カテゴリー別アーカイブ: プレイヤー応援!

QF ズベレフ、ジョコビッチ 今季最後の決勝へ(2018ATPファイナルズ)

2018 ATPファイナルズ 準決勝

R.フェデラー vs A.ズベレフ

57 67

わずかな差、ミスが勝敗を分けました。

序盤から、両者、集中してゲームに入り込めていたと思います。

随所に、各々特徴のあるプレイを展開し、奪うポイントの質こそ違えど、拮抗した打ち合いが続いていました。

しかし、第1セット第12ゲーム、少しフェデラーも集中が切れた刹那、0-40。

そしてこの試合初のブレイクポイントをズベレフが一発で決め一気にセットを奪います。

第2セット、更にラリーのテンションが上がりますが、なんとか挽回したいフェデラーの攻撃にもズベレフがよく耐え、タイブレークへ突入。

ここでも両者譲らない展開が続きましたが、ミスをしないズベレフがタイブレークも制し、ついに決勝への切符を手に入れました。

続きは、 テニスのBonJin でご覧ください。

カテゴリー: プレイヤー応援! | 投稿者テニスのBonJin 22:27 | コメントをどうぞ

RR 無双ジョコビッチ、サーシャ 次ステージへ(2018ATPファイナルズ)

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン G.クエルテン組 結果

1位通過 N.ジョコビッチ

2位通過 A.ズベレフ

おめでとうございます。下馬評どおり、絶対王者と王子の勝ちあがりです。

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 6日目

A.ズベレフ vs J.イスナー

76 63

まずは、ズベレフ、自力での2位勝ち上がりが決定しました。若いのに大したものだ。

日本風に言えば、ひとまわり年の離れた対決です。

第1セットは、お互いの凄まじいビッグサーブの応酬、ほぼ、危なげないキープが続き、タイブレークでも接戦の末、ズベレフが勝ちきりました。

実は、この時点で、数字上、イスナーのラウンドロビン敗退も決定。

恐らく、承知はしていたでしょうが、セット間ブレイク中の、少し放心したような表情も印象的でした。

続く第2セット、イスナーも気力を振り起こし、やはり序盤から両者サービスキープが続きますが、イスナーサーブの第8ゲーム。
30-0からズベレフのリターンが冴え、4連続ポイントで遂にブレークに成功します。

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RR 錦織vsティエム 苦しんだ両者に賞賛を(2018ATPファイナルズ)

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン L.ヒューイット組 結果

1位通過 R.フェデラー

2位通過 K.アンダーソン

両者、おめでとうございます。

 

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 5日目

D.ティエム vs 錦織圭

61 64

両者、調子の上がらないなか、ティエムのストレート勝利でした。

スコアほどは一方的ではなかったと思いますが、勝負自体を決めたのはミスの数の差だったでしょうか。

いや、面白いほどミスしましたし、序盤から1stサーブも全然入りませんでした。

こんなことがあるのかと思うほど。

結局、錦織にとっての今大会は、「総じて残念」だったかもしれません。

ただ、悪すぎた分、忘れて、割り切れる部分もあるかと。

世界トップ10に入る人間が、ひとつの大会での不調原因をすべて掘り下げても仕方ないでしょう。

「今季、驚異的なカムバックを実現し、ボーナスステージまで進んだが最後に調子崩した。」という位置づけの大会で良いのかなと。

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RR ジョコビッチがズベレフも制圧 チリッチ1勝(2018ATPファイナルズ)

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 4日目

N.ジョコビッチ vs A.ズベレフ

64 61

安定の王者が、王子様を退けました。

ジョコビッチは、第1セット第9ゲームに2回の被ブレイクポイントがあったほかは、ほぼ危なげない勝利でした。

広いカバーリングでの守備を柱に、とにかく深い返球を左右に送る。

リスク少なく、相手のミスを待つ。

相手のボールが浅くなれば前に出て打ち抜く。

口で言うのは簡単ですが、それが、本来とても難しい。

それを淡々とやってのけます。

勝利の方程式というか、勝ち方のお手本というか…。

サーシャも悪くなく、むしろジョコビッチとそん色ない(言葉を変えれば比較的似ている)戦い方を続けていたのですが、少しずつのエラーが重いポイントに繋がってしまいます。

そして、ジョコビッチは、セットアップして余裕を得た第2セットでは、リターンゲームでプレッシャーを強めて5ゲーム連取の一丁上がり。

今のこの男に、誰が勝てるのか。

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RR ジョコビッチ磐石 イスナーを圧倒(2018ATPファイナルズ)

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 2日目

A.ズベレフ vs M.チリッチ

76 76

好ゲーム、2セットともタイブレーク決着の熱戦でした。

出だしでフィーリングに苦しみ、いきなりサービスゲームを落としたズベレフでしたが、徐々にフィット。

後半に追いつき、タイブレークで第1セット奪取に成功します。

第2セットも先にリードしたのはチリッチでしたが、すぐにズベレフが追いつき、再度のタイブレークも制しました。

チリッチは、第1セットの序盤に、苦しんでいたズベレフを更に追い込めなかったことが後々響きました。

やはり、両名ともストロークの感触には苦労していたようです。

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 1日目

N.ジョコビッチ vs J.イスナー

64 63

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RR 錦織vsフェデラー 掴みとった価値ある緒戦(2018ATPフィナルズ)

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 1日目

K.アンダーソン vs D.ティエム

63 76

アンダーソンの動きが素晴らしい。

強力なサーブも相変わらず堅調、その大きな武器を生かしたネットプレーも冴え、特に序盤は、ティエムに付け入る隙を与えませんでした。

アンダーソンは、今季の好調をそのまま維持して、初出場の大舞台でも集中力を切らすことなくストレートで総当たり戦の緒戦をモノにしました。

頼れる大砲を持っているというのが本当にうらやましい。

ティエムは、序盤、少し動きが硬く、ストロークのミスが多かったことが悔やまれますが、中盤以降は持ち前の攻撃力を発揮、前での反応もアンダーソンに劣らず決めきり、落としはしたもののハイライトの第2セットタイブレークの攻防は本当に見応えがありました。

引き摺ることなく、次戦につなげて行きたいところです。

 

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 1日目

R.フェデラー vs 錦織圭

67 46

長かった…。皇帝を相手に、およそ4年半ぶりに勝利をもぎ取りました。

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Nittoファイナルズ 概要と放送予定(2018ATPファイナルズ)

待ちきれないですね。

ですが、いよいよ日本時間の今夜、2018ATPファイナルズが開幕します。

まだ少し、時間もありますので、今大会の概要と、遡って大会沿革にもちょっと触れたりしたいと思います。

もちろん、既に詳しいも多数いらっしゃると思いますので、そういう方は読み飛ばしてください ^^;。

大会概要
2018 ATPファイナルズの大会は、シングルス部門とダブルス部門に分かれ、各8名(組)で争われます。

以下、ややこしいので、シングルスを対象に書きます(およそダブルスも準ずるしくみです)。

まず、8名の出場資格です。

2018年1月からの年間レースランキングを元に選出される上位8人が基本になります。

レースランキングとは、要するに、1月スタート時はすべてのATP選手が0ポイントで(正確には、シーズン末に開催される「パリ・マスターズ」終了後のランキングが発表された翌週、ポイントがリセットされる)、2018年の獲得ポイントのみで計算された、ファイナルズの出場資格に特化したランキングのことです。

レースランキングは、1シーズンに出場した獲得ポイントの多い18大会分の合計ポイントで計算されます。

いわゆる世界ランキング(エントリーランキング)は、前年の大会~当年の大会(直近の52週)の得失差で、休みなく週単位で計算され、リセットはありません(大会実施の有無や週単位がずれることなどでの特例措置もあります)ので、そこが大きく異なります。

例外的に、レースランキングの9位-20位の選手の中に当年のグランドスラム優勝者が居た場合、8位の選手に替わって出場(2人以上いる場合ランキング上位の選手1人のみ出場)します。

また、同大会では、選手のやむを得ないリタイヤに備え(ラウンドロビンのみ)、リザーブ(補欠)選手も選ばれます(9位-20位の間で辞退者を除く上位2名が選出され、出番が来なかった場合でも賞金が付与されます)。

因みに、決勝ラウンドでの試合前リタイヤがあった場合は、もちろん勝者は不戦勝となるものの、試合そのものはエキシビジョン扱いで開催されるようです。

ただ、これは、正式なルールがあるわけでなく、あくまでも観客のための苦肉の策で、2014年大会決勝では棄権したフェデラーに代わって、既に敗退していた地元在住のA.マレーが急遽呼び出されてジョコビッチと試合をしました。呼び出し要請連絡が来たとき、マレーは自宅で「マリオカート」のゲームをしていたそうです。

次に大会の構成ですが、…

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カテゴリー: プレイヤー応援! | 投稿者テニスのBonJin 03:38 | コメントをどうぞ

Nitto ATPファイナルズ 組合せ発表( 2018ATPファイナルズ)

2018年の最終戦、ATPファイナルズの組合せが発表されました(ここでは単のみ取り上げます)。

直前に、R.ナダルの欠場が発表され、繰り上がりで、J.イズナーが嬉しい初出場です。

ナダルは、腹筋の痛みが回復しないことも原因としていますが、来季のために、足首の遊離軟骨の除去手術もこの機会に行うことにしたとのことです(既に手術は終わった模様)。

未だ、ファイナルズでの優勝経験のないナダルにとっては残念な決断で、ファンとしても寂しく思いますが、先を見据えての判断を尊重したいと思います。

錦織は、グループ L.ヒューイットの枠。

ラウンド・ロビンでの緒戦は、R.フェデラーとなる模様です。

グループ G.クエルテンのリーダーは、王者N.ジョコビッチ。

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カテゴリー: プレイヤー応援! | 投稿者テニスのBonJin 18:21 | コメントをどうぞ

カチャノフ初制覇! ツアー終戦も錦織はファイナル参戦へ(2018パリ)

今季最後のマスターズであるパリの大会が閉幕、ATPツアーでは、下部大会出場選手や一部の選手を除いて、短いオフシーズンに入りました。

そして、その一部の選手のひとりに、錦織圭が名乗りを上げました。

2018ATPツアーファイナルの出場決定です。

おめでとうございます。

4回目の出場!凄いことです。

ツアーポイントの確定後の、J.M.デルポトロの欠場決定により繰上げ当選したかたちですが、無論、この世界では、アクシデントなども勝負の要素のひとつであり、堂々たる選出であることは言うを待ちません。

錦織も、公式声明で、デルポトロに配慮しつつも、素直に喜びを語っています。

上述の件も含め、今季も、ツアー最終盤に様々なドラマがありました。

パリの準々決勝後、私の多忙も重なり、この3日ほど、事象を時間単位で記事投稿することができず、いったん、今回の記事でまとめとさせていただきます(要するにキャパオーバーと、自身のモチベーション低下の言い訳 ^^;)。

続きは、 テニスのBonJin でご覧ください。

カテゴリー: プレイヤー応援! | 投稿者テニスのBonJin 18:26 | コメントをどうぞ

QF 錦織×フェデラー マスターズ制覇に突き進め(2018パリ)

並みの選手ならもうここで十分なんです。

ここまで来たのも、とんでもないことなんです。

先週の決勝で力負けしたトップランカー相手に、文字通り完璧なリベンジもしました。

錦織圭、本当に、本当に凄い!

サーブが安定すれば、世界ランキング6位に対してBPさえも与えない。

2018 ロレックス パリ マスターズ 3回戦

K.アンダーソン vs 錦織圭

46 46

エントリーランキングでは週明け8位が確定。

今季末の本当の最後の最後に、とうとうひとケタ台復帰です。

来季の展望が開けてきたばかりでなく、ボーナスステージのロンドンも現実味を帯びてきました。

これら数字的な成果は、他の選手の動向も複雑に絡み合う相対的な結果であり、目標或いは予想と呼ぶには、たとえ半月前であっても希望・憶測の域を出ない代物です。

ましてや、年初からのの主要大会を見送っての故障明けコンディションから、それらをほぼほぼ実現してしまう、この男!

ただひとつ、今季中のマスターズ初制覇という成果を除いて。

続きは、 テニスのBonJin でご覧ください。

テニス

カテゴリー: プレイヤー応援! | 投稿者テニスのBonJin 18:50 | コメントをどうぞ