ジムに戻って)

マシーンは低負荷高回数ですね。
スピードを意識したトレーニングです。
プライオメトリックジャンプをしながらのボールペッパー
テニスは同時並列で事をこなさないといけません。
その能力を養います。
是非皆さんもご自分のトレーニングに取り入れて進化しましょう!

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者sinsuke 08:49 | コメントをどうぞ

「もっと足を動かして!」は正しいのか? 

~ テニスの常識、非常識シリーズ ~  上達するテニスのフットワーク

 

「もっと足動かして」

 

レッスンをやるようになってから自分は一体何回言ってきた事でしょう。

 

ただ疑問はどう動かしてを言っていないなと。。

 

結局生徒さんそれぞれの動きになってしまいます。

 

運動神経が高く、観察力のある方は一通りの動きが出来て低い方は全く出来ない。

 

このアドバイスは最初の2年で止めました。

 

見事に生徒さんは上達しない。

 

私がプライベートレッスンをする時はこの部分をしっかり認識して頂いています。

 

テニスの動きって足動かしたらOKではないです。

 

そのワードで出来る人は3%の天才です。

 

沢山動かす事で逆に良くある


「バタバタする」

「疲れる」

 

 

のような症状になります。

 

テニスは特有のステップがあります。

 

例を挙げると

・サイドステップ

・クロスステップ

・バックステップ

・ランニングステップ

 


分類的には初級ですね。

 

このくらいは皆さんも知っているでしょう。

 

スクールの体操で取り入れている所もあります。

 

ちなみにうちではダイナミックストレッチを薦めています。

 

無声ですいません(^_^;)

 

これはいつでも出来るようにトレーニングしておきましょう!

 

ただこれで解決はしません。

 

ここからの知識が一般の方まで浸透したらかなりのレベルアップが見込めるでしょうね。

 

フットワーク分類中級以上


・ スライドステップ

・ クロスオーバーステップ

・ シャッフルステップ

・ アジリティステップ

・ バウンディングステップ

・ ワンフット(バックフット)

・ クロスビハインドステップ

・ ホップ

・ ラテラルステップ

・ ジャンピングクロスオーバーステップ

・ ジャックナイフ

 
まだまだありますが。。また別の機会にしますね。

 

今回は紹介という事で。

 

つまり状況に応じたステップが必要という事になります。

 

本当にここを理解して使い切っているコーチはまだまだ少ないです。

 

メソッドとしてだけではなく人間の体の構造を理解して指導する事が本質的な上達につながるからです。

 

ジュニアでも放置かその子の能力に任せてる感じです。

 

少しずつですが紹介していきます。

 

是非フットワーク意識して練習してみて下さいね。

 

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者sinsuke 17:54 | コメントをどうぞ

~ テニスの常識と非常識シリーズ ~  膝を曲げるは間違い?

~ テニスの常識と非常識シリーズ ~  膝を曲げるは間違い?

「もっと膝を曲げて下さい。」

良く聞きますね。

まずビデオを見て下さい。

日本人の特性として前傾気味で背中の中心が丸くなっている方が多いです。

そして前傾の捕球姿勢を取る動きのテニスは余計に前傾を助長します。

それは姿勢を起こせば解決するわけではありません。

ここで膝を曲げてというアドバイスの悪い意味での効果が出て来ます。

膝を曲げるとどうしても太ももの前に乗ってしまうのです。

 

この姿勢では綺麗な回転運動が出来ません。

この姿勢では素早く動き出せません。
インカレや全日本レベルの選手を見ても

太ももの前が発達している選手と発達していない選手がいます。

これでは足全体に負担がかかりやすいのです。

それがしいてはケイレンや足の疲れに繋がり、戦績の差に繋がっていきます。

つまり良い事はないのです。

 

正しいやり方は股関節を屈曲します。

これを体に覚え込むまで行います。

ちなみに西洋人はハムストリングの方が発達している方が多いです。

プライベートレッスンの生徒さんはこれを取り入れ出しただけで急にショットの音が変わり相手を見やすくなったと報告を受けました。

まあ当然なんです。

体が起きて視野が広がります。

要は殿筋と大腿二頭筋(ハムストリング)に乗れるか?なんですよね。

ここを使えれば大きいエネルギーを体幹からラケットを通じてボールに伝える事が出来ます。

是非意識してご自分のテニスを変化させましょう!

 

カテゴリー: テニスに適した体作りシリーズ | 投稿者sinsuke 11:01 | 1件のコメント